C.A.P.10th-証言:玉川真巳子

創作家

1998年大阪芸術大学美術学科卒業。Tamaの名で関西を中心に活動展開中!
主に画面に凹凸のあるアクリルペインティングで各展覧会やイラストなどの仕事を行っている。
CAP HOUSEでは2000年3月に個展の他、「アート林間学校」や「アートフェア」などの各イベントに多数参加。03年より写真を集めて大きな虹を創る「レインボープロジェクト」開始。随時写真募集中!

1)CAPの活動に参加した当時のCAPの様子
私がCAPの活動に初めて参加したのはCAP HOUSEの始まりとなった1999年11月3日の「100人大掃除」の時で、その建物はまるまる一棟廃虚だった。その廃虚が100人の手により、1日で白く綺麗になった。当時は向かいにマンションなどもなく、今よりもう少し見晴しが良かった。その日より約半年間、当時空きビルとなっていた旧神戸移住センターで
「CAP HOUSE - 190日間の芸術的実験」が行われた。

2)CAPに参加した動機
そもそも大掃除に参加することになったのは、当時、芸大で副助手の仕事をしていた私は、同芸大で非常勤講師をしているアーティストの金山直樹さんに影響を受け、誘われるがままに何となくついて来たのがきっかけだ。大掃除は大変だったが、100人という人数で、しかも参加費を払って掃除する、というのが私にとってはあまりにも「そんな無茶な」という感覚だったが、それが現実に起こっていることに大きくCAPに興味をもった。その後より度々CAP HOUSEに通うようになり、仲間もでき、展覧会や各行事、そしてアイドルまがいな活動にも参加したりし、今に至る。