2012年7月27日

7/22 キャップランナー、美術家 x デザイナーのお話し☆

2012年7月22日(日)「キャップランナー 百戦錬磨の旋風(ひゃくせんれんまのつむじかぜ)」vol.03
               16:00〜18:00
               話者:池内美絵(美術家)、岡本啓(美術家)、後藤哲也(オー・プロジェクツ代表/デザイナー)、
               Duncan Brotherton(オー・プロジェクツ デザイナー)
               司会:田岡和也(アーティスト)
               参加費:¥1,000(1ドリンク付)

               「走る」ゲストを招いたトークショー。第三回目は夏休みスペシャルという事で、な、な、なんと!
               豪華ゲストで2時間のトークショーとなります。

池内美絵(美術家)
プロフィール:1973年愛知県生まれ、愛媛育ち、京都、大阪を経て、2012年より神戸在住。
2005年よ りヤスデを飼い始め、イベント等で販売も行う。
池内美絵ホームページ

岡本啓(美術家)
プロフィール:1981年大阪生まれ、2004年 大阪芸術大学美術学科卒業。
ギャラリー椿(東京)ヨシアキイノウエギャラリー(大阪)にて個展。
アートフェア東京(東京)Art Osaka(大阪)韓国国際アートフェア・KIAF(ソウル)等、国内外のアートフェアに出品。

後藤哲也(オルタナティブワークスペースOOO 主宰/株式会社オー・プロジェクツ代表/デザイナー)、Duncan Brotherton(オルタナティブワークスペースOOO/株式会社オー・プロジェクツ デザイナー)
プ ロフィール:これからの働き方を模索し、「個」と「個」がつながる場所を志向するオルタナティブワークスペース。株式会社オー・プロジェクツは、そこから 派生するグラフィックデザインや企画・編集の仕事の受け皿として機能している。大阪のアート情報をバイリンガルで紹介するフリーペーパー『FLAG』や、 デザイン都市・神戸の情報を発信する神戸市発行のフリーペーパー『.DOCK』の企画編集デザインも行っている。
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と、言うわけで何やら面白そうなお話しが沢山聞けそうなトークショーが始まりました。
美術とデザインですよ!
なにか違うのか?って。それを聞いてみましょう!
片方やっていれば、もう片方も自ずと必要でしょうけど笑



先ずは美術家の池内美絵さん。
ご自身の制作活動はもとより、ヤスデの飼育がなんとも興味深いではありませんか。
たくさん居るヤスデを見るとゾッとするのはワタクシだけでは無いと思いますが...
まあ。カワイイつぼは人それぞれですから、ってとこですか。



つづいて美術家の岡本啓さんです。
画像は写真の作品、って言ってもカメラ自体を素材として作品にしたものです。
この様にプリントの写真のみに関わらず、様々な写真用品を素材として用いる作品まで作られます。



そして各作家さんの普段の様子、何気ない日常のお話しなどを伺い、至って普通の生活を見ながらホッとしている会場の皆さま。



そしてデザインのお話しでは株式会社オー・プロジェクツ代表&デザイナーの後藤哲也さんと、同事務所Duncan Brothertonさんのお話しです。
こちらは会社としての現実的な仕事の進め方、作り方をぶっちゃけた内容で興味深いものでした。
ただ、「デザイナーと作家(美術)に優劣は無い」と言う事をしきりに解説されていたのが気がかりです。
クライアント中心的なデザインの仕事から見ると、好きな事だけをこなしている様に見える美術作家は、ちょっと面白く無い感じなのかと読みとってしまいますね。
確かに作家と言うと自由人みたいな印象も無くはないのですが、実際には皆さんと一緒で生活もあり、食べていくのも大変でしょう。そんな当たり前の悩みが日常的なのではないでしょうか。
しかし今回も、とても楽しめたトークショーでした。
二つの仕事は、「質実剛健なデザインの世界と幸せになる為の自身の行為」なんて感じでした。

次回はよりディープに!(希望)なるかは分かりませんが、大変楽しみにしております!
鳴海健二 01カフェ日記
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