2012年12月21日

12月変則営業と年末年始のお知らせ☆

12月下記変則営業になりますのでご注意ください。

22(土)13:00より通常営業
23(日)休業
24(月)休業※CAP SPOT O1にて特設カフェ20121224をオープンします。
25(火)休業
26(水)休業
27(木)通常営業
28(金)通常営業
29(土)〜1月4(金)年末年始休業
1月5(土)〜通常営業

2012年12月24日(月・祝)はCAP SPOT O1期間限定特別エリアにて、CAP X'mas 2012を開催しています。
山のCAP CAFE&SHOP y3も、当日は現地にて1日限定の特設カフェ20121224をオープンします。
CAPメンバーによる楽しい自家製オリジナルスイーツもあります。
美味しい珈琲も焙煎完了いたしました。

CAP SPOT O1:http://www.facebook.com/CAPSPOTO1
CAPのクリスマス会:http://www.facebook.com/events/481598255211844/?ref=22
会場:http://kiito.jp/access/

まだまだ寒い季節ですので、暖かい服装でお越しください♪
今年もありがとうございます。来年も宜しくお願い致します☆


Posted by 鳴海健二 at 11:19 | コメント (0)

2012年12月15日

12/14 ロシアな夜はウォッカとリンゴ!

2012年12月14日(金)カフェトーク「ロシアでの制作報告会 塚脇淳」
               19:00〜/話し手:塚脇淳(彫刻家)
               参加費:無料(要1ドリンクオーダー)

               1959年からの歴史をもつ「彫刻シンポジウム」の精神を継ぐ活動に参加した鉄の彫刻家に話を聞きます。

               *「caper12月号」のピックアップ記事 「塚脇淳、ロシアの大地に彫刻を立てる」はこちらです。

今夜はCAPメンバーのアーティスト、重金属至上主義のタンバさんこと塚脇惇さんです。
こりゃ重いぞ〜汗



なんて言いながら、ご本人は至ってフットワークが軽くアグレッシブな彫刻家でございます。
そして楽しそうな報告会が聞けそうな気配を感じ取った方々が、次々と来られました。
やっぱり話が面白いって大切ですね♪



ロシアでの彫刻シンポジウムとは如何に!を、懇々と語られています。
滞在費、材料費は主催者持ち、作家への謝礼は交通費込みの2.000ユーロ。
わっ、それもうからんな。なんて言ってる方には向かない企画。
小遣いぐらい自腹でも、この広大な異国での制作活動、普段と違う生活空間。
こんな経験を楽しめない人がいるのでしょうか?
なんて事です。



そして現地での制作活動を、写真を見ながらお話しされました。
いつもの環境と違い、現地制作は数々の難関をクリアしながら設計制作していきます。
工場から上がってきた部材の曲がり具合も荒手な修正方法をとらなければいけません。
上の写真は、クレーンなど使っての作品の設置状況です。
いつもながら巨大な造形物になってます。



で、設置完了(左)。
っと、言いたい、いや、したい所だそうです。
このまま塚脇さんの理想的な錆具合になれば完成!、と。
しかし、
主催者と言いますか、国の気質と言いますか、そこでの感覚では「錆」は良くないとのこと。
なんでも、錆に目がいって作品が...らしい。
錆も大切な表現の一部、なんて事はちょっと...って。
ならば塗装するか、あんまり好きじゃないけど。なんて言いながら、どうせなら
グリーンかな。
いや、それが意外とハマってしまったりして。
ん〜、それでもやって見るもんだな。
何気なくちょっと楽しい試みもありました。



そんなロシアでのお話しのあとは、ウォッカです。
ここからウォッカの楽しい飲み方講座が始まりました。
なぜかリンゴの一口大のものが山盛り出てきます

1.二かけらのりんごをムシャムシャ食べる
2.すかさずウォッカを一気に流し込む



これです。
口の中にリンゴの甘みと酸味が残っている間に、ウォッカを流し込むのだそうです。
胃中のリンゴの上に優しく乗せる感じで。
ほー、なるほど、合うな。
みなさん楽しそうにリンゴとウォッカで盛り上がりました!
(他、気の利く差入れで黒パンとか鯖の薫製とか、いやぁ〜どれも合います)



タンバさんこと塚脇惇さんの楽しいノリで夜が更けていきました。
またの機会をよろしくお願いします☆
Posted by 鳴海健二 at 17:25 | コメント (0)

2012年12月 8日

12/7 写真素材の作品について... 山元彩香さん

2012年12月7日(金)カフェトーク「山元彩香 スライドショーとアーティストトーク」
               19:00〜/話し手:山元彩香(写真家)
               参加費:無料(要1ドリンクオーダー)

               今年9月に発表した作品集『amnion』について、制作過程や作品の内容などお話しします。
               当日は作品集の販売も行います。

以前4Fギャラリーにて展覧会をされていた山元彩香さんのトークです。



いきなりですが怖いです。
いや怖いつもりは無いらしいんですが、今の作品はどうしてもこんなイメージになるんだとか。
スライドショーで作品を拝見しているところですが、なかなか面白いですよ。



山元さんは女性ポートレイトを撮ります。
言葉がまったく通じない国ですが、治安が良いせいか身振り手振りで街中にて撮影交渉。
快諾して頂けた女性にはイメージにふさわしいロケ現場に同行してもらい写真を撮ります。
にしても手首から先を真っ赤に塗ったり、妙な布きれをかぶせたり...
一般の方々も良く協力してくれるもんだなぁ、と思います。




本人曰わく、「こんなワタシ」ですから笑
まあまあまあ、わからんでも無いけど、その独特な雰囲気と調子。
出逢った人は、何か楽しませてくれそうな気配を感じてるんでしょう、たぶん。



撮影後はそのままプリントするだけではありません。
プリントの上に薄い紙や古いレース布などを乗せてスキャン、それを出力したものが作品の一つだったりします。
また別の手法では、プリントしたものに直接塗ったり書き込んだり。



そんな様々な行程によって作品が生み出されていきます。



この場合は写真そのものに刺繍が施されています。
そしてその刺繍された写真の上にもやっとしたシートを置いてスキャンすると、作りたいイメージが出来ます。



あぁ、そうですか、分かりづらいですか。
しかし大丈夫です。そんな事もあろうかと、カフェには山元さんの写真本置いてます。
ここでの販売は本に写真1枚が付いて¥1500です。
これにてじっくりと読み解いて頂ければ、きっとその楽しさに出逢えると思います。
良かった!助かった!笑
Posted by 鳴海健二 at 12:10 | コメント (0)

2012年12月 6日

12/1 ただ今カフェ展示中、山田麻美さんのトークです!

2012/11/28(水)〜12/22(土)カフェ展示 山田麻美 個展「トロワ」
               10:00〜19:00 月火定休
               *アーティストトーク12/1(土)15:00〜/参加費:無料(要1ドリンクオーダー)

               存在、重さ、形、時間のようなものや、そうじゃないものについて。
               現象と装置のあわいで揺らいでいるのを、そっと見つけます。

               山田麻美 mami yamada
               1987 東京生まれ
               2012 京都造形芸術大学大学院卒業

山田さんはココの3Fにある共同アトリエにて制作活動中であります。
CAP恒例「夏の林間学校」では子ども達と一緒にびしょぬれになりながら虹など作ってたりして。
なんと言うのでしょうか、昔で言うところの「小粒でもぴりりと辛い」って感じの女性作家でございます。
さて、そんなこぢんまりとした山田さんの「山田ワールド」、あっ、「トロワ」を聞いてみましょう!



意外にも山田さん、幼少期の趣味はホームページ作り。
それもホームページ作成ソフトを使うのでは無くて、THML(プログラム書式)を直接打ち込む作業が楽しい。
そんな少年の様な楽しみを見いだしてたらしく、そこからパソコン世界を楽しむ様になったとか。



それは作品制作の過程にも生かされていて、写真の加工用にプログラムを組んだり。
今回の展示にはありませんが、過去の作品の紹介にてそんな手法のいくつかを拝見出来ました。
また、様々な物事を実現すべく「装置」なんかも考えて行く様になったとの事。
たとえば「水」だけを展示したい。
だけどそれには必ず器的なものが介入する事になる。
いやいや器邪魔だし、って言っても水だけを展示するのは難しい。
まあトンチの利く一休さんなら簡単なのでしょうが。



そして現在、山田さんの作品はコンセプチュアル・アート。
って、とりあえずお話しを聞けば何倍か楽しめるものです。
この世界特有な見た目もスマート、もし意味が分からなくても何かしら発信してる事はわかるでしょう。



今回は展示中の作品の一つをリスタートして頂きました。
みなさん興味津々に覗き込んでます。



オブラートに印刷されたインクが水面から溶け落ちていくサマを見ています。



どや顔に見えますが、決して自慢している訳ではありません。
このオブラートへ三日月型に印刷されたインク、その後水に溶け込んでただの薄いブルーになっていきます。



だからどーなのよー。って横から突っ込んでる絵ではありません。
この仕掛けにも皆さん興味津々。
そもそもオブラートに印刷って。って。
歩留まりは異常に悪いが、面白いアイデアにより出来上がっていく様に話題は尽きません。
そんな不思議少女いや山田麻美さんのトークでした。
Posted by 鳴海健二 at 10:57 | コメント (0)

2012年12月 5日

12月のカフェ・イベント・プログラム

2012/11/28(水)〜12/22(土)カフェ展示 山田麻美 個展「トロワ」
               10:00〜19:00 月火定休
               *アーティストトーク12/1(土)15:00〜/参加費:無料(要1ドリンクオーダー)

               存在、重さ、形、時間のようなものや、そうじゃないものについて。
               現象と装置のあわいで揺らいでいるのを、そっと見つけます。

               山田麻美 mami yamada
               1987 東京生まれ
               2012 京都造形芸術大学大学院卒業



7(金)カフェトーク「山元彩香 スライドショーとアーティストトーク」
               19:00〜/話し手:山元彩香(写真家)
               参加費:無料(要1ドリンクオーダー)

               今年9月に発表した作品集『amnion』について、制作過程や作品の内容などお話しします。
               当日は作品集の販売も行います。



14(金)カフェトーク「ロシアでの制作報告会 塚脇淳」
               19:00〜/話し手:塚脇淳(彫刻家)
               参加費:無料(要1ドリンクオーダー)

               1959年からの歴史をもつ「彫刻シンポジウム」の精神を継ぐ活動に参加した鉄の彫刻家に話を聞きます。

               *「caper12月号」のピックアップ記事 「塚脇淳、ロシアの大地に彫刻を立てる」はこちらです。


Posted by 鳴海健二 at 15:17 | コメント (0)