2012年12月15日

12/14 ロシアな夜はウォッカとリンゴ!

2012年12月14日(金)カフェトーク「ロシアでの制作報告会 塚脇淳」
               19:00〜/話し手:塚脇淳(彫刻家)
               参加費:無料(要1ドリンクオーダー)

               1959年からの歴史をもつ「彫刻シンポジウム」の精神を継ぐ活動に参加した鉄の彫刻家に話を聞きます。

               *「caper12月号」のピックアップ記事 「塚脇淳、ロシアの大地に彫刻を立てる」はこちらです。

今夜はCAPメンバーのアーティスト、重金属至上主義のタンバさんこと塚脇惇さんです。
こりゃ重いぞ〜汗



なんて言いながら、ご本人は至ってフットワークが軽くアグレッシブな彫刻家でございます。
そして楽しそうな報告会が聞けそうな気配を感じ取った方々が、次々と来られました。
やっぱり話が面白いって大切ですね♪



ロシアでの彫刻シンポジウムとは如何に!を、懇々と語られています。
滞在費、材料費は主催者持ち、作家への謝礼は交通費込みの2.000ユーロ。
わっ、それもうからんな。なんて言ってる方には向かない企画。
小遣いぐらい自腹でも、この広大な異国での制作活動、普段と違う生活空間。
こんな経験を楽しめない人がいるのでしょうか?
なんて事です。



そして現地での制作活動を、写真を見ながらお話しされました。
いつもの環境と違い、現地制作は数々の難関をクリアしながら設計制作していきます。
工場から上がってきた部材の曲がり具合も荒手な修正方法をとらなければいけません。
上の写真は、クレーンなど使っての作品の設置状況です。
いつもながら巨大な造形物になってます。



で、設置完了(左)。
っと、言いたい、いや、したい所だそうです。
このまま塚脇さんの理想的な錆具合になれば完成!、と。
しかし、
主催者と言いますか、国の気質と言いますか、そこでの感覚では「錆」は良くないとのこと。
なんでも、錆に目がいって作品が...らしい。
錆も大切な表現の一部、なんて事はちょっと...って。
ならば塗装するか、あんまり好きじゃないけど。なんて言いながら、どうせなら
グリーンかな。
いや、それが意外とハマってしまったりして。
ん〜、それでもやって見るもんだな。
何気なくちょっと楽しい試みもありました。



そんなロシアでのお話しのあとは、ウォッカです。
ここからウォッカの楽しい飲み方講座が始まりました。
なぜかリンゴの一口大のものが山盛り出てきます

1.二かけらのりんごをムシャムシャ食べる
2.すかさずウォッカを一気に流し込む



これです。
口の中にリンゴの甘みと酸味が残っている間に、ウォッカを流し込むのだそうです。
胃中のリンゴの上に優しく乗せる感じで。
ほー、なるほど、合うな。
みなさん楽しそうにリンゴとウォッカで盛り上がりました!
(他、気の利く差入れで黒パンとか鯖の薫製とか、いやぁ〜どれも合います)



タンバさんこと塚脇惇さんの楽しいノリで夜が更けていきました。
またの機会をよろしくお願いします☆
鳴海健二 01カフェ日記
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