2013年3月23日

3/21 カフェ・フロアがえらい事に!

2013年3月21日(木)カフェトーク「宮崎宏康 in THE GO AND MO'S」
               19:00〜
               話者:宮崎宏康(アーティスト)
               ゲスト:THE GO AND MO'Sより黒川猛・中川剛・丸井重樹
               参加費:無料(要1ドリンクオーダー)

               2012年3月にC.A.P. STUDIO Y3 にて展覧会「ex.」をおこなった宮崎宏康による活動報告。
               多岐にわたる実験的作品群の中から、身体表現に関連した作品を中心に映像を交えて紹介します。
               THE GO AND MO'Sで使用した『身体』の映像や京都時代より活動をともにしてきた盟友・中川剛と手掛けた
               パフォーマンスの記録映像などを紹介。
               ゲストを迎え、表現 の核心に迫ります。当日、生ライブ実演がおこなわれる可能性あり。

『身体-The Body-』
 スクリーンに「お題」が映し出されると、60秒のカウントダウンがはじまる。 試技開始までの制限時間だ。薄暗い観客席には肩を寄せ合って座る十数名の人々。張り詰める緊張感の中、チャンピオンはその身体に入念にオイルを塗り込む。 『身体-The Body-』世界チャンピオンによる競技の様子が、今ここで実況されようとしているのだ。カウントダウンが残り時間"00を告げる。襲いかかる若き挑戦 者、謎のマスクマン、元世界王者・・・数々の宿敵を打ち破ってきたチャンピオンの防衛は今回も成功するのか?
(チャンピオン/宮崎宏康 実況+解説/黒川猛 ゲスト/丸井重樹・中川剛 映像協力/竹崎博人)

THE GO AND MO'Sとは?
 京都を中心に活動する劇作家・黒川猛によるパフォーマンス企画ユニット。即日完売、当日爆笑、翌日反省を目標に、ただひたすら「笑い」の模索を繰り返す。『身体-The Body-』は、THE GO AND MO'Sにおいて上演されるコントのひとつである。
2012年11月には、メイシアター実験劇場[vol.31]"Decision Points"に『身体』で出場、コンテンポラリーダンス集団の中で唯一コントライブを敢行した。

なんだか想像も出来ないパフォーマンスが見られる。かも。
と言うわけで、トークの始まる前の尋常でない静けさに、カフェフロアが包まれています。



まずは今までの作品紹介と映像を楽しむプログラムになっております。
うー、面白かったり怖かったり...



昨年のC.A.P. STUDIO Y3 にて開催された宮崎さんの展覧会「ex.」で出展されてた大きな人体も
改めて見ると気持ち悪い、いや凄いです。
面白い事を真剣に考えてるとこの様になるんですね。



そして、プロジェクターでお題が示されると共に、60秒からのカウントダウン表示も進みます。
この60秒が「シンキング・タイム」との事。
お題を身体で表現する訳ですが、思考中もかなり面白いです。
必要以上にオイルを体に塗りたくります。いや、そもそも必要なのか!



カウントダウンが0秒になると、「シンキング・タイム」用照明を自ら消して思考終了。
今度はフロア中央のスポットをまたまた自ら点灯してセンターへ。
いよいよお題に対する身体表現アンサーとでも言うのでしょうか、思考のすべてを出し切る事になります。
そしてその脇では実況+解説がリアルタイムにおこなわれ、これがまた盛り上がります!
それは昔懐かしいデジタル・アニメーション「スキージャンプ・ペア」を彷彿させます。











最後は直立不動の終演スタイル。そして暗闇の彼方へ...
また次のお題が表示されます。
シンキング・タイムに入るわけですね。



「不屈」!!!


「岐阜」!!! ぎ、ぎふ???



「深爪」って!!!



そして最後は会場のお客様にお題を提示していただきます。
これぞライブの醍醐味!
なんでも対応します。
なぜなら「シンキング・タイム」があるから大丈夫なのです!?!



夢のようなひとときも終わり、現実に引き戻される時間になりました。
ほんと幻でも見ていたかの様に思います。



そしてDVDの販売もあります。
過去作品の画像からコントライブの映像まで、不必要なものまで入っているオモシロDVDとの事。笑
しかし何たるお方。いろいろ隠し持ってるんですね、何かと真剣なだけにこちらも意気込んで見てしまいます。
会場内には宮崎さんの生徒さん、卒業生までもご来場。大盛況で幕はおりました。完
鳴海健二 01カフェ日記
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