2014年5月23日

5/17 今日のカフェは、古着について熱く語ります!

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山村幸則個展 2014年5月3(土・祝)~25(日)

山村幸則が2つの展覧会を同時に開催。
「風を待つ」
ある日のこと、神戸の空に鯉のぼりを泳がせたいと思いました。空を見上げ、風を待つその先に見えたのは・・・
「Thirdhand Clothing 2014 Spring」
神戸の伝説の古着屋『楽園』から1000着の古着をお借りし、それらSecondhandに山村幸則が袖を通し、独自の装いを展開します。

【関連イベント】
■オープニングパーティー 3日(土・祝)16:00~/参加無料

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■「古着ガイドツアー&アーティストトーク」  17日(土)18:00~/参加費:¥1,000(1ドリンク付) 案内人:西尾勉(古着ルネッサンス楽園店主)、話者:山村幸則

さあ、今日は4Fで展覧会を開催中の山村幸則さんのカフェ・トークであります。
ゲストはその古着を提供されている「古着ルネッサンス楽園」店主の西尾勉さん。
その西尾さんの倉庫に出向いた山村さんですが、圧倒的な古着の物量とバリエーションに驚愕したとか。
大量の古着を一つ一つチェックしながら、今回その袖を通すべき古着を探しました。
結果1000点の古着を選び出し、100通りの着こなしをする。
そんなミッションを自分に課したとの事。
それも普通ではいけない。
ここでは、普通の着こなしは意味がありません。
と、言わんばかりです。
お楽しみです。



トーク開始早々ボードに乗った何かが運ばれて来ました。
これらは西尾さんが今まで開店営業して来られたお店の各種宣材ですね。
ショップカード、ポストカード、チラシ、様々な印刷物です。
一つ一つ見ていくとその凝り様に心惹かれます。



こちら古着と同じく古いボタンです。
これも目を見張るものでは無いでしょうか。
それにしても沢山あります。



今回の制作で、古着の隅々に注目する事になり、「衣料って面白いな」と、再認識されたそうです。



そして西尾さんから直々に、今までの各お店立ち上げから経営までのお話しもありました。
要は、「面白い事がしたい」ですね。



これは突撃洋服店と言うお店を営業されていた時のDMですが、
なぜか表紙にはメンコの画像がたくさん貼り付けられています。
そして、

少年少女のための突撃メンコおもしろバーゲン!!
5000円以上お買い上げの方、
メンコ勝負でさらに値引き!

こんな宣伝文が書いてあります。
どうでしょう!
いやぁ〜、これに目がとまった少年少女はラッキーなのでは!
そんなに昔の事でも無いのに、最近のクールなお店とは違い、熱くて面白いです。
今更ながら気になるなぁ〜、と思いHPなんか探したりしてたら...、やっぱり面白い。
と言いますか、度肝を抜かれかけました笑
http://www.totsugekiyofukuten.com/



とにかく面白い事をいろいろ仕掛けて楽しんでおられる西尾さんです。
現在営業中の「古着ルネッサンス楽園」も、よろしくお願いいたします。



そして山村さんの古着の楽しみ方発見を様々なお話しを交えて聞けました。
とにかく豊富なバリエーションから色別に選び、色別の展示にまで発展。
大人用子供用、男性物女性物、入り交じっても色別で展示されます。
その潔さの効果か、意外と洋服選びのしやすい展示になっております。




選び抜かれて展示されている古着の数々。
そのどれもが、どこか個性豊かな一品なんですね。
タグが面白い。ボタンが面白い。縫い方が面白い。
細かく見ていくときりがない程です。
そんな洋服達の個性を熱く語って頂きました。

ご来観のみなさま、本日はありがとうございました☆
鳴海健二 01カフェ日記
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