2010年10月20日

11/13(土)日本とインドの音楽第3回「ふたつの竹の笛、尺八とバーンスリー」

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【石川利光さんのメッセージ】
インドの横笛の名人HIROSさんから「いっしょにやりませんか」というお誘いを受けた。日本のタテ笛のフツ--のおぢさんの私にとってはおそれ多い話である。しっかし、お断りする理由はどこにも見当たらないので謹んでお受けすることにした。バンスリーと尺八、奏でる音楽や話す言葉はずいぶん違うが、どちらもシンプルな構造をした愛すべき笛であることに違いはない。横一とタテ一が合わさってどのようなプラスの世界が生まれるか、怖いながらもその日を楽しみにしている私である。

【Hirosメッセージ】
インド音楽の到達点はときにナーダ・ブラフマーと呼ばれる。ナーダとは音、ブラフマーとは大宇宙という意味だ。いっぽう、尺八を悟道の手段とした虚無僧の言葉に、一音成仏、がある。深い精神性をこめた一吹きで仏に成る。どちらも、せわしい日常からは遥かに離れた静謐な境地を目指す。バーンスリーと尺八の音楽は、単なるエンタテインメントではなく、世界観の表明でもあるのだ。

日本とインドの音楽 第3回「ふたつの竹の笛、尺八とバーンスリー」

2010年11月13日(土)
開場18:30/開演19:00(終演予定21:00)
料金:前売予約¥2,000(会員前売¥1,600)当日¥2,500
ゲスト:石川利光(いしかわとしみつ/尺八)
出演:HIROS(ナビゲーター+バーンスリー)、田中りこ(タブラー)、石尾真穂(タンブーラー)

【プログラム】
第一部:尺八の音楽
    尺八古典本曲「産安」
    福田蘭童作曲「月光弄笛」「桔梗幻想曲」他
第二部:北インド古典音楽
第三部:セッション
    ふたつの竹の笛、尺八とバーンスリー

今回は石川利光さんをゲストに尺八とインドのバーンスリーです。凄腕の演奏家ふたりが伝統という足場から創意工夫をもって合奏に挑む。同じ竹の笛どうし、しかし全く違う美学を持った二つの音楽がどう組み合うか?みなさんご期待ください。
(シリーズこれまでの企画)

【ゲスト・プロフィール】
石川利光(いしかわとしみつ/尺八) website
大阪府出身。琴古流尺八および古典本曲を横山勝也に師事。NHK邦楽技能者育成会第37期首席修了。NHK邦楽オーディション合格。平成7年度文化庁芸術インターンシップ研修員。平成8年度大阪府芸術劇場奨励新人。平成9年第3回全国邦楽コンクール奨励賞受賞。
現在までに13回の尺八リサイタルを開催。リサイタルの成果に対し、文化庁芸術祭音楽部門新人賞、同優秀賞、青山音楽賞バロックザール賞を受賞。
国際交流基金の派遣他によりインド、アメリカ、スイス、オーストリア、ポーランド、ベルギー、オーストラリア、シンガポールの各国にて公演。CD録音も多い。
大阪邦楽ゾリステン代表。石の会主宰。国際尺八研修館常任講師。



次回、シリーズ最終回・・・12月18日(土)19:00
 ゲスト:森美和子(もりみわこ、篠笛)

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