2012年4月29日

4月のQ2プログラム

CAP CLUB Q2での2012年4月のプログラムをご案内します。

*プログラム参加希望の方は、できるだけ事前にご予約下さい。
予約/問合せはC.A.P. 事務局まで(10:00〜19:00/月曜休)
振替休館日のお知らせ:4月30日(月・祝)は開館、翌5月1日(火)が振替休館

info@cap-kobe.com/phone:078-222-1003
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CLUB Q2
【4 April】

14(土) イラスト部【要予約】/プラモ部【要予約】/スリットバー

27(金) a la Mer【要予約】

28(土) ムビラの日【要予約】

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Posted by kono at 10:42 | コメント (2)

2012年4月19日

5/26(土)はなしの旅 第三回「てくてく歩く ボク達ハ」〜高濱浩子が野生をテーマにゲストを招き、ともに過ごす一夜


高濱浩子が野生をテーマにゲストを招き、ともに過ごす一夜。

今回は、ワックンのあたたかく力強く、軽やかで潔い作風の原動力となってきた、出会いについてきいていきます。
そしてワックンにとって運命的な出会いとなった「漢字学者白川静の世界」の話から、文字に宿った古代人からの伝言を紐解いて行こうと思います。
友情出演として人気急上昇のリーテソン君の演奏もあります。
はなしの旅は毎回、お土産の冊子を用意していますが、今回の内容は、はなしの旅編集スタッフによるワックンの素を探る番外編インタビュー。

「ワックンと出会って20年が経ちますが、今トークでは真っさらの帆を立ててワックンの心の中をめぐってみようと思います。(高濱)」

ワックンの事を知っているつもりの方も、全然知らない方も、ぜひ。思いがけない自分に会えるかもしれません。

「みんな違うものに感じるところがいい」
誰もが自分の人生の主人公、そして同時に70億人みんなの脇役、とわっくんは話してくれる。

風をうけて 雨にうたれて 晴れた!って走り出して
地に感謝し 天に祈り いのちの奇跡を知り また手を合わせる
うれしくなって泣いたり笑ったり踊ったりする。

わっくんは 野を歩くように軽やかに、 
見逃してしまいそうな 胸がきゅんとなることや 大切なことを伝えてくれる。

「一回やってみたらいいねん。嫌やったら二回はしないでいいやん」
20年前 展覧会のオファーに戸惑う私にわっくんがかけてくれた魔法の言葉
それから私はわっくんからかりた太い筆を握り 夜の商店街の路上で一心に絵を描いた。

「ボクはいまこんな事おもっているねん。ひろこちゃんは?」
わっくんのスタイルはずっと変わらない。いつも分け合うこと。

でもふと感じる。
いまのわっくんは新たな扉を開ける少年みたい、と。
今まで話してくれた インディオの人達のことや文字のこと 私たちのずっと昔のこと 日々の中の味わいのこと 
全てが繋がって形になっていくように思える。

私は、わっくんの「いま」をききたいと願う。
きっと この夜は魔法の時間になる。 

高濱浩子  *
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第三回「はなしの旅」 『てくてく歩く ボク達ハ』

5月26日(土)17:30〜19:30/開場16:30
ゲスト イラストレーター・絵本作家/WAKKUN
特別出演 リー テソン(ミュージシャン)
当日 1,500円 
予約 1,500円(1ドリンク付)/2,500円(食事&ワンドリンク付) 
食事は終了後になります。

ここは外国船に乗船する人達のための場所でした。
今でも上海や天津への定期便フェリーが、
汽笛を合図に神戸港を出航して行きます。
会場の長いガラス窓の向こうは海で、
明るいうちは六甲の山並みが見渡せます。
(イベント時のみ開いています)


Posted by kono at 20:18 | コメント (0)

2012年4月19日

5/25(金)a la Mer


ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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A la mer〜海のうえで

2012年5月25日(金)18:00〜
ホステス:杉山知子
参加費:1,000円(フード付)、持ち込みもOKです【要予約】

アラメールは、毎月1回、海のうえで開いているミニパーティです。
毎回手作りの簡単な料理を用意しています。
集まったみんなで食事を囲んだ後は、おしゃべりを楽しんだり、ピンポンしたり、本を読んだりと、それぞれ居心地の良いところで、気ままにお過ごしください。

Posted by kono at 20:17 | コメント (0)

2012年4月19日

5/19(土)スリットバー


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スリットバー
2012年5月19日(土)18:00〜
バーテンダー:築山有城(彫刻家)、トミー先生(プラモ部部長)
メニュー:世界のビール¥500、その他おつまみ

スポーツ系彫刻家 築山有城と、機動力系プラモデラートミー先生が手を組んだ!
世界のビールと共に、みなさまをお待ちしております。

Posted by kono at 20:15 | コメント (0)

2012年4月19日

5/12(土)イラスト部、プラモ部、ムビラの日


ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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イラスト部
2012年5月12日(土)13:00〜
キャプテン:早川梓
参加費:500円/【要予約】
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プラモ部
2012年5月12日(土)13:00〜
講師:トミー先生
参加費:500円/【要予約】
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ムビラ(Mbira Dzavadzimu)は、アフリカの主にジンバブエで見られる親指ピアノです。
ショナ族の人びとの行なうスピリチュアルな儀式で何百年も昔から弾き続けられてきた伝統的な楽器です。

ムビラの日

2012年5月12日(土)15:00〜18:00 
会場:神戸(第四突堤内、旧ポートターミナル)CLUB Q2
リーダー:中村由紀子(ムビラ奏法研究家)
参加費:600円/【要予約】

ムビラを弾き始めた方、すでに弾いている方が、ムビラを持ち合い、いろんな人と交流、
合奏の練習、体験、そしてたくさんムビラを聴く日です。
ムビラを弾かないけれど、興味がある方もリスナーとして参加いただけます。


尚この会は、レッスンではありませんので基本的に指導はいたしません。
Posted by kono at 20:13 | コメント (0)

2012年4月19日

5/5(土・祝)声楽とバーンスリー インド古典音楽コンサート

4年前までCAP HOUSEで修業して、その後インドに行ってました、井上想くんの一時帰国にあわせ、師匠のHirosさんとのコンサートを開催します!
前売予約はe-mailか電話(078-222-1003)でお願いします。
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声楽とバーンスリー
インド古典音楽コンサート

出演
声楽:井上想(声楽)、金子哲也(パカワジ)
バーンスリー:Hiros(バーンスリー)、大橋一慶(タブラー)

2012年5月5日(土・祝)
開場 15:30/開演 16:00 (終演予定19:00)
料金 前売予約:2,000円(会員:1,600円)  当日:2,500円
【インド古典声楽家、井上想とは】
 幼少の頃から江戸神楽の笛を吹いていた井上青年は、ふとインドの笛に惹かれ東京からHIROSの住む神戸にやってきた。大声で笑いつつストイックな修行に明け暮れた後、インドへ渡り丸4年がすぎた。いつしか彼は古典声楽の魅力にはまっていた。生来の楽天的大声とストイックな修行態度はインドでも変わらず、今ではインド人修行仲間すらねたむほどの音楽家に育った。インドの大きな音楽祭にも招かれるようになった。
 井上想の声楽は、インド古典音楽の中でもその重厚さとストイックさで知られるドゥルパド・スタイル。ナーダ・ブラフマー(音=宇宙)に通じる声の芸術である。ほぼ10年にわたる修行でなしとげた確かな技術と深みを多くの人に味わってほしい。 (HIROS)

【出演者プロフィール】
20120505inoue.jpg井上想 Inoue So(ボーカル)
1978年東京生まれ
幼少より地元の神社の古典芸能を学び、横笛のプレーヤーとして20歳からソロでも活動を開始。
2001年「世界横笛の旅」へ出発。インドで出会った横笛「バーンスリー」の音に衝撃を受け帰国。
2003年より日本のバーンスリー第一人者中川博志氏に師事。
さらに2008年インド音楽の核心に迫るべく声楽を学びに留学。
声楽をグンデーチャーブラザーズに師事。2010年よりグルのバックコーラスとしてインド各都市で演奏を開始。
現在インド・ボパール在住。






20120505kaneko.jpgカネコテツヤ(パカーワジ)
2000年1月よりPT.シュリカント・ミシュラ(トゥーン・マハラジ)にパカーワジを師事。
インド・ベナレスで開催されるオールインディア・ドゥルパドメーラに2002年より毎年出演。2004年 ゴールドメダルを受賞する。フジロックフェスティバルにアラヤビジャナで出演。
インドグジュラート州での音楽祭やベナレス・ヒンドゥー大学(BHU)で演奏など、多数のインドミュージシャンと演奏活動している。









20120505hiros.jpgHiros 中川博志(バーンスリー)
1950年、山形県生れ。1981年〜1984年インドのベナレス・ヒンドゥー大学音楽学部楽理科に留学、インド音楽理論を研究。大学のかたわら、バーンスリー(横笛)、ヴォーカルを習う。現在、インドのパドマ・ブーシャン(蓮花賞、人間国宝)受賞者、パンディット・ハリプラサード・チャウラースィヤー氏にバーンスリーを師事している。帰国後、演奏会の企画制作、インド音楽理論書の翻訳出版などを通してアジア各国及び日本のパフォーミングアーツ紹介の活動を続けている。訳書「インド音楽序説」は日本語で出版されている唯一のインド音楽理論書。
(ホームページURLはコチラ








20120505ohashi.jpg大橋一慶 Ohashi Kazuyoshi(タブラー)
2003年 神戸在住のタブラー奏者クル・ブーシャン・バールガヴァ氏にタブラーを師事。
2005年 他民族楽器、他ジャンルとのセッション活動を開始。 現在に至る。














Posted by kono at 20:08 | コメント (0)

2012年4月19日

5/3(木・祝)「C.A.P.春のつどい」


ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。

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「C.A.P.春のつどい」
5月3日(木・祝)14:00〜17:00
参加無料/要予約

「C.A.P.春のつどい」のご案内
今年は4月になっても冷え込む日がつづきましたが、ようやく木々が芽吹く季節になりました。
みなさまはお変わりございませんか?
さて、今年もC.A.P.から「春のつどい」のお知らせです。
ゴー ルデンウィークの恒例行事となっています「春のつどい」は、日ごろC.A.P.の活動を応援してくださっている皆様をお招きして開いているC.A.Pの報 告会です。今回は久しぶりにCAP CLUB Q2で開きます。昨年の活動報告と今年の計画をお聞きいただいたあとささやかですがパーティを予定していますのでC.A.P.メンバーとともに休日の一日 を海のうえでゆっくりお過ごしいただければと思います。
みなさまのお越しを心よりお待ちしています。


*お手数ですが、ご出席の場合のみ4月29日(木・祝)までに、お電話(078-222-1003)かこちらまでお知らせ下さい。


今月の「caper5月号」のピックアップ記事「C.A.P.のファンドレージング〜C.A.P.サポーティングメンバーシップ」はこちらです。
 
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Posted by kono at 19:53 | コメント (0)

2012年4月17日

3/25「はなしの旅 第二回「頭山・・・あたまやま」レポート

今回もレポートはスタッフとして参加した、中村友梨香さんの執筆&撮影です。

「はなしの旅 第二回「頭山・・・あたまやま」

高濱浩子が野生をテーマにゲストを招き、ともに過ごす一夜

3/25 はなしの旅 第二回「頭山・・・あたまやま」イベントをおえて
・・・・・・・・・・・・・・・・中村友梨香:なじみ仲間(編集者)

画家の高濱浩子さんが一年をかけて野性をテーマにゲストを招き、ともに過ごす一夜「はなしの旅」の第二夜。旅の中で出会い、学び、反省し、感謝しながら前回より少しずつ成長していけるように、入念に準備を重ねてこの日を迎えました。 第二回のゲストはインドの絵巻物師、東野健一さん。昨年、インドでひと月ほどの共同生活をおくった二人。友人、夫婦、師弟・・・?どの関係にも当てはまらない不思議な関係。紙芝居を織り交ぜながら、二人のはなしの旅はどこへ向かうのか、浩子さんもドキドキ、そわそわ。

この日は朝からいいお天気。春の訪れを感じさせる温かい日差しが、台所の窓から差し込みます。白く柔らかいチャツニの湯気とスパイスの幸せな香りが会場に広がり、スタッフに旅の始まりを告げました。前回と同様、なじみの仲間たちで準備開始。
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それぞれの持ち場がすっかり板に付いてきたスタッフたち。「一人ひとりの責任感がすごい」とひろこさんも驚いているほど。上手くいくように、すてきな出会いがあるように、願いを込めながら旅の空間を創っていく作業。真剣な表情があちこちで見られました。今晩のメニューはインドのダルカレー、スパイスいため、トマトチャツニ。カフェはチャイで、+100円でマシュマロを付けました。
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テンポエスカルゴさんは、「ポト(=絵巻物)のみみ」という名前のスパイス入りパイと桜のフィナンシェを販売。ポトのみみは、絵巻物を丸めた端っこの渦巻きと絵巻物師の耳の渦巻きをかけているそう。バターとスパイスのバランスが絶妙で、東野さんも絶賛。フィナンシェは桜の塩漬けが程良く効き、春を食べた気分に。耳と桜を食べる・・・頭山のおはなしの最後、頭の中に飛び込む一文が自然と思い浮かびました。
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今回、浩子さんと東野さんのスペシャル対談をまとめたものを配りました。編集には、前回と同様、編集者の後藤さん、レイアウトはフライヤーと同じ伊勢田さん。第二夜をイメージして絵巻物風に綴られた対談集は、かなりの分量。後藤さんの配慮で、極力、カットをしないように充実した内容になりました。一枚一枚、スタッフが心をこめて巻いています。
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15時半からワークショップが始まります。参加者は9名。大きな段ボール紙に「あたまやま」を描きました。最初は土台となる頭の部分。次に幹と枝、そして桜の花を。少年も大人に混ざって素晴らしい活躍を見せてくれました。上部でアクセントになっている赤い花は、少年の手によるもの。土台の頭の部分を描いた青年は、髪の毛の根っこを描き込み、東野さんを驚かせました。最後に、背景に空の青と風の金色を塗り仕上げます。トーク会場の後ろに設置してみんなで記念撮影。大きい紙にみんなで絵を描くなんてなかなかできない体験。初対面の人ばかりで、世代もバラバラ。だからこそ、いろんな価値観や感性がぶつかり合って混ざり合っておもしろい。生き生きした表情があふれる中で、こんなにすてきな作品が生まれる場に立ち会えた喜びを、いつかふと、思い出してくれるといいなと願わずにいられないワークショップでした。
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17時半。まだ外はほんのり明るい中、いよいよトークが始まります。「かたつむり」絵巻物紙芝居からのスタートです。初めて目にした方も多かったのではないでしょうか。東野さんのパワフルな語り口、会場を動き回ってお客さんを取りこんで進んでいくお話。わっと歓声が起こり、会場は一気に笑顔であふれます。最初から見事にお客さんの心をつかむ東野さん。その後のトークでは、インドでの二人の共同生活の様子、インドの暮らしや文化に触れながら、独特の掛け合いで進んでいきます。急に話が変わったり、立ち上がってお客さんをまき込んだり、トークの椅子に座らせたりと、予期せぬ道へ行く事もしばしば。最後は、「あたまやま」の紙芝居でしめくくられました。
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前回と同様50人弱の方にお越しいただき、大盛況で会を終える事ができました。第一夜はひっそりと闇の音とともにした静かに始まりを告げる旅でしたが、第二夜はお祭りのようにわくわくドキドキ。笑顔があふれる冒険のような旅になりました。お客さんも良い方ばかり。会場が一体となって、旅を盛り上げてくださいました。食事を囲んで今夜もあちこちで、はなしの輪。ここに集まると、誰でも無条件で受け入れてくれる不思議な関係が生まれます。異国の地の旅宿で偶然出会ったような、そんな気持ちになれるのかもしれません。
今回の開催に当たってうれしかったことがあります。前回に参加された方や、フライヤーを見た方がお互いに宣伝をしてくださっていたことです。私たちスタッフの知らないところで、はなしの旅に力を貸してくださっている方々に本当に感謝しています。同じ方向ではないけれど、それぞれの旅の途中で出会った皆さんに、けがのないように、日々小さな幸せが訪れますようにと願っています。
第三回はなしの旅は、5/26イラストレーター・絵本作家のWAKKUNです。次の旅でまたすてきな出会いがありますよう。おまちしております。

Posted by shimoda at 15:47 | コメント (0)