2012年6月23日

6/16オールナイト編集講座ONEDAY写真レポート

コヨーテ復刊記念、編集講座。コヨーテ編集長の新井敏記さんを講師に迎え、約20時間にわたり開催。

とにかく中身の濃い講座でした。新井さんも相当疲れたと思いますが、参加者のみなさんの体力はすばらしい!
写真中心にレポートします。
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Q2には時々大きな船がやってきます。神戸港で最も水深のある突堤のひとつですから。
あんまり大きくて停泊中はこんな風に見えるんですが、この船も暮れかかった頃に出航し、優雅な船体を見せてくれました。ラッキーなスタートです。
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参加者はまずポートレイトの撮影を済ませます。撮影はC.A.P.のアーティスト、Paul Venet。
来てすぐの写真と一晩みんなで過ごしてからの写真を2枚撮影しよう、という計画です。
この時点では、知合いも少なく、表情もやや堅い。翌日の解散時にはみんなニコニコ顔でした。
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この日は新幹線がちょっと遅れたのでしょうか。
遠くから参加の方は、浅草からでしたが、開始時間に間に合わなかった方もちらほら。
しかし、いるメンバーで自己紹介をスタートです。
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と言ってるうちに、だんだん増えてきました。
今回の参加者は14名。全員が詳しく自己紹介します。新井さんもいれると15名です。
このまま夕食の時間となりました。
夕食はチキンカレーを作りまして、ちょっと辛かったかなあ、、、、手加減したんだけど。。。
食べてくれたみなさんすみません。この日はこういう人生だったと思ってください。でもおいしかったんですけどね。
C.A.P.のSTUDIOY3のカフェでも売ってます、Hirosのカレースパイスセットで20人前を制作しました。
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夕食後、午後9時からは新井さんへの公開インタビューです。
雑誌コヨーテ誕生のはなし、仕事で一緒になるいろいろな人達のはなし、、、興味深い話題は尽きません。参加者からも質問がちらほら。楽しい時間でした。
インタビュアーは「はなしの旅」のスタッフとしても参加して頂いている後藤有佳子さんです。
このインタビューの内容は、編集、デザインされ印刷物となって、7月開催の「はなしの旅」にご参加頂いた方へのプレゼントとなります。
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インタビューも終了し、23時。ここから参加者各自が事前に準備した「記憶に残る旅の物語」の朗読と、その旅にまつわるはなしを順番にしてゆきます。
みなさん、本当に興味深い旅をされている。
はなしを詳しく聴いていくと、どんどんその人の魅力が伝わって来るセッションでした。
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この時点で深夜1時過ぎです。
これから会場レイアウトを変更し、もちよった「人生の記憶の3枚の写真」のスライド上映と、更にその写真についての話が始まります。
どんどん深みに入っていく訳で、それは他人のはなしについても、それから話している人本人にとっては自分の記憶の底に向かってのふしぎな旅のような、、そんな体験だったのではないでしょうか。
この写真のセッションが終了すると既に深夜というか、早朝の3:30を回ろうという時間です。
あれ、ぼくは寝ようと思っていたのですが、早くしないと夜が明けてきてしまいそうです。
この先、まだ「思い出の品」を各自紹介しはなしをして、そのあとでポートレイトを書いていくという予定だったのですが、いくらなんでももう限界。
ここで休憩の時間となり、翌朝の7時から公式活動再開となりました。
が、多分この後眠ったのは、ぼくとあと、ほんの数名の方だったようです。
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降っても晴れても、、、、朝は来る。
翌朝、そろって朝食です。
もうみなさん魂の兄弟姉妹となって、全員なかよしさんですね。
Q2のこの場所もみなさんにとって忘れがたい場所となったでしょう。
朝食は、豚汁とご飯。食後に「思い出の品」をそれぞれ紹介することになりました。
もうポートレイトの執筆は無し!そのかわり書きたい人は新井さん宛に手紙を書くこととなりました。
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車座になって自分の思い出の品を紹介し、まつわるはなしをしてゆきました。
これも深いところまで降りてゆく作業となりました。思わず涙する人もちらほら。
こうして最後にまたPaulさんが皆さんのポートレイトを撮影し、なんとか終了、となったのは既に朝10時を回る頃となりました。
みなさん大きな旅をしたような、、、充実の一夜でありました。
ものを書く、ものを読む、という作業はまさに旅である、と実感した次第です。
続編もできたらいいですね。しかしもう徹夜は無理かも。身体がもちません。
次は数日に渡ってゆったりやりたいなあ。
雑感まじりの写真レポートは、シモダノブヒサでした。

shimoda 03活動日誌
コメント(2)

本当にやや長き辛い旅ではあったようです。でもその辛さが実は旅の醍醐味であるのかもしれません。僕自身も興奮してはいないはずなのに名状しがたい思いをまた一つ抱え込んだ気がします。ONEDAYというある種無謀な旅の誘いが参加者の方の中で少しでも記憶に残っていただければうれしいです。もう帰る!という参加された方の不満が出なくてよかった。また行きたいなんて声は期待しないので、また美味しいコーヒーを煎れてくださいという声をどこかで出会ったらかけてくださいね。褒められると本当に伸びるタイプなのです。コヨーテを持参してまたこの場所に来ます。雨が降ったり、晴れたり、本当にくるくるめまぐるしく変わるこの場所はまた一つ昨年に続いて宝物を一つどこかに置いた気がします。たくさんの笑顔、僕の宝物にします。
また。
コヨーテ新井敏記
追伸
スタッフのみなさん本当にお疲れさまでした。感謝、感激、でも雨や霰はもういやですね。
ありがとう!

新井さん自らのコメント!ありがとうございます。
また刺激的な旅の企画をよろしくお願いします!
しかし新井さんの体力には驚きました。
次回は夜、寝ましょーね。僕もうダメです〜。

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