2012年9月30日
Club Q2, October Schedule in English
2012年9月27日
9/21 ジャワ影絵芝居オールナイト レポート
大盛況のワヤンオールナイト! 演奏で参加していた山下祐紀さんがレポートしてくれました。
ジャワ影絵芝居オールナイト レポート
2012年9月21日 - 22日
神戸のガムランイベント、相楽園に続きこの夏最後の大きな催しでした。超豪華なメンバーがインドネシア、東京、関西・・・と勢ぞろい。ジャワ帰りのシンデン(女性歌手)松田仁美さんも急遽参加決定!
そしてダラン(人形使い)は本場インドネシアから3人!
ローフィット・イブラヒム(ローフィー)/アナントウィチャクソノ(ナナン)/スミヤントさんです。
ジャワでは一晩かけてワヤン(影絵芝居)を上演します。
日本では1〜2時間のダイジェスト版が主流で一夜上演のワヤンはほとんどありません。
一晩かけてダラン(影絵人形遣)は丹念に世の光と影をかたり、詠い、物語を紡ぎます。
気が付けば、お客さんもなんと107人!準備していたお楽しみ付きの入場券も足りなくなるほど。
イベント会場にいい香りが・・・神戸のカレーやさん「LUCY」
京都のインドネシア料理店「バリバリインドネシア」さんが駆けつけてくれました。
キラキラ光るアクセサリーや鮮やかな布小物はアジア女性自立プロジェクトのAWEPさん。物販担当です。
写真はLUCYの店員さん。とっても綺麗なY字開脚でした!!
オールナイトのイベントにかかわらず、小学生のお客様も。
みんなタフです。そして元気!!うむ、すばらしい。
たまには夜通しで大人と一緒に楽しむのも・・・いいよね?
まずはガムラン演奏でスタート!!
舞踊もありました。東京から来たあやこさん、スミヤントさんの奥様も踊ってくれました。
パンクールという曲で踊ります。なんとも美しい。
ちょっと早めの11時頃、西ベンガルの紙芝居でおなじみの東野健一さんが登場です!
会場は大盛り上がり。
東野さん。さすがです。
さて、ダランが交代、ローフィーからスミヤントさんへ!
日本語がとても上手で、どこでその言葉を覚えたのかしら・・・(笑)
ゴロゴロ(道化たちの休憩タイム)はちょっと大人の世界の話も織り交ぜつつ大爆笑でした。
次のゲストは落語の悠々亭うどんさんです。
落語とワヤンって・・・意外にちょっと似てる!
そしてアコーディオン演奏と素敵な歌声の藤澤祥衣さんと川辺ゆかさん。
幻想的な空間を演出してくれました。
その後、ダランがスミヤントさんからナナンさんへ。
ナナンさんが動かす人形は実にコミカル!!
3人のダラン、どれも味があり素敵でした。一晩で3人のダランを楽しめて贅沢だなぁ。
あっという間のオールナイト。
気がつけば、夜明け、終演でございました。
幸せな時間をありがとうございました。
会場の皆様、スタッフの皆様、出演者の皆様、みんなをまとめてくれたCAPの下田さん。
心から感謝しております。
written by: 山下祐紀
2012年9月27日
9/29(土)つきあそびに向けて、オチョコが焼けた
9/26の「つきあそび」は参加者の方に山名酒造のお酒一杯が突いてきます。
その日本酒を飲むためのお猪口(オチョコ)ももらえちゃうんですねー。これがまたセラミックの作家、中澤雅子師匠の手作りということです。
STUDIO Y3の陶芸窯で先日ついに焼き上がりました。白萩の上薬は山名社長のリクエスト。これに日本酒を注いだらきれいでしょうね。もちろん酒を飲まない方にも持って帰っていただけます。
ご予約は500円安!ぜひご予約を。
2012年9月24日
9/22 はなしの旅 第五回「不規則な月」を終えて
高濱浩子さんの「はなしの旅」。高濱さんが振り返ってレポートをしてくれました。写真は、はなしの旅スタッフの中村友梨香さんです。
第五回はなしの旅レポート 2013/01/24はなしの旅 第五回「不規則な月」
高濱浩子が野生をテーマにゲストを招き、ともに過ごす一夜
9/22 はなしの旅 第五回「不規則な月」を終えて
・・・・・・・・・・・・・・・文:高濱浩子 写真:中村友梨香(はなしの旅スタッフ)今回のゲストは身体表現者のやんぢゃです。
やんぢゃはこの夏、先祖に導かれるように始祖の地、韓国居昌(コチャン)のフェスティバルに招かれました。帰ってきたばかりのやんぢゃに大切な旅の話をうかがえる機会をいただきました。
「人は何処へかえっていくのだろう?」と思いつつ。
当日、いつも通りみんなで買い出しをすませ、午前中から食事や会場の支度に取りかかります。今日のメニューはやんぢゃの好きなヒジキ入りのチヂミやクッパやナムルなど、ごま油の香りでいっぱいです。メニューは料理担当の紀子ちゃんが毎回ゲストの好物を取り入れながら予算内で考えてくれています。テンポエスカルゴのかごさんは漆のように光る「月の実」、そしてやんぢゃの言葉『からっぽのカラダ』から「空殻」という素敵なお菓子を創作し用意してくれました。お土産用のリーフレットは、八月から九月にかけて韓国にいたやんぢゃと東北にいた私の、ひと月の往復メールを紙にし、柿色の糸で綴じ半紙で包みました。デザインは伊勢田雄介君。製本は受付担当のゆきちゃんが仕上げ、迎え入れの準備が整いはじめました。アンケート用紙は毎回ゆきちゃん手描きの心が和むイラストが添えられています。
4時半になりました。お客様を迎え入れ「不規則の月」がはじまります。
飲み物コーナーには、河野さんと蒼くんがいつものように立ってくれています。今日もシモダさんが音響を担当してくれます。映像の山口さんは2台のカメラを設置してくれています。
今日のお客さんは幼稚園児やら小学生もいるので、大人相手のようには行きませんね。楽しみです!
海に沿う廊下でパフォーマンスがはじまりました。音楽はJerry Gordon。メロディのないサックスの音とやんぢゃの身体が交差したり離れたりします。まるで時空を泳ぐ海の生き物みたい。
今回はローソクの火を中心に輪をえがいて座ることにしました。
話は居昌へ向かったことからはじまりました。始祖の地は海から離れた小さな川が流れる山間部の町だったそうです。細い路地、小さなリンゴの木の下のダンス、先祖の家が残っていたこと。移動する旅をはじめて見えてきたもの、からだひとつで表現する様になっていった話もうかがいました。時のなす技に逆らわず変化する。形を持たないやんぢゃは、まるで水のようです。
会も終盤です。ローソクの火でみんなの顔が少し赤く見えます。
Jerryさんの音を合図にやんぢゃが席を立ちました。ローソクはこだましているように形を変えていきます。
さっきまで横で微笑んでいたやんぢゃの姿が消え、名前のないカラダが立っています。
ローソクの火が吹き消され、音が止み、静かな一瞬をむかえると、やんぢゃがにっこり微笑んでいました。
こどもたちはすっかり「やんぢゃ踊り」と言ってくねくね体を動かしています。むずむずむずむず踊り出したかった大人もいたに違いありません。今度はみんなで踊りましょうね!
話が終わり、食事を終え、あっこさんが作ってくれたお月様と星の形のスイートポテトを囲み、すっかり夜も更けました。
今日はこれでおしまいです。
(後記)
やんぢゃとの対話は、彼女の住む町、大阪此花に流れる川沿いのカフェではじまりました。クチナシの濃密な香りがする蒸し暑い雨の日でした。何処へ向かうでもなくお茶をし、先祖や両親のこと、旅のこと、住む町のことなど、お互いメモを取りながらトークイベントのタイトルを二人で探って行きました。「男の人は、たとえばトークでもタイトルをちゃんと決めて、それに向かって行く。でも女の人はそんなの必要としなかったりする。女は落としどころがないその過程を楽しめる気がする。迷うことはネガティブな事ではないから、迷っても大丈夫なんよ」迷うから辿り着く場所があると彼女は付け加えました。そんなやりとりが「不規則な月」というタイトルへとつながっていきました。
2012年9月21日
9/29(土)つきあそびに向けて、粉骨砕身!
今日もSTUDIO Y3の工作棟では中澤雅子さんが「つきあそび」のためにひとつずつお猪口を、、
800℃の素焼き前のお猪口です。
当日は、中澤さん作のたくさんのお猪口が大きな机にば〜〜〜ん!と並ぶ予定。
受付された順に、お好きなお猪口を選んでもらいます。
あえて道具を使わず手と水だけで少しずつ形の違うお猪口なので、世界で一つのお猪口がもらえますよ。
これに山名さんが用意して下さる「山名酒造」のお酒を入れて召し上がれ!
もちろんお猪口は持ち帰っていただきます。軽く梱包できるよう、梱包材も用意しますヨ。
白萩という、焼いたら白くなって、まったりとした艶が出る釉薬を施しました。
お酒の色がよく分かるようにと山名さんの指定で白萩釉を選びました。
このお猪口と山名さんのお酒と満月を愛でながらまったりと過ごして頂きたいです。
もうまったりしてきますネ。
つきあそび当日は、中秋の名月前夜。
他にも琵琶の演奏、電子音楽、パフォーマンス、紙芝居、そしてお酒のあては宮沢賢治の???
おたのしみに!
絶賛予約受付中です。
ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
2012年9月19日
10/28(日)ムビラの日
都合により中止となりました。あしからずご了承ください。ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
ムビラの日尚この会は、レッスンではありませんので基本的に指導はいたしません。2012年10月28日(日)15:00〜18:00
リーダー:中村由紀子(ムビラ奏法研究家)
参加費:600円(お茶付き)/【要予約】ムビラを弾き始めた方、すでに弾いている方が、ムビラを持ち合い、いろんな人と交流、
合奏の練習、体験、そしてたくさんムビラを聴く日です。
ムビラを弾かないけれど、興味がある方もリスナーとして参加いただけます。
2012年9月19日
10/26(金)a la Mer〜海のうえで、プラモ部、イラスト部
ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
*プラモ部、イラスト部に参加の方で食事もご希望の方は申込時にお知らせください。食事込み1,000円で承ります。
A la mer〜海のうえで
2012年10月26日(金)18:00〜
参加費:1,000円(フード付)/【要予約】「a la mer」はフランス語で海のうえ。
おしゃべりしたり、ゲームをしたり。
海の上でゆったりと過ごしてみませんか。
プラモ部
2012年10月26日(金)18:00〜
講師:トミー先生
参加費:500円/【要予約】
イラスト部
2012年10月26日(金)18:00〜
キャプテン:早川梓
参加費:500円/【要予約】
2012年9月19日
10/20(土)〜21(日)アステアステインコウベ2012〜インド音楽でオールナイト
ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
アステアステインコウベ20122012年10月20日(土)17時18分59秒〜翌朝06時09分19秒 (開場16時45分頃)
*本公演は朝まで続きます、途中までのご参加、途中からのご参加、出たり入ったりOKです。出演:すずきなお、根岸フミエ(ボーカル)、石濱匡雄、野口昌彦、木村倫朗(シタール)、gumi(バーンスリー)、Sagar、平川麦(サロード)、南澤靖浩(スルバハール)、Ashwini Kumar Mishra、池田絢子、上坂 朋也、中尾幸介、松本こうすけ、室優哉、吉田元(タブラ)、カネコテツヤ(パカワジ)、東野健一(紙芝居)
参加費:前売予約¥3,500 当日¥4,000 (どちらも1ドリンクチャイ付き)日の入りから日の出まで、インド古典音楽をたっぷりお楽しみ下さい。
プログラム
17:19 開演
1) 17:30 野口昌彦(シタール)、池田絢子(タブラ)
2) 18:40 平川麦(サロード)、上坂 朋也(タブラ)
3) 19:50 すずきなお(ボーカル)、カネコテツヤ(パカワジ)
4) 21:00 東野健一(ポト)
5) 22:10 gumi(バンスリ)、吉田元(タブラ)
6) 23:20 木村倫朗(シタール)、松本こうすけ(タブラ)
7) 0:30 根岸フミエ(ボーカル)、室優哉(タブラ)
8) 1:40 Tal Badya Kachahari〜楽器でお話ししよう
9) 2:50 石濱匡雄(シタール)、中尾幸介(タブラ)
10) 4:00 Sagar(サロード)、カネコテツヤ(パカワジ)
11) 5:10 南澤靖浩(スルバハール・シタール)、Ashwini Kumar mishra(タブラ)
+6:09 終演予定*アステアスインコウベ2012blogはこちら
2012年9月19日
10/5(金)、6(土) トヨダヒトシ 映像日記/スライドショー
ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
*両日ともハヤシライス(500円)をご用意します。出来るだけご予約をお願いします。
「トヨダヒトシ 映像日記/スライドショー」
写真をプリントすることなく、35mmフィルムによるスライドショーという形式でのみ作品を発表しているトヨダヒトシの映像日記作品を上映します。
2012年10月5日(金) 開場:19:00 開演:19:30
料金:1,000円
白い月 (2010 / 50 min/ 35mm slide film / silent)
ある4月の朝/この町に住み始めて何年になるのだろう/台所の窓/エリー湖/寄せては返すもの/波のない日は底に沈んでいるものが見えた/友人との食卓/蚊柱/きのう、イラクの町で62人が亡くなった/なんでもない会話/いつもそこにいた/無差別の死/北の寺へ/寄せては返すもの/静かな光/冬へ
ニューヨークでの日々を綴った長編映像日記第6作。
2012年10月6日(土) 開場:18:30 開演:19:00
料金:1,000円
黒い月 (2010−2011/ 70 min/ 35mm slide film / silent)
初夏の日本/孤独感、疎外感による事件が矢継ばやに起った時期だった/7月の川/いつもの道/(争いに)勝った者が正しいのか/鎌倉/「私にはなにもない」、と/花/午後/丘の上は思ったよりも風が強かった/いくつもの野/どんな風景も完結はせず、ただ光があり、時間があった。闇があった。/暮らし/夜/約束/秋
ある年の初夏から冬へと向かう、日本での日々。長編映像日記第7作。
*両日とも上映後にアーティスト・トークがあります。
トヨダヒトシ
ニューヨークで生まれ東京で育つ。
1993年以来ニューヨークを拠点にし、ブロードウェイ沿いの駐車場やチャイナタウンの公園、教会、劇場といったパブリック・スペースにおいてアナログの映写機を自ら操作して上映するライブ・スライドショーという形式での長・短編の映像日記作品を発表し始める。
2000年より日本でも東京都現代美術館、世田谷美術館、ヴァンジ美術館、横須賀美術館、岡本太郎美術館、タカ・イシイギャラリー(東京)などでの上映の他に、山奥の廃校になった小学校の校庭、あるいは米国各地の映画祭などでも一貫してライブ形式による上映を行っている。
*「caper10月号」のピックアップ記事 「映像日記〜トヨダヒトシのスライドショー」はこちらです。
2012年9月13日
9月のQ2プログラム
CAP CLUB Q2での2012年9月のプログラムをご案内します。
*プログラム参加希望の方は、できるだけ事前にご予約下さい。
予約/問合せはC.A.P. 事務局まで(10:00〜19:00/月曜休)
phone:078-222-1003
【メールニュース】
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CAP CLUB Q2【9月 September】8(土)プラモ部【要予約】
16(日) イラスト部【要予約】
16(日) ムビラの日【要予約】21(金) ジャワ影絵芝居オールナイト
22(土) はなしの旅 第五回「不規則な月」
28(金) a la Mer【要予約】
29(土) つきあそび〜moonshine〜