2012年10月20日

10/20 アステアステインコウベ2012 写真レポート

今年もオールナイトのインド音楽コンサートができました。盛り上がりました。日本のインド音楽の未来は明るい!?!写真はすべて柾木摂さんの撮影です。柾木さんありがとう。

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10月20日の日没から始まった、北インドの古典音楽オールナイトコンサート「アステアステインコウベ2012」、翌日の日の出までシタールあり、サロードあり、唄ありと、まさに夢のような一晩でした。

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20日の日没直後、最初の演奏は野口昌彦さん(シタール)、そして東京からのご参加で池田絢子さん(タブラ)です。これがきれのあるすばらしい演奏でした。
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シタールの次は、、平川麦さん(サロード)と上坂朋也(タブラ)さんの演奏でした。麦さんは最初にサロードについてお話してくれたのですが、弦は指の腹ではなく爪で押さえる、というはなしが印象的でした。そりゃ、弾きにくいんじゃないでしょうかね?
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そしてボーカルです。すずきなお(ボーカル)さんと、両面太鼓のパカワジはカネコテツヤさんの演奏。
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今年も登場のインド式紙芝居、ポト。おなじみの東野健一さんです。久々に「おおかみの魂」を披露。
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更に、インドの竹の笛バーンスリーの演奏。gumiさん(バンスリ)と、吉田元さんのタブラです。
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木村倫朗さん(シタール)と松本こうすけ(タブラ)さん。このお二人に限らず、インド音楽演奏者はオーディオ好きの人が多いとみた。マイク持ち込みでしかもそれぞれ嗜好が現れています。このお二人はマイクに加えてマイクプリも持ち込みでありました。
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そしてまたボーカル。古典音楽の声楽をしている人自体が珍しいと思うんですけど、それが二人も出演、しかも若い女性です。しかもうまいなあ。いい演奏でした。横浜からの根岸フミエさん(ボーカル)とタブラは室優哉さんです。
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タブラをフィーチャーです。「Tal Badya Kachahari〜楽器でお話ししよう」のコーナーではマーさん、小泉さんががんばりました。タブラ合戦!シタールは南澤靖浩さんです。
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だんだん夜も更け、2:50。昨年のとりを務めたシタール奏者の演奏です。石濱匡雄さん(シタール)と中尾幸介さん(タブラ)。迫力の演奏でした。目が覚めました。
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そしていぶし銀のサロード。Sagarさん(サロード)とボーカルのすずきなおさんと共演したカネコテツヤさん(パカワジ)の組み合わせです。渋いです。
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ラストは珍しい楽器です。珍しいと云えばどの楽器も珍しいのでしょうが、スルバハールというシタールのおじさんみたいな大きな楽器は南澤靖浩さん、持ちかえでシタールも演奏、そしてタブラはAshwini Kumar mishraさん、ミシュラさんは先日NHKのテレビでも取材を受けて、紹介されていました。がんばりますねー。おっと夜が明けはじめましたね。演奏者の後ろから間もなく日が昇ります。
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長時間に及ぶこのコンサート。下支えとなってカレーのルーシー、ヒンホイ、ビレッジ、そして実は演奏家なのに「まむし」と名乗り居酒屋をやったりした人、そして雑貨のチョウタラ、ヘッドマッサージのanahataさん、といろいろな人材が集結しアステアステの雰囲気を作っていったのでした。
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夜が明けました〜。日没から翌日の夜明けまで、神戸からお日様がサヨナラしてる間にこのインド音楽の饗宴が夢のように行われたのでした。まず日本では、こういうもんは他でやらないでしょうねー。しかし演奏がよかったです。すばらしい演奏かばかりで、次は音もぜひなんとかレポートしたいものです。来年もできるといいですね。アステアステ(ゆっくりゆっくり)!

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