2012年11月16日

12/1(土)「こころ朗らなれ、誰もみな」刊行記念トーク&朗読会

コヨーテ復刊!柴田元幸訳によるヘミングウェイの短篇が一冊の本となった。

2年の沈黙を破り、人気の雑誌「コヨーテ」が復刊した。
そしてこの雑誌で連載された名翻訳家柴田元幸氏の訳によるヘミングウェイの19短篇が一冊の本となった。
新井氏と柴田氏の対談、また柴田氏による朗読を聴きます。

◎ご予約は電子メールでお願いします。
◎イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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「未来へ向かって旅をする」
〜コヨーテ復刊&
柴田元幸 翻訳叢書「こころ朗らなれ、誰もみな」刊行記念
トーク&朗読会

2012年12月1日(土) 16:30~18:30
出演:柴田元幸(翻訳家・東京大学教授)、新井敏記(コヨーテ編集長)
参加費:¥1,500(1ドリンク付)【要予約】

ただいま!
 旅する雑誌『Coyote 』が約二年ぶりに再刊しました。
神戸の海を望むQ2での写真展「コヨーテ、人と出会う」という機会は様々な人に出会い、珈琲を煎れて、例えば本について語り合いました。僕にとってかけがえのない時間になりました。
好きなことをする。
 改めてQ2の時間を通して強く感じた想いから雑誌作りを再び始めました。今回のイベントはただいまと皆に伝えたい思いから生まれたものです。

友達を連れて帰ります。
 柴田元幸さんです。『 Coyote 』『 SWITCH 』誌上で約2年にわたり、連載されたヘミングウェイの傑作短篇が、一冊の本になりました。
名翻訳家、柴田元幸さんの選と訳により、20世紀アメリカ文学を代表するヘミングウェイの決定版となる短篇集『 こころ朗らなれ、誰もみな 』が2012年11月15日に弊社スイッチ・パブリッシングより刊行になります。刊行を記念して、柴田さんにヘミングウェイの魅力を語っていただきます。躍動感溢れる朗読もご期待ください。

コヨーテ編集長 新井敏記

【プロフィール】
柴田元幸(しばたもとゆき:翻訳家・アメリカ文学研究者・エッセイスト・小説家・東京大学教授)
ポール・オースター、チャールズ・ブコウスキー、他、現代アメリカ文学の翻訳を数多く行っている。『生半可な学者』では講談社エッセイ賞を受賞。『アメリカン・ナルシス』(東京大学出版会)で、サントリー学芸賞を受賞。また自身の責任編集による文芸雑誌『モンキービジネス』を創刊し、2011年の第15号まで刊行。2010年、『メイスン&ディクスン』(上・下)で第47回日本翻訳文化賞を受賞。『coyote』ではno.26で柴田元幸の特集を組んでいる。


新井敏記/編集者(コヨーテ編集長)
85年雑誌「スイッチ」創刊、04年雑誌「コヨーテ」創刊。国内外のアーティストへのインタビューを数多く手がける。
著書「人、旅に出る」(講談社)「モンタナ急行の乗客」(新潮社)
近著として「SWITCH STORIES 彼らがいた場所」(新潮文庫)「鏡の荒野」「夏の水先案内人」(スイッチ・パブリッシング
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