2013年3月31日

3/31(日)プラモ部&イラスト部活動報告!

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お花見日和なのでみんなで花見をしたりしながらの部活動日です。
イラスト部メンバーもプラモ部のトミー先生もお酒が飲めないのでジュースで乾杯!

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もちろん制作も頑張っておりました!
こちらはトミー先生が一年通して完成させたザクです。
丁寧に塗装を繰り返し、すばらしい出来映えです。
一緒に活動しているイラスト部・ハヤカワはプラモ部に参加する機会が
ないのですが、もともと最初に参加したCAPイベントはプラモ・ナイトでした。
それが機会でイラスト部発足する機会に恵まれたわけですが今度真面目にプラモ・ナイトがあったら、
小さなガンダムをチマチマ組み立ててみたいと思っております。
トミー先生はプラモだけでなくガンダムにも深い造詣があり、卓越した解説力が
あるのであまり知識がない方でも気軽にプラモに触りにきて欲しいです。

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イラスト部も年末の展示に向けて鋭意制作中です!

これはイラスト部のホープ・Hさんの作品です。
Hさんは当初、色紙描かれた大量の作品を抱えイラスト部に参加してくれました。
浮世絵の模写やゴッホの似顔絵を描きながら自分の表現を探求されています。
本当に面白い作品が沢山あるのですが展示方法を思案中です。

これからはちょこちょこそんな制作風景もUPしますのでこうご期待です〜

Posted by ハヤカワ at 23:20 | コメント (0)

2013年3月30日

3月のQ2プログラム

CAP CLUB Q2での2013年3月のプログラムをご案内します。

*プログラム参加希望の方は、できるだけ事前にご予約下さい。
予約/問合せはC.A.P. 事務局まで(10:00〜19:00/月曜休)
phone:078-222-1003
【メールニュース】
購読ご希望の方はタイトルに「メールニュース希望」と書いてお知らせ下さい。
購読を希望する

CLUB Q2
【3 March】

3(日)ムビラの日【要予約】

15(金)音楽を作る人に聞く〜音楽家の耳と脳 #3「椎名亮輔に聴く

20(水・祝)柴田元幸朗読会「アメリカの短編を読む」

23(土)、24(日)神戸電子音響音楽祭2013(オールナイト公演)

29(金)a la Mer〜海のうえで【要予約】

30(土)、31(日)CAP土曜クラブ「一晩だけの海の上のマイホーム」【要予約】

31(日)イラスト部【要予約】/プラモ部【要予約】

【C.A.P.メンバー2012年度。メンバーの外での活動】
C.A.P.のメンバーアーティストの活動について、ネットに情報のあるメンバーは名前からリンクを張っています。
C.A.P.メンバーリスト



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Posted by shimoda at 18:57 | コメント (0)

2013年3月28日

3/23(土)、24(日)神戸電子音響音楽祭2013 写真レポート

Q2ならではのオールナイトの電子音響音楽祭です。音はお伝えできませんが写真でレポートします。

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神戸では初めての試み。「神戸電子音響音楽祭2013」は音楽家の石上和也さんが中心となり1年以上の準備期間を経て、遠くは甲府からさまざまな音楽家、23組が集まって夜通し演奏が続く企画となりました。
多チャンネルスピーカーで録音された作品を聴衆の前で演奏(音響操作)するアクスモニウムと呼ばれる作品や、ギターや声なども聞くことができました。なんと設置されたスピーカーの数は28個。壮観でした。
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夕方5時、最初の演奏がはじまります。一番目のプログラムは檜垣智也さん。
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とにかく長い催しです。23日の夕方5時に始まって、24日のお昼の11時まで、つまり18時間ありますから、食事は重要なんですね。甲府からのスタッフがすばらしいメニューを提供してくれました。おいしかった!ありがとうございます。
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当然寝てしまう人もいるわけですが、こうして横になってうとうとした状態でスピーカー多チャンネルによる音の空間に漂える、、これもめったにない体験です。豪勢な体験であります。
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これはもう深夜です。アンビエントな雰囲気で女性の声もあり。
また爆音の作品ももちろんあり。さまざまな音楽が次々と演奏されてゆきました。
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企画者、石上和也さんの演奏です。もう夜明けは近い。
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夜明けです。海がきもちよい!
このあと更にプログラムは続き、電子音響音楽と虚無僧尺八も登場。お昼の11時まで続きました。
出演者は岡本久、足本憲治、柴山拓郎、仲條大亮、成田和子、由雄正恒、吉原太郎、中楯純、泉川獅道、かつふじたまこ、上原和夫、檜垣智也、RAKASU PROJECT.、DUB-Russell、Shine On me、A.N.R.i.、Eadonmm、Kishimoto Kazuhisa、林恭平、石上和也、牛山泰良、永松ゆか、幻想音楽研究室のみなさんでした。
さてこの音楽祭、今後どうなってゆくか。楽しみですね!

Posted by shimoda at 14:33 | コメント (2)

2013年3月28日

3/20柴田元幸朗読会「アメリカの短編を読む」写真レポート

今回もすばらしい朗読会となりました。スタッフになってくれた福井香菜子さんが写真を撮ってくれました。

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夕方7時、海のうえも夜の帳が降りる頃、柴田元幸さんの朗読会がスタートです。
今回は、東京から撮影の仕事でちょうど関西にやってきた福井香菜子さんが、撮影して下さいました。
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開演前、受付と書籍販売のコーナーです。スイッチパブリッシングの新井さん自らの販売!
協力スタッフのとりまとめをしてくれた横井幸子さんが受付を仕切ってくれました。
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いい雰囲気です。開演まえ、来場の方も、それぞれに期待が高まる時間。
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はじまりました。あいかわらず、ぐっと世界に引き込む力がありますね。
ぼくは朗読会に参加した経験はほとんど無かったんですが、柴田さんの朗読は喜びに満ちた音の体験です。
最初の朗読は柴田さん訳によるヘミングウェイ短編集「こころ朗らなれ、誰もみな」より「殺し屋たち」。
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つづいてBrian Evenson の「Windeye」。不思議な世界でした。そして柴田さんの「ケンブリッジサーカス」とつづきます。
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前回も登場した小道具?トランペットメガフォンです。たまたまQ2に置いてあるんですが、これで世界がくるん!と変わります。
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ラストはジャック・ロンドンの「火を熾す」でした。氷点下50度のアラスカの夜。一人で野営地に向かう男の話しです。想像を絶する、常識が通用しない寒さと戦う男。
アラスカには行ったこともありませんが、文と声とで氷点下の世界、死と隣り合わせの世界に引き込まれました。
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みなさん本も買って、サインもしてもらって、うれしそうでした。
なんと今回、「コヨーテ」新刊が、先行販売されました。これもうれしい!新井さんありがとうございます。
柴田さんもスイッチの新井さんも、神戸を気に入っていただいたようで、うれしいですね。
また来て下さるそうです。
開催情報を希望される方は、メールニュースにぜひご登録ください。
電子メールで「メールニュース希望」とお知らせ頂ければ、すぐに登録させていただきます!

Posted by shimoda at 13:55 | コメント (0)

2013年3月22日

はなしの旅を振り返る

2012年1月から11月まで6回にわたって開催した高濱浩子さんの「はなしの旅」。各回のレポートも出揃いました。ゲストそれぞれのはなしの旅を振り返って高濱さんが文章を寄せてくれました。

ご挨拶

2012年、2か月に一度、野生をテーマにゲストを招き開いてまいりました「はなしの旅」は、昨年11月に無事終了いたしました。
あらためて「はなしの旅」を支えて下さった全ての皆様に、心より感謝を申し上げます。

おかげさまで、どの回もあたたかな良い会となりました。
ありがとうございます。

毎回、会が終わる度にスタッフの中村友梨香ちゃんが(第六回は岡上蒼君、第五回は高濱が代行)レポートを書いてくれました。
全六回を終え、私自身も会を振り返り、ここに感じ考えたことを書いてみます。

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はなしの旅を振り返る

◎2012年1月28日 第一回「極北光と」ゲスト:赤阪友昭(写真家)
闇を取りもどすことからもう一度はじめてみてはどうかと赤阪さんは話します。「闇があったから私たちは光を手にし、その灯のまわりで人々は大切なことを語り継いだ」と。この日はモンゴルやアラスカの宗教観から日本古式の祭祀にみる祈りの形について話をうかがいました。
大きな力に身を委ね、霊性を感じ、身に起きる事を真摯に受け止め、自分の眼でみつめ、答えを見つること。それはとても豊かで大事なことだとあらためて感じる会でした。
*レポートはこちら

◎2012年3月25日 第二回「頭山 あたまやま」ゲスト:東野健一(インド絵巻物師)
落語「頭山」は「さくらんぼが好きでたまらないケチな男が種まで食べてしまって、頭のてっぺんから芽が出て大きな立派な桜の木になってしまう。そのうちみんなが頭の上で宴会をしはじめて。。うるさーい。えい!と頭のてっぺんの木を自分で引っこ抜いてしまい、、その穴に雨がたまって池ができて、。しまいには自分の頭の上の池に自分の身を投げて死んでしまう」という話です。人の脆さについて、常識というくくりについて、生きること死ぬことについて、東野さんのテーマはあたたかいです。「たった8時間飛行機で移動した場所では、こことは違う常識が存在する。右手ではご飯をたべ、左手ではお尻をふく。最初は驚くけど3日もすれば慣れてしまいます。常識って何なんでしょうね」東野さんはいつも子どもや大人に投げかけます。
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◎2012年5月26日 第三回「てくてく歩くボク達ハ」ゲスト:WAKKUN(イラストレーター・絵本作家)特別ゲスト:リー・テソン(ミュージシャン)
ワックンから「生きているっていいな」と心が温かくなることをたくさん教えてもらってきました。それをみんなで分かち合いたくてこの日をむかえました。
大地と空の間、私たちは生まれて死んでいく。たくさんの命をいただき、私たちは命あることに感謝の祈りを捧げ、命をつないでいく。私たちがこうして生きていることは、奇跡のようなことで、その中に出会いがあって心と心がふれあって、思いも及ばない素敵な気持ちを生んで、つながっていく。それぞれの心のパレットにオリジナルの色をのせて、てくてく歩いている。
私たちは、誰もがそれぞれの人生の主役で、全ての人の脇役でもあるという事も、ワックンが気づかせてくれました。
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◎2012年7月28日 第四回「夢見た旅について語りたい」ゲスト:新井敏記(編集者)
雑誌SWITCHやCoyoteを創ってきた力の素は「好き」という気持ちでした。その気持ちが様々な出会いをもたらし、唯一の物語となっていきました。そして雑誌という媒体を通して、読者を旅へと導いていったことを知りました。この会の2ヶ月後、休刊中だったCoyoteは復活しました。
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◎2012年9月22日 第五回「不規則な月」ゲスト:Yangjah (アーティスト・ダンサー)特別ゲスト:Jerry Gordon(Sound)
やんぢゃは「迷うから辿り着く場所がある」と話してくれます。彼女は風や光や音の中で感じ宿したものを私たちの目の前にカラダを使って差し出し、私たちはその瞬間の目撃者になります。迷う事も揺らぐ事も間違える事も許す。水のように変化をおそれずに。
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◎2012年11月24日 第六回「岩手のくらしと芸能」ゲスト:飯坂真紀(画家・「とりら」岩手の芸能とくらし編集者)特別ゲスト:赤阪友昭(写真家)
民俗芸能の宝庫と言われる岩手。沿岸部の芸能のほとんどのものが、ローカルなコミュニティの中で培い伝承されてきたものでした。それは人々にとって、生きる喜びであり、死者への弔いでもありました。2011年の大地震以降、民俗芸能の継続は非常に厳しい状況になっていますが、民俗芸能が人々の心の支えとなっていることは今も変わりません。自然の猛威を知る人々が大切にしてきた「芸能」とは何なのでしょうか。
*レポートはこちら

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最後に、一年間一緒に力を合わせ、会を支えてきてくれたスタッフを紹介します。
みなさま、心よりありがとうございました。

はなしの旅スタッフ
秋山和大 伊勢田雄介 岡上蒼 小川明子 籠谷美貴子 河野清香 後藤有佳子 鶴田沙穂 中村有希 中村友梨香 原田紀子

2013年3月 高濱浩子

Posted by shimoda at 16:04 | コメント (0)