2014年8月16日
7/5(土) おや......、またもやQ2が熱く、熱く......、卓球祭?
"操る人もないポートライナーなる籠に乗って、いざ勝負の舞台へ。
遥か高みより見おろす、その名はQ2。時は西暦、周りは海。台所に真っ赤な衣装を羽織って仁王立ちする人の姿が見える。圧せんばかりの神通力。籠がとゆきこうゆき揺さぶられる。今日はいったいどうなるか......。"
去る7月5日にQ2で開催された「卓球祭2014」の模様をお知らせします。今回のレポーターを務めさせていただきます、私、名を黒子(くろこ)と申します。名勝負に立ち会える好機と聞いてはるかヒマラヤより参りました。ええ、そういうことにしておいてください。
というわけで威風堂々たる入場から。今年はスポーツ行進曲ではありませんが、さっそく気持ちが高ぶります。集ったのは20名の精鋭の猛者たち。Y3チーム、Q2チームに別れての入場。C.P.P.(卓球と計画会議)の山村部長を筆頭に、各チームの先頭は赤いジャージの柴山選手、裸足のニューフェイス矢野選手であります。
種目は昨年を踏襲。両組対抗のダブルス戦と個人戦シングルスです。いずれも15点先取したほうが勝ちとなります。まずはダブルスから。開会前密かにぬかりなく、各組でチーム分けが行われていたようです。早速試合開始! 各試合の様子を見てまわることにします。
裸足の英雄がQ2に降臨。怪我しないようにね。
個性派揃いのY3チーム筆頭格の野田さん、率いるは築山隊長。熱さと潜在能力はNo.1とのもっぱらの噂です。
と、その前に泰然と立ちふさがる川口さん。
裏技でしか登場しないという水道筋飲み歩き組、軌跡の出場。片方は二日酔いだとかそうでないとか......。
気を取り直して、恒例となった差し入れコーナーも見てみましょう。まずはカフェコーナーへ。まさにストロングスタイルですね。
こちらの女性の方はどこかの縁日に出店した帰りにこちらへ寄ってくださったとか。私にも気軽に声をかけてくださいます。「ん、兄ちゃん、なんか買うてってや。うまいで。え、買わへんのかいな。なんやねん、もう。数少ないさかい後悔するで!」
タジタジになったところで試合に戻ります。個人戦の開始です。
いつになくお楽しみの高橋さん。私は初めて見ました。いつもは戦々恐々です。
片や、隊長と部長の仁義なき戦いがスタート。ついでに好機とばかりに名勝負に見入る黒子。
ここにきて目立ってきたのがベテラン勢の躍進。コスタリカ並みの快進撃でトーナメントを突破していきます。
そして昨年大人の前に涙をのんだ少年の快進撃がスタート。リベンジとばかりに、圧倒的な強さで大人につけ入る隙を全く与えません。前回大会より格段に成長している様子が伺えます。これを止める選手は現れるのか......。
あ、営業中にすみませんね。
次々と熱戦が繰り広げられます。カナダからの刺客、デヴィッドさんも順調に勝ち上がっている様子。
トーナメントを勝ち上がった4選手で、総当りの決勝リーグ戦が行われます。ここまで勝ち上がってきたのは、児玉選手、森選手、大野選手、デヴィッド選手。エンジン全開の快進撃が見もの児玉選手。巧みな技術で要所をしめて勝ち上がってきた森、大野選手。冷静な試合運びが際立ったデヴィッド選手。栄冠を手にするのは果たして誰か?
ここに来ても止まらない児玉選手の快進撃。大人には負けないとばかりにさらに力が入ります。対戦する側は激しい攻撃に四苦八苦。3連戦で各選手疲労もピーク。
さて結末はどうなるのか? ここでCMです。
結果発表まで、急遽参戦の上村会長と児玉選手のエキシビション・マッチの模様をお送りします。
というわけでお待たせしました。結果発表です。
まずは団体戦から。ダブルス戦での劣勢をはねのけて、Y3チームが見事に勝利。代表して井ノ岡さんに賞が授与されます。ストロングスタイルのカフェも大繁盛でした。賞状とともに風鈴が授与されます。
児玉選手が昨年のリベンジを果たしてシングルスの優勝。並み居る大人を寄せ付けず、圧倒的な試合運びでリベンジを果たしました。
準優勝は森選手。ベテランらしい、落ち着いた試合運びは圧巻でした。
野田選手が昨年の熱中賞に引き続いて卓球職人技能賞を受賞。要所要所での活躍が光りました。
初出場の新星デヴィッド選手は情熱系ハッスルプレー賞受賞です。
ベストドレッサー賞は大野選手。さて、三つ巴の激しい戦いを勝ち抜いての受賞です。
今年も蒸し暑い中で、さらに熱い試合が繰り広げられたCAP20周年記念「大卓球祭2014」。名勝負に立ち会うことができて黒子としては大満足でした。え、隠しキャラクターのくせに弱すぎやったって? まあ、蹴る方ならなんとかなるんですけどね。ともかく、地球の反対側にも負けず劣らぬ熱狂、素晴らしいものでした。
それでは最後に一言。「まだだ、まだ終わらんよ!!」 ありがとうございました。