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2002/9/28
イブニングアートパーティー 杉山知子+塚脇淳+藤本由紀夫「制作について語る」

今日は杉山さん、塚脇さん、藤本さんの3人が美術ライターの山下里加さんを迎えて制作について話します。今日のパーティーは、山下さんが教える京都造形芸術大学の授業もかねていて、会場は学生さんで一杯。

話まずは3人の展覧会のテーマ「ドローイング」について話が始まりました。杉山さんは作品を作る途中や、ふだん気になったことをドローイングとして書き留めておくそうです。塚脇さんは、立体の作家として、平面に挑戦するのが面白いと言います。藤本さんはドローイングとはなんなのかを掘り起こす所から今回の展覧会に臨んだそうです。

それにしてもこの三人と山下さんという組み合わせは面白いなあ、これだけアクの強い人間三人にそのアクの部分をしゃべらせて、3人の話をを一つにまとめるなんてどうするんだろ?と思ってみてましたが、やっぱりまとまるはずも無く、でも山下さんも「おお!?そんなところに落とし込むのか?」という感じの力技でまとめていこうとするし、藤本さんがそこをまた疑問系な突っ込みでかわし、杉山さんがそれにかぶせてるな〜とおもったら、突如塚脇さんが吠えたり…。

最終的にこの場と作家としてのかかわりにまで発展。このどこまでも答えの見えない(見せない)、あるいは答えという概念を必要としないこの場所や時間を若い学生達はどう感じたのでしょうか?
2002年 ・ 2003年 ・ 2004年

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