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●11:00〜20:00/火曜日休館 ●〒650-0003 神戸市中央区山本通3丁目19-8 ●caphouse@cap-kobe.com ●TEL,FAX 078-230-8707




2004/6/5
CAPARTY vol.18
「CAP art fair 2004〜アートのお買い物、みること+うること+かうこと」

6月5日、これでもかというくらいの晴天に恵まれ、第2回目のアートフェアーは開催された。

今回、僕はアートフェアーを取材するというかたちで、参加することとなった。午前11時をちょっと過ぎた頃、お客さんがちらほらと集まりだすのを確認すると、自分の準備のため2階準備室に戻ろうと階段を上がったところ、身支度を終えたゼニーズと出くわす。銀色に塗られた顔面が、被りものの100円玉硬貨に絶妙なくらい溶け込んでいた。客の反応が楽しみだと思った。

午後12時頃。まずは、2階から。東側廊下では作品を横に作家さんたちが並んでいた。
主に写真作品を制作している人たちが集まっていた。一方、西側には版画作品がズラリ。どちらも並んだ作品を見較べていると、それぞれの違いが非常に際立って見えてくるのが面白いと思った。

3階、写真、絵画、立体、陶芸、映像など様々な作家さんの集まる階。お買い物ついでに、制作現場の様子も見ることができて新鮮だというお客さんが多かった。午後4時になると、303号室の東野健一さんの紙芝居が始まる頃。とても賑やかだった廊下がいったん静まり返る。皆、東野さんの部屋に集まってしまって、廊下の人気が無くなったのである。僕もお客さんに混じって観ることに。やはり、何回観ても飽きない。

4階に上がってみる。いつもとあまり変わらない静かな感じだった。しかし、それぞれの部屋を覗いてみるとお客さんと作家さんが椅子に座ってじっくりと話し込んでいる様子だった。他の階とは、また別な雰囲気。しばらくして、手のあいていた401号室の杉山知子さんに今回のアートフェアーの様子について聞いてみると、今回は、あらかじめCAP HOUSEが何をするのか知っている上で、来てくれているお客さんが増えているのを感じられたという。

とりあえず、一通り回り終えたので、またあてもなくぶらぶらとすることに。

午後7時頃、この日最後のガムラン演奏が聴こえてきた。アートフェアーもそろそろ終わりに近付いている。が、熱心に作品を観ていく人、作家と話し込む人の姿は、まだ幾分か見受けられた。この日、CAP HOUSEを初めて訪れたというお客さんは、けっこういた。その人たちは作品はもちろんだが、館内を歩き回りながら、何かを探しては自分で楽しみを見つけていこうとしているようだった。そして、発見したことを僕に話してくれた。一つのイベントの中、それぞれが、どのように楽しんでいるのかを垣間見ることで、アートフェアーをリアルに感じることができた。


CAPARTY vol.18
「CAP art fair 2004
         〜アートのお買い物、みること+うること+かうこと」
CAP HOUSE春の恒例オープンスタジオ「CAPアートフェアー 」今年も開催!
産地直送。品数豊富。○○歓迎。
見ることから買うことへ。自分だけのお気に入りのアートを探してみてください。
気に入った作品を見つけたら<CAPマネー>でお買い上げ。
作品価格は1CAPから!!
お買い物に疲れたら今年も居心地のいいカフェがお待ちしています。
さぁ、おこづかいを貯めてCAP HOUSEへGO!

6月5日(土)11:00〜20:00(入場は19:00まで)
参加費:無料
買い物の仕方:CAPマネーで買い物を楽しんで下さい(1cap=100円、両替は500円単位・CAPマネーの円への換金はできません。売り上げの50パーセントはCAP HOUSEの運営資金となります

2002年 ・ 2003年 ・ 2004年

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