2009年05月24日
STUDIO Q2からCAP STUDIO Y3 & CAP CLUB Q2へ
約1年間行なってきました神戸新港第四突堤での「STUDIO Q2」のプロジェクトは、本日終了の山村幸則展「海上生活」を最後に、終了することになりました。
一年間ありがとうございました。
新しいプロジェクトがはじまります。
今後、上屋Q2号では「CAP CLUB Q2」、また6月3日(水)からは、海外移住と文化の交流センターの一部を活用して「CAP STUDIO Y3」というプロジェクトを開始します。
CAP CLUB Q2(上屋Q2号)は、開催プログラムにあわせてドアを開ける、という方式で当面運営してゆきます。
6月20日(土)の「Q2プラモ部」、7月18日(土)の「インドネシア・バリの笛、スリンとインドの笛」は、CAP CLUB Q2で開催します。
CAP STUDIO Y3」では、以前のCAP HOUSEプロジェクトの時のように、いくつものアトリエでアーティストが活動し、その活動を公開してゆきます。オープン当初はアトリエアーティストたちの作品を紹介する「披露展」を開催予定です。
C.A.P.の事務所は3階になります。ぜひ遊びにいらしてください。
6月3日は午前中が記念式典、午後から一般オープンの予定です。
月曜が休館日の予定です。
しかし、、、まだ工事が続いています。ぼくらの引っ越し作業も6月2日です。
完成間際の慌ただしい現場の方には申し訳ないのですが、1階でカフェを営業することにしたので、こちらの工事も追加で行なってます。
さすがにこれは6/3には間に合いませんで、6/6(土)からオープン予定です。
プロジェクト刷新にともなって、間もなくこのwebサイトも大幅に改定します。
トップページのURLは変わりません。
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それでは、みなさんと新しいプロジェクトでお会いできるのを楽しみにしています。
2009年05月24日
5/23STUDIO Q2 ラストプログラム
5月23日の夜、突然ですがスタジオQ2としての最後のプログラムがおこなわれました。
インド音楽のレンズを通してみたアジア的音楽の可能性〜第一回「日本の笛とインドの笛」です。
この写真は篠笛。篠笛には唄用とお囃子用がありまして、お囃子用は各地域によって笛の調律が違う!?というお話しでした。
昨日の話しは勉強になりました。とても面白い話しでした。
特に篠笛が唄用とお囃子用とあって、調律が全然違うというのは、、、驚きです。
普通は音律が音楽の大系を律しているのに、、、、同じ笛でそれが違っていて、ということはそれぞれの音楽独立しちゃっているのか、、、と思えば、実際音楽を聴くと明らかに同じ個性を感じるのは、、、何故なのかなあ?
熱心に聞き入る参加者のみなさん!
インフルエンザ騒ぎにも関わらず、きていただいて本当にありがとうございました。
森さんには「唄もの」の曲と「お囃子」を演奏してもらいましたが、特にお囃子の音楽では僕たちはメロディーを聴いているのではない!という結論に達したのでありました。
えらい、結論に達しちゃって、この次からどうしたら良いのやら。
最後は、篠笛(唄用の平均率に近い音律の笛)とバーンスリー(インドの、これも竹の笛)、そしてタブラーによるインド音楽+篠笛の実験セッションとなりました。
しかし、二人の笛の音は美しい。すばらしコンサートでした。
次回、このシリーズでは7月18日に「インドネシア・バリの笛、スリンとインドの笛」ゲスト:小林江美(バリ音楽)というのを行ないます。
お楽しみに。会場は、生まれ変わっている予定のここ「CAP CLUB Q2」です。
2009年05月24日
5/17近畿タクシーCMソング公開レコーディング!
5月17日、日曜日の昼下がり、ガムラン音楽で近畿タクシーのCMソング公開レコーディングを行ないました。
楽しかった!
ガムラン演奏は「ふいご日和楽団」のみなさんです。
彼らは今、新長田の駅前のビルで活動しているのですが、この練習の音を聴いた近畿タクシーの森崎社長が、「キンキ?近畿、、、って聴こえるぞ」とおっしゃったのがきっかけでCMソングを作ることになりました。
曲作りはふいご日和楽団の練習も見てくれているHANA*JOSSの佐々木宏実さん。
この日はゲストに唄うたいの川辺ゆかさんも参加してくれました。
インフルショックとはいえ、、、マスクして歌うとは!
左のお二人がHANA*JOSSであります。
他にもよく見ると多彩な参加者がちらほら。
まずガムランアンサンブルでベーシックになる部分を録音し、いろいろなガジェットも少人数に分かれてダビングしてゆきました。
録音終了後に記念撮影。
中央は近畿タクシーの森崎社長であります。
歌はもちろん、51秒の曲中、3回のナレーションも担当していただきました。
後日談でありますが、5月23日に神戸長田のFMわいわいで森崎社長が出演しこの日の録音した歌がオンエアされたのでした。
この放送を聴いた人はきっと衝撃を受けたに違いない!
こんな楽しい、ガムラン音楽を体験してみたい方は、ふいご日和楽団に連絡してみてください。
5月31日(日)に 日曜教室ガムラン体験というのがありますよ。
連絡先はふいご日和楽団団長の岩本くんまでどうぞ。
2009年05月17日
5/16ポールさんのドローイングの話し
C.A.P.の新メンバー、ポール・ベネットさんのドローイングについての話しを聴きました。
彼は、動物の骨からその動物の生態を研究した本に何枚もの絵を描きましたが、その時、テキストと絵との密接な関係、本の見開き2ページという空間を構成する文章と絵が相互に補完してひとつの事を描く、、、という事に興味を持ったそうです。つまりこの2ページがある出来事を描く(ドローイング)していることが面白かったという事です。
その後、アメリカのメイン州で漁のための船作りに参加した時、船の形状がそこの海や漁の方法などによって変わる、そしてその船のカーブの美しさ。この時にも船のカーブというものが、海や船の仕事などを描いて(ドローイング)いることに気がつきました。船自体が空間に海や漁に関する情報を伝えるドローイングであると捉えました。
そして、今、、、、ドローイングに関する新しい挑戦を始めようとしているのだそうです。
6月3日以降、海外移住と文化の交流センターでアーティストのアトリエ活動を日常的に公開してゆきます。ポールさんもこのプロジェクトに参加しますので、この続きはぜひアトリエを訪ねて聴いてみてください
2009年05月17日
5/9山村さんの海上生活報告会続編
もう一週間経ってしまいましたが、先週土曜は展覧中の山村さんが「海上生活報告会続編」を行ないました。
今回の展示のメインは、Q2の建物に隠された巨大な「Q」の写し取りと、突堤の上で集めた部材で作成したたこ焼き屋台です。
いつものようにスライドとお話しだったのですが、スライドは屋台の中に映してみました。
そして、もう季節も終わっているはずなのに、、、またまたタコを釣りまして、この日もお話しの後にたこ焼きパーティーとなりました。
もう、赤はちまきしちゃって本気です。
右は当然、奥さまであります。
2009年05月15日
5/17は公開レコーディング
5/17の日曜は「ガムランサロン」です。
近畿タクシーのCMソングをみんなで歌って録音します!
ということで歌の川辺ゆかさん、HANA*JOSSのご家族、そしてふいご日和楽団団長の象くんで打合せをしました。
当日は、インドネシアの歌、沖縄の歌をご披露したあと、この日の為に作ったCMソングを集まった皆さんで練習し、録音の予定です。
みなさんぜひどうぞ!
歌詞を予習しておこう!
「近畿タクシーは今日もげんき!(仮)」スレンドロ音階 マニュロ調
キンキ キンキ 近畿
きんき きんき 近畿
近畿タークーシーイー
今日もげんき 明日もゲンキ
断然! 安全! 安心!
(all right reserved)
2009年05月09日
5/5卓球を楽しむ会
第三回C.A.P.卓球大会「卓球を楽しむ会」が子どもの日に行なわれました。
元卓球部、卓球教室に通う人、卓球したこと無い人、中学生から50代まで、様々な人が集まりました。
今回は団体戦での試合で、そんなでこぼこ感満載のメンバーでも、かなりの白熱戦となりました。
写真ではニコニコ試合してるみたいですけど、目が笑っていません。
試合中「楽しんでください!」と審判から注意の声がかかるほど。
午後2時ころに始まって、なんと6時過ぎまでの大会となりました。
卓球部理事長?の上村亮太さん作成の陶製メダルも用意され参加者全員喜びの表情であります。
次回はもっと外部の方も誘ってみようと言うことになりました。
そのうち神戸市の大会にC.A.P.の卓球部もエントリーすることになりそうです。
ご期待ください!
2009年05月09日
04/26~30「海上生活」_山村幸則
4月 26日(日)
「葉」
黄緑色が目に優しい。
4月27日(月)
「福」
突堤には色んなものが落ちている。
4月28日(火)
「虹」
海の上に来てから虹を見る機会が多くなった。
4月29日(水)
「河」
河が流れて海となる。海は山と空とも繋がっている。
4月30日(木)
「生活」
上屋Q2にて3ヶ月間が過ぎた。かけがえのない時間。青春の日々。
本日、午後7時〜 STUDIO Q2 にて「海上生活」を振り返る。
ご予約は今すぐメールで
2009年05月09日
04/19~25「海上生活」_山村幸則
4月19日(日)
「積載」
黄色い船が停泊中。大きなクレーンを2つ搭載した働く船。
4月20日(月)
「風車」
夜、風が強く吹いた。風車はすごい勢いで回り続けていた。
4月21日(火)
「穴」
神戸の景色が丸く切り取れた。
4月22日(水)
「青」
羊飼いの少年が現れそうな空の下。ここは第4突堤。
4月23日(木)
「管」
夜の管はとてもきれい。今日、気付いた。
4月24日(金)
「門」
重い門を開けて2階に上がればそこは上屋。
4月25日(土)
「焦点」
ぼやけているのは疲れのせいか・・・はたまた寝不足か・・・
2009年05月05日
5/3 CAP春のつどい。ご参加ありがとうございました。
C.A.P.恒例の「春のつどい」は、サポーターのみなさんに一年間の報告と、これからの計画についてお話しする会です。
上屋Q2に引っ越して来て、早1年。
いろいろありました。一年前にも塗ったっけ。
床のペンキも塗り直しです。
今回は一階で報告会。結構広いです。
Q2は一階のこの空間がとても魅力的です。
そして5月3日、当日です。
写真を見てもらいながらサポーターのみなさんにこの一年の報告を行ないました。
そして今年は、C.A.P.にとって、また大きな変化の年になります。
CHANGE!です。
この6月から、海外移住と文化の交流センターで指定管理者の一員として活動することになりました。
アーティストのアトリエ活動を日常的に公開することを中心にした、ここでの活動を「CAP STUDIO Y3」として取り組んでゆきます。
そして指定管理の仕事とは別に、このセンターでカフェ&ショップを運営することにしました。
これはC.A.P.にとって、大きな挑戦です。なかなか営業的には難しい場所だと思いますが、様々な人がせっかく集まる場所です。
カフェから建設的な会話が生まれるということは、これまでの活動でよく分かりましたので、ちょっとがんばってカフェをやっていこうということにしました。
6月3日からオープン予定です。みなさん是非立ち寄ってください!
それから、現在使用している上屋Q2号での活動は「CAP CLUB Q2」として、より自由なコミュニケーションの場にしていく予定です。
よく「山に戻るんですか?」と聴かれますが、実は両方やっていこう!というのが今年のチャレンジです。
ということで、間もなくこのwebサイトも大きく模様替えです。
報告の後は、音楽です。
5/23から始まるアジア音楽のシリーズで企画とナビゲーターを務めるHirosさんのバーンスリー。
タブラーは田中りこさんです。
この日は、タゴール作曲の「春の歌」を演奏してもらいました。
のびのびしたすばらしい曲でした。
しかしそんなすばらしい演奏を聴く間もなく、、、
我々スタッフは2階に上がってパーティーの準備。
フルーツカクテルのお店も用意しました。
そして、この日から始まりました山村さんの「海上生活展」にちなんで、山村さんがQ2の周りで釣ったタコでたこ焼き屋さんをオープンしました。
たこ焼きパーティーであります。
写メしまくり。
この屋台は、借りて来た訳ではなく、山村さんの作品なのです。
そしてテラスではアイスクリームの店や
もちろん生ビールのスタンド。当然アサヒビールであります。
いつもいろいろなサポートをありがとうございます!
(社員の方がビールサーバー操作!おまけにがんがん飲んでいただきました、、、恐縮です!)
そんなざわめきを背に、サポーティングメンバーシップの入会申込受付は続く。
これが重要ですから。
楽しく過ごすうちに、暗くなって来ました。
今年の春のつどいもいろいろな方と、こんな風に話しをする機会となりました。
しかし、いつの間にかたこ焼き屋が居酒屋に、ごく自然に変わってますね。
山村さんの「海上生活」山村幸則展は5月24日まで。
Hirosさんの「日本の笛とインドの笛」(レクチャーコンサート)は5月23日。
是非お越しください。