2009年05月17日

5/16ポールさんのドローイングの話し

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C.A.P.の新メンバー、ポール・ベネットさんのドローイングについての話しを聴きました。
彼は、動物の骨からその動物の生態を研究した本に何枚もの絵を描きましたが、その時、テキストと絵との密接な関係、本の見開き2ページという空間を構成する文章と絵が相互に補完してひとつの事を描く、、、という事に興味を持ったそうです。つまりこの2ページがある出来事を描く(ドローイング)していることが面白かったという事です。
その後、アメリカのメイン州で漁のための船作りに参加した時、船の形状がそこの海や漁の方法などによって変わる、そしてその船のカーブの美しさ。この時にも船のカーブというものが、海や船の仕事などを描いて(ドローイング)いることに気がつきました。船自体が空間に海や漁に関する情報を伝えるドローイングであると捉えました。
そして、今、、、、ドローイングに関する新しい挑戦を始めようとしているのだそうです。
6月3日以降、海外移住と文化の交流センターでアーティストのアトリエ活動を日常的に公開してゆきます。ポールさんもこのプロジェクトに参加しますので、この続きはぜひアトリエを訪ねて聴いてみてください

シモダ  
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