2009年6月21日

06/20林さんのはなし、マスダさんのはなし

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6月20日土曜日、ちょっと夕方に霧雨が降ったりするなか、現在開催中の「披露展」アーティストによるアーティストトークの3回目が行なわれました。
上の写真はマスダマキコさん。
披露展での作品は海図をイメージしたもので天上から吊るされています。この日の話しを聴くまでだれも気がつかなかったのですが、なんとこの作品はゴムで止まっていて自由に組み替えて形状を変えることができるのだそうです。
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ええーっ、、、てなもんで、みんな触ってみたりして。

一方、林延子さんは全く違った作風です。
形として見えてこない様なものを見せていく、、、
そんな作品について、別の部屋に移って、これまでの作品写真を見ながら丁寧にお話ししてくれました。
もともとのモチーフが山だったものが多いけれど、実際の山を描きたい訳ではなく、実際の山というもの、世界中の人が山と呼ぶものの概念から、もっと記号化してみたいということ、、、なんだろうか。
観客にはアトリエアーティストも何人かまじり、興味深い質問が飛び交いました。

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マスダマキコさんは、ワークショップを行なう事が作品、というかメインの活動になっていて、C.A.P.でもこれまで子ども土曜クラブなどのワークショップを続けてきました。
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「六甲山ひつじ会議」「こどもCM企画室」などなど、おもしろいワークショップの数々を紹介してもらいました。
一昨年、補修前のこの建物でおこなったマスダマキコさんの展覧会「遊びの博物館」を、取材した映像記録が「コネクタTV」というwebサイトで見る事もできます

話しも盛り上がり、マスダさんが茹でたジャガイモもあるし、お話しの後はCAP CAFE&SHOP y3でパーティーです。
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この時に来ていた人がひとり、秋に展覧会をしてくれることになりました。
楽しみです。
次回、アーティストトーク第四回は、築山有城さんと、明日の夜ミュンヘンからやってくるClaudia Weberさんです。
みなさんのお越しをお待ちしています。

shimoda 01Y3日記
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