2009年9月29日

9/29 C.A.P.とは?

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先日の「Y3始めました。」から、STUDIO Y3の304号室でC.A.P.の活動資料の公開を始めました。
ナンデモ無い日に、資料閲覧はぴったりです。

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1999年11月から190日間行なった「CAP HOUSE~190日間の芸術的実験」のドキュメントです。
このプロジェクトに参加したアーティストがひと月毎に担当して作成しました。ドキュメントであり作品です。
なんでこんなケースに入っているかと言えば、2002年にこの資料は香港で巡回展示されたからです。
箱を開いて、手に取ってゆっくり見てください。

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棚に乗っているファイルは、1994年のC.A.P.誕生から10年目に作成したものです。
ミーティングの記録から催しのチラシ、企画書や企画書作成の資料等、、、、膨大です。
じつはこれらは全てWebに掲載していますが、ファイルで見るのも見やすいですよ。
横のテーブルには、C.A.P.誕生のきっかけにもなった「これからの美術館」などの提案書も読むことができます。

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1999年の「CAP HOUSE〜190日間の芸術的実験」のスライドショーです。
STUDIO Y3のある海外移住と文化の交流センターの過去の姿を垣間みることができます。
ナンデモ無い日もイイモンダ。

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2009年9月29日

9/29 ナンデモナイ日_相原信洋のアニメーション

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STUDIO Y3、305号室のアトリエアーティストである相原信洋さんは忙しく、最近なかなか在室できません。今日からまた外国へ行ってしまいました。
その代わりに、先日から部屋では常時作品上映を行なっています。
ナンデモ無い日に静かに観に来てみてはいかがでしょうか?
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2009年9月26日

10/23 レクチャー「バウハウスの生活と祝祭」(通訳つき) Festivities and Life at the Bauhaus

中止となりました。

残念なおしらせですが、ザビーネ・ハートマンさんが急病のため来日できなくなりました。
申し訳ありませんが、「バウハウスの生活と祝祭」は中止とさせていただきます。



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バウハウス設立90年・レクチャー「バウハウスの生活と祝祭」(通訳つき)
Festivities and Life at the Bauhaus


2009年10月23日(金)    19:00〜
講師:ザビーネ・ハートマン(バウハウス・ミュージアム、写真アーカイブ担当)
参加費 ¥1,000(1ドリンク付、要予約)

今年はバウハウス創立90周年にあたります。ドイツ・ベルリンにある「バウハウス・ミュージアム (Berliner Bauhaus-Archiv)」からハートマンさんを迎え、世界でもっとも豊富なバウハウス関連の写真コレクションと、このユニークな学校での人びとの生活についてお話しいただきます。

バウハウスの生活と祝祭/Festivities and Life at the Bauhaus
バウハウスはしばしば謎だと語られている。が、しかしバウハウスの教授陣も学生も、それぞれ日常生活を送る男や女たちである。第一次大戦と大恐慌のなか、彼らは力と想像力に満ちたアーティストであり続けた。バウハウス、このユニークなデザインの学校で祝祭は彼らを育てる豊かな土壌となり、彼らのこのようなサバイバルは写真となって残っている。バウハウスミュージアムの写真アーカイブ担当者、ザビーネ・ハートマンが世界で最も豊富なバウハウス関連の写真コレクションを紹介する。
(ザビーネ・ハートマン)
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Drachenfest Weimar

ザビーネ・ハートマン/Sabine Hartmannについて

1972-1976 東ベルリンのフンボルト大学にて美術史および文化研究
1976-1981 ハーレ/ザーレ「モリツブルグ」州立ギャラリーにて学芸員
1982-1984 西ベルリン芸術大学にて文化研究
1983 より、ベルリン・バウハウスミュージアムで写真アーカイブ担当。

共著:
Photography at the Bauhaus, Berlin 1990
Lucia Moholy, Bauhaus-Fotografin, Berlin 1995
Fotografie in Berlin, Berlin 2005


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2009年9月26日

10/23 SHOWCASE#1 「Ryo Kitano Exhibition -slight sight-」

STUDIO Y3の新しい展覧シリーズ「SHOWCASE」が始まります。
最初の作家は、北野諒さんです。
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「CLOCKWISE CLOCK」北野諒

SHOWCASE#1 「Ryo Kitano Exhibition -slight sight-」

2009年10月23日(金)〜11月22日(日)

*10月24日(土) (参加無料)
     17時〜19時 トークショー「作品についてかたること(についてかたること)」  
     19時〜 オープニングパーティー 

作家が作品についてかたることのみならず、作品を見る人(鑑賞者)がどのように作品を考える(かたる)か、ということに注目して、一方通行でない、フレキシブルな対話の場を作りたいと思います。作家に加え、ナビゲーターとして京都造形芸術大学アートプロデュース学科3回生の仁科泰生さんを迎え、刺激的なトークセッションを試みます。

「誰」が作品をかたるのか。「語る」こと。「騙る」こと。かたるという営みについてかたること。
さまざまな「ねじれ」を呼び起こす仕掛けを準備して、皆様の参加をお待ちしています。

【展覧会に寄せて】 (北野諒)
ある曇りの日、久しぶりの休日、と部屋の整理をしているうちにベットに倒れ込んで昼寝をしてしまった。
どのぐらい眠っていたのか、携帯電話の振動で目をさますと、カーテンを引いた室内は薄暗く、
場所を変えようと思っていた壁掛け時計が作業の途中で床に置かれたままだった。

時計の盤面は目盛のみのプレーンなデザインで、文字が配されておらず、
つまり天地左右の区別がつかない。

一瞬、ひどくフワフワした無重力のような感覚を覚える。
情けない事に、今が何時であるか全くわからない。
時計を「どちらからみればよいか」がわからない。

時計を裏返し、裏面の文字の向きを見ることでようやく天地を確認する。
今は4時23分である。

気を取り直し作業を再開する。
しかし、どうも落ち着かない。
言いようの無い違和感を感じる。
メールをチェックしようと、携帯電話の画面を見てその理由に気付く。
既に日付が変わっていた。
今は夕方ではなく朝方の「4時」である。

日常に埋もれたささやかな感覚、何ものかへの予感。
在るか無しかの幽かな光景-slight sight-。
そのようなものと出会いたくて制作をしている。のかもしれない。


●作家略歴

北野 諒 / Ryo Kitano
1985 大阪生まれ
2009 和歌山大学教育学部 生涯学習課程芸術文化コース(彫刻ゼミ) 卒業
2009 京都造形芸術大学大学院 芸術研究科芸術表現専攻(修士課程) 入学
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2009年9月22日

9/21 Y3 始めました をしました

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9月21日、お彼岸でもありましたが、「Y3始めました。」を開催しました。
今年の6月にこの建物に戻ってきて、ゆるゆると準備を進め、いよいよ活動本格スタートです。
上の写真は、補修工事前には封鎖されていました5階の講堂での「Y3始めました。宴会」の様子です。
板の間床座りのちょっと和風?な感じ。。。。写真を見るとそうでもないですね。
昨日の様子をまた写真でちょっとご紹介します。
記録係は、プラモ部のトミーくんでした。ご苦労さんでした。

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午後1時、開始です。
夏が戻ってきた様なちょっと汗ばむ気候でした。
1時からは、STUDIO Y3のオープンアトリエです。
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30分毎にスタッフによる館内ツアーを実施。
これは4階の上村亮太さんのスタジオ。
C.A.P.メンバーの大野裕子さんがツアーガイドとなって活躍でした。

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斜め向いは、東野健一さんのスタジオです。
ツアーガイド、藤川怜子さんも同行!
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さらに進んで、「究無万象」展開催中の作家、築山有城さんのスタジオであります。
展覧会場となっているGallery #2の斜め向いが彼のスタジオです。
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同じく4階に、スタジオがある林延子さん。
震災の後、この建物の2階は神戸海洋気象台の仮庁舎として使われていました。
この作品は、当時の気象台長室の椅子を使ったものです。

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そうこうするうちに、ツアーと無関係に東野健一さんのインド式紙芝居がスタート!
みんなぐんぐん引き込まれました。
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一方、Gallery #1では、中村由紀子さんの展覧会「YIN AND YANG」展のアーティストトークと、中村さんのもう一つの専門であるアフリカの楽器「ムビラ」の演奏が始まりました。
展示作品の隙間に椅子が、、、大丈夫か!?
大丈夫でした。よかった。
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3階のGallery#3では中国茶会「Y3的閑暇」が催され、来られた方々に香り豊かな2種の中国茶が振る舞われました。
このお茶会、本当は外で行なう予定でしたが、午後から風が強くなってきました。
お茶葉が飛ぶわ、テーブルクロスはめくれるわ、アルコールランプの火は消えるわで、急遽屋内へ移動!
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中国茶会「Y3的閑暇」のその真上はGallery#2です。
ここでも「究無万象」展のアーティストトークが開催されました。
話しを聴き、熱心に作品に見入る参加者の方々。
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作品の形状はすべてキューブ。立方体です。
質感とはなんなんだ!?!ということを、違った素材を扱う二人の作家が探究していく展覧会です。
お客様〜、ガッツポーズですが、なにか?
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演奏とトークを終えた中村由紀子さん。スタジオでツアーのお客さんを迎えます。
彼女のスタジオは築山有城氏の隣なのです。

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と、楽しく過ごすうちに、あっという間に宴会の時間がやって参りました。
これまで長年封鎖されてきた5階講堂。
このような宴会が催されるのは、もしかしたら建物の歴史上初めてかも知れません。
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C.A.P.メンバー持ち寄りのオバンザイを自由に楽しむ、ビュッフェスタイル、、の和風宴会場。
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ご歓談中ではありますが、東野さんと、突然かり出されたHirosさん。
インドのクリシュナ神について話し始める。
もちろんそのあとは、インド式紙芝居を一発ご披露していただきました。
東野さんありがとう!
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全体的にきれいになったこの建物。エレベーターも付きました。
なんとエアコンも付いてるんですよ。前は何も無かったのに。
すばらしい!!
ただ、、、、完全退出の時間が決まってしまいました。
白井廣美さんによるすてきなパフォーマンス「バナナ」でこの宴、幕を閉じました。
広い会場にいるお客さんたちに頭に載せたバナナを取って食べていってもらう、という内容です。
なぜかジーンときた。
白井さん、どうもありがとう。
みなさん、STUDIO Y3はこんな感じになりました。
何にも無い時も是非遊びにきてください。
(今週は木曜が振替休館日になってますのでご注意を)
現在展覧会もふたつ開催中!
みなさんのお越しをお待ちしています。
Posted by shimoda at 18:25 | コメント (0)

2009年9月 5日

09/21 Y3始めました

18:00からの「Y3始めました。」宴会には予約が必要です。
ご予約はe-mailで「Y3始めました。」宴会とおかきの上、お名前をお知らせ下さい。
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「CAP HOUSEはどうなったの?」そんな声がささやかれるなか、お待たせしました!
CAP HOUSEは「CAP STUDIO Y3」として活動開始です。
すっかり変わった? でも、空気は一緒? でも新しい? なのかどうか。
アトリエ巡りに展覧会、宴会と、お披露目となるこの日に久しぶりのC.A.P.へ、お出かけください。

2009年9月21日(月・祝)

13:00〜18:00 オープンスタジオ
各アトリエでアーティストがお待ちしています。巡回ツアーもありますよ。
*ツアーマップセット(1ドリンク+おみやげ付き)300円。見学のお供に是非どうぞ。

 15:00〜 「YIN AND YANG」展アーティストトークとムビラ演奏 中村由紀子
 17:00〜 「究無万象」展アーティストトーク 竹内紘三+築山有城
 館内ツアーに参加しよう!13:30より17:00まで、30分ごとに出発です。
 411号 東野健一。インドの紙芝居やります!


18:00〜21:00 「Y3始めました。」宴会【要予約】
久々の!?C.A.P.のパーティーです!是非ご参加ください。
参加費1500円(1ドリンク+フード付き)
参加ご希望の方は9月15日までにお申し込み下さい。
ご予約はe-mailで「Y3始めました。」宴会とおかきの上、お名前をお知らせ下さい。

アトリエアーティスト紹介

3F
#303 杉山知子 アーティスト。C.A.P.の代表です。
#305 相原信博 ごめんなさい、ロンドンに行ってます。アニメーション作品を観ていってください。
#306 共同アトリエ 今使っているのはわたしです(峪田彩)

4F
#402 林延子 穴をあけたり、針と糸で縫ったり、粘土を引き延ばしたり。。。
#403 ポール・ベネット ドローイングと写真が専門です。アメリカ人です。
#404 ベロニカ・ドバース ごめんなさい、ドイツに行ってます。ガラス絵という技法で描いています。
#405 ワークショップルーム 携帯ストラップを作りましょう。ちょっと工作しておみやげにどうぞ!
#407 築山有城 いろいろな素材で主に彫刻を制作。陶芸作家竹内紘三さんと二人展開催中。
#408 中村由紀子 陶芸家。展覧開催中。アフリカの楽器、ムビラの演奏もします。
#409 マスダマキコ 作品としてワークショップを行なっています。
#410 田中美和 絵を描いています。
#411 東野健一 インドの紙芝居、アトリエでやります!
#412 上村亮太 絵を描いています。絵本も作ってcafeに置いているので見ていってください。
裏庭では中国茶会、「Y3的閑暇」。ツアーマップセットのドリンクチケットでどうぞ。


Posted by shimoda at 15:45 | コメント (0)

2009年9月 4日

9/4 cafe & shop y3 ブログオープン

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2009年9月4日。
本日よりcafe & shop y3がブログカテゴリーとしてオープンしました。
祝!開店。
鳴海さんよろしく〜。
Posted by shimoda at 20:45 | コメント (0)

2009年9月 4日

カフェですよ

みなさま暑い夏も、いや〜今年は涼しいほうでしたが、いかがお過ごしでしょうか。
CAP CAFE&SHOP y3マスターの鳴海です。
珈琲研究所から名前は変わりましたが、引き続きよろしくお願いします。
是非是非遊びに来てくださいね〜、様々なお話しが待ってます。?

☆おしらせ☆
明日9月5日(土)はカフェのみ臨時休業致します。ごめんなさい。

神戸ビエンナーレの関連企画にて神戸は元町の乙仲通りを、生徒さんと一緒に写真を撮っています。
Posted by 鳴海健二 at 20:05 | コメント (0)

2009年9月 4日

HUNDREDとClaudia、 展覧会は13日まで!

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「HUNDRED」と「クラウディアヴェーベル滞在制作展」の二つの展覧会、13日の日曜まで開催しています。
すごく楽しい展覧会です!
写真だけでも、ちょっとご紹介します。ぜひ、会期中にお越し下さいね。
上のすだれ?もHUNDREDの作品です。
作者cafe&shop y3の鳴海マスター。見つけにきてくださいね!
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こちらは國久真有さんの作品。
100円ショップでどれだけ買った?
 大きくって一部屋独占です。
「HUNDRED」の会場は4階です。

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西側のGallery 1での展示。
手前は藤本由紀夫さんの作品。
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そのそばにはこんな作品も。
小野養豚んさんの作品。
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おなじくGallery 1の展示風景。
茶色のタワーは何でできているのでしょうか?
手前のイカちゃんは、それぞれに独立したタイトルがついています。
全部観てみてくださいね。
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Gallery 1から東を見たところ。
作品は築山有城氏。

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築山有城氏の作品の横手が、クラウディアさんのアトリエです。
彼女の展覧会は1階で行なっていますが、作品が収まりきれず、アトリエにも展示しています。

ではクラウディアのアトリエでの展示を見てみましょう。
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西壁面です。
スケッチもあります。

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こちら、東壁面です。

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部屋の片隅には絵具が。
ライブ感溢れてます。

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こちらは再び「HUNDRED」の作品。
この渋い感じは、、、東野健一さんの作品です。
自分で並べ替えてよいそうです。

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東側、Gallery 2ではベロニカさんのドローイングが洗濯物のようにぶら下がっています。
タイトルが、、、「100円ショップで買えないもの」ときました。
それでいろいろなアイデアが並んでます。
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そうですねー。ともだち売ってませんね。
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同じくGallery 2。杉山知子さんの作品です。

では一階のカフェのあたりに行ってみますよ。

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クラウディアさんの展覧でカフェとその横のスペースが、柔らかく、そして暖かくなりました。
作品がないと大分違った雰囲気ですよ。
息がしやすくなったみたいな、、、、
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カフェオープン前の午前中。南からの日差しが入ってきます。
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こちらはカフェのテーブル。
横の白い蝶は藤川怜子さんの作品。
Q2にあったのが、今はちょっと引っ越してきました。
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カフェもご利用下さい!
11:00から19:00まで、鳴海さんのおいしい珈琲と展覧会をお楽しみ下さい〜。

Posted by shimoda at 15:19 | コメント (0)