2011年7月17日

7/17「Y3アトリエアーティスト披露展」リレートークの様子

披露展のリレートークも最終回となりました。田岡和也さん、澤田摩耶さんが話しました。 110717talk01.jpg
澤田摩耶さん、田岡和也さんのお二人。実は二人とも香川県出身。
二人の希望で、トークは香川県人会でやりたい!ということで、こんな組み合わせになりました。
澤田さんは善通寺出身、田岡さんは琴平出身で、地名の由来やら歴史やら、弘法大師がどうしたとか、いやいやその父の名が、、とかすっかり香川の奥深さについて聴いてしまいました。
田岡さんによると、香川は伊藤若冲や円山応挙とゆかりだとかで町をあげて芸術活動の推進をしているとか?
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田岡さんは、小さいころはただ目立ちたいという一心で、中学の時に「笑いの文化人講座」?とかいうタウン誌に毎回毎回笑える話しを投稿していたそうです。そこで自分がいないところで自分がやってたことが「ウケる」ということに快感を覚え、、、、美術に繋がっていったそうです。なんか怖いような。
なんか最初は、「絵で笑わす」みたいなことをしたそうで。
田岡さんは結構お笑いの方も真剣にやってたそうです。
デッサンをとにかくずっとやっていたのですが、アクリル板のような透明な物に描きたくなったそうなんですが、値段が高かったのでメンディングテープを支持体にして絵を描いたりしました。
貼って描いて貼って描いて、、、、2mの作品にしたり。
そのほかグッズの開発や壁画制作や、いろいろなことが現在進行中だそうです。

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さて澤田さんの番ですが、作品の前に移動。
澤田さんは9点の絵とオブジェを展示。
これまでは何とも思わなかった桜に、今年初めて感動して描いた絵だそうです。
オブジェは学生のころ作った物です。「これ座れるんです」ということでリクエストにより、先週のリレートーク担当の井階さんが座ってくれました。
井階さん曰く、なんかこうして座って眺めると、桜を見上げてる心持ちになるそうです。
学生の頃は、描く事に必死になりすぎた、今は自分の描きたい物は何なのか?自分が美しいと思う物は何なのか?そういう事を考えることが重要で、そうする時間がやっとできたということです。
澤田さんの絵はこれからどんどん変わっていくのでしょうか?
たのしみです。
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田岡さんの作品。手前の壁面が「ドローイング新世界」、奥が大きな油彩のための下絵で「蛍の夜」。
みなさん、一点だけサランラップで巻いた作品があるんですが、、、、
これも面白い逸話がありました。
でも、、、それは田岡さんに聴いてください。
さて、この展覧も明日で終了です。
ぜひどうぞ。
shimoda 01Y3日記
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