2011年11月30日

CAP STUDIO Y3へのアクセス

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STUDIO Y3
〒650-0003 神戸市中央区山本通3丁目19-8 海外移住と文化の交流センター内
Phone/fax:078-222-1003

交通:
JR・阪神「元町」駅より徒歩15分、地下鉄「県庁前」より徒歩10分、
JR・阪神・阪急・地下鉄「三宮」から市バス7系統で「山本通3丁目」下車徒歩2分
お車でご来館の方は、有料駐車場(9:00〜18:00)をご利用下さい。

営業時間:
祝日と休館日が重なった場合は営業し、翌日に振替休館いたします。
STUDIO Y3 10:00-19:00(月曜休み)
CAFE&SHOP y3 10:00-19:00(月・火曜休み)

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Posted by shimoda at 15:46 | コメント (0)

2011年11月29日

12月と1月 C.A.P.のアーティスト情報

STUDIO Y3やCLUB Q2以外でCAPのアーティストは何をやっているのか? そんな事も知らせて欲しいという声にお答えしまして、ちょっと聴いてまわりました。
C.A.P.のアーティストの12月と1月の展覧会予定です。
まだ他にも情報が増えるかもしれませんが、わかるたびにブログは更新しようと思います。

淺野夕紀 グループ展「二次元と三次元のはざま」
art project room ARTZONE
2012.1.14(土) - 1.29(日) 平日13:00 - 20:00 / 土日祝 12:30 - 20:00(最終日は17:00まで)
*レセプション 1/14 18:00 - 20:00
*ワークショップ 1/22 14:00 - 16:00
*作家トーク 1/29 14:00 - 17:00
URL


■上村亮太 展「いまいるあたり」 Gallery Shimada deux 2011.12.17(土) - 27(火) 12:00 - 19:00 *ミニライブ 12/25 19:00 URL
■「上村亮太とEnk de Kramar」展
O Gallery eyes
2012.1.30(月) - 2.11(土) 11:00 - 19:00(土曜は17:00まで/日曜日休廊)
URL

上村亮太website

■倉智敬子/高橋悟 展「Chatterbox ヒトの鳴き声」 MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w 2011.12.23(金・祝) - 12.25(日)/2012.1.7(土) - 27(金) *オープニングパーティー 12/23 17:00 *サウンドパフォーマンス 1/7 16:00 URL
■坂井良太 グループ展「GALLERY301 2nd Anniversary GROUP EXHIBITION 2011」
2011.12.2(金) - 13(火) 12:00 - 18:00
*オープニングパーティー 12.4(日) 16:00〜
水曜休/最終日 17:00まで
URL

■田岡和也 グループ展「2011 様々な邂逅」
ARTLAND GALLERY(香川・丸亀)
2011.12.10(土) - 25(日) 10:00~18:30(水曜休廊)
URL

田岡和也website


■高濱浩子 「陶+(トータス)VIII」
南京町ギャラリー蝶屋
2011.12.15(木) - 20(火) 11:00 - 19:00(最終日17:00まで)
URL

高濱浩子website


■築山有城展「中之島スタジアム4||7」 ポストギャラリー(中之島4117 内) 2012.1.06(金) - 29(日) *アーティストトーク 1/8 15:00 open 水~金曜 11:00~19:00/土日祝 11:00~17:00 月・火曜定 休(祝日は翌 日休)
URL

築山有城website


■東野健一「あんなんこんなんそんなん インド」 インドのポトゥ展示 ぎゃらりー光 2011.12.14(水) - 18(日) 11:00 - 18:00 *お話と絵巻物上演 17・18 15:00 URL

■藤川怜子 展「スマとわたしの7ヶ月」 Gallery PARC 2011.12.13(火) - 25(日) 11:00 - 19:00 月曜休/最終日 18:00まで URL

■藤本由紀夫  (オーストラリア)「Omnilogue: Alternating Currents 展
- オムニログ:オルタネィティング カレント: 3.11以降の日本現代美術 -」
〜2011.12.31
URL



■藤本由紀夫展『philosophical toys』 GALLERY CAPTION 2011.10.29(土) - 12.10(土) 12:00 - 18:30(日月・祝日休)
URL
■藤本由紀夫 グループ展「カレンダー for 2012」
アートスペース虹
2011.12.6(火) - 12.18.(日)(月曜休)
URL

■藤本由紀夫 グループ展「BOX展」
ギャラリーノマル
2011.12.22(木) - 2012.1.21(土)13:00 - 19:00(日祝休) ※12/29(木)〜1/5(木) 休廊
*ライブパフォーマンス&トーク:1.14(土) 17:00
URL
Posted by shimoda at 18:51 | コメント (0)

2011年11月27日

December Events at Y3


Sat. Dec. 3rd thru Sun. Dec, 25th
Drawing Exhibition 2011
Titled "drawing/distance."
Artists: Ohnishi Masakazu, Tsukiyama Yuki, Hayashi Nobuko,
Hayashi Yuki, Yamamura Yukinori
Opening party at 18:00 Sat. 3rd

Sun. Dec. 4th 
Exhibition at cafe; Yamahashi Daijiro solo show
"in my life"
Talk at cafe at 15:00 Sun. 4th
500JPY including one drink.

Sun. 4th and Sun. 18th
NENDO (clay) Club
"Making your earthenpot"
Teacher: Nakazawa Masako(ceramic artist)/fee:5,000JPY
4th 11:00-17:00 shaping
18th 13:00-17:00 decorating
Participants need to attend both days
Your earthen pot will be fired and ready to take home after 24th.
Reservation required

Sat. Dec. 10th 
Tomo's cafe, 11:00-17:00
Tomo san prepares special menu at the cafe.

Sun. Dec. 11th CAP STUDY 2
"Bibliotheque 208.ext" no.7: Close up of Miyatake Gaikotsu #2
With Morishita Akihiko
15:00-18:00/
Reservation required
Fee:500jpy

Sat. Dec. 24th
CAP Saturday Club
"Let's make paper snow dome"
13:00-15:00/
Sawada Maya
Fee 1000JPY
Posted by Paul Venet at 09:26 | コメント (0)

2011年11月26日

11/26 大きい!クリスマスツリー

本日の土曜クラブは、川崎マキさんが先生で、大きなクリスマスツリーを作りました。 111126xmastree08.jpg
結果からいっちゃいますけど、こんな大きなクリスマスツリーができました。天井まででは収まりません。
紙でよかったです。巻けば部屋から出るから。
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みんなで身の回りのものをつかってスタンプを作ります。
ツリーは全部、スタンプを押して作りました。
風船とかスポンジとかたわしとかサランラップの芯とか、、
すでに下地になる木の部分は、こういったものでできました。
次はこれにデコレーションするためのスタンプ制作です。
右の少年は飛び道具を開発!ちょっと見えにくいですが、長い柄がついてます。
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少年の飛び道具、人気です。「貸してー」って感じです。
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下地からすでに結構前衛的なんですけど、クリスマスリースを描こうと、、、つまり長い線ですけど、その長い線を描くためにチョロQ出動です。
タイヤが赤いのはペンキです。走りにくかったのか、ツリーの上で転覆してました。
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どんどんいろいろなデコレーションが増えていきます。
さらにツリーのまわりにはみどりの足跡とか手形とかも増えていきます。
手前に見えている柄杓のようなのは、もちろん少年の飛び道具です。
あかりのような黄色い方形のデコレーションは、これで押しています。
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ツリーのてっぺんには☆だろう?
ということでみんなの手でスタンプして大きな星がつきました。
なんか小さな赤い太陽みたいなのも同時に出ています。あれはペットボトルの底でスタンプしたようです。
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それで、みんな手がまっ黄色になりました。
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ということで、できました。
おおきなツリーです。高さ3.5mくらいあるでしょうか。

参加してくれた人には、このツリーからはがきサイズに切り取ったカードがクリスマスプレゼントになって届きますよ。
お楽しみに。
さて、次回の土曜クラブは、なんとクリスマスイブに開催です。
アトリエアーティストの澤田摩耶さんが先生です。
ペーパースノードームを作ろう☆
ぜひご参加下さい。

Posted by shimoda at 16:59 | コメント (1)

2011年11月20日

12月のcapture「それぞれのドローイング」

"capture"はC.A.P.のニュースレター"CAPER"に毎月掲載の取材記事です。
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12月のcapture「それぞれのドローイング」
昨年4月に続いて2度目のDrawing Exhibition
ドイツに滞在中の林延子を除く参加作家の4人、大西正一、築山有城、林勇気、山村幸則に、今回の展覧会のテーマ「ドローイングの距離」へのそれぞれのアプローチについて伺いました。

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築山有城(彫刻家)「自分の線/機械の線」
前回参加したドローイング展では、市販のマイブックという何も書かれていない本を買って、1月1日からずっと年内は毎日書いたんですよ。日記とかアイデアスケッチとか。文章で書き留めておくと、書いた時の脳みそに瞬間的に戻る。この過程もドローイングと呼べるのかなと思って展示しました。今実験的に制作しているのが、手回しろくろに母材を固定して回転させ、サインペンを走らせる作品。実際に僕が描いてるんですけど、回転運動が加わってるんでそれが自分の線なのか機械の線なのかわからない。今回はそんな方法で制作した作品を展示しようと考えています。




111203capture03.jpg林勇気(映像作家)「コンピューターとドローイング」
僕はコンピューターで画像データから素材を切り抜き、素材に動きを付けてアニメーションを作っています。1つの作品で数千枚分のデータを扱うことがあります。画像を切り抜いている時に指で触っている感覚があり、それを可視化出来ないかと思って切り抜いた画像のアウトラインをコンピューターの線でなぞっていきました。
マウスを動かしてコンピューターで線を描くことをドローイングと呼べるのかどうか、その境界線を考えた時に、今回の展覧会のテーマ「ドローイングの距離」を思いついて参加作家のみなさんに提案しました。


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山村幸則(美術家)「移動の跡と実験」
前から自転車でC.A.P.に通っていて、運転中に生と死の境目みたいな、かなりギリギリの状態になることがあるんですよ。
そんな状態で移動している軌跡というか、跡はなかなか目に見えるものではないけれど自分が移動した距離を作品に結びつけたいとずっと考えていて、今回の展覧会では実験的にドローイングでアプローチ出来ないか探ってみたいと思います。





111203capture05.jpg大西正一(写真家)「像と面の変化」
ある程度テーマを絞って撮りたい場所に行ってもうまい具合に撮れないことがあり、撮り重ねていくうちに段々、あ、これかも、っていうのが見えてくるんです。そこに行きつくまでの何枚かはドローイングに近いのかな。ドローイングはそもそも作品の完成に向けての過程を記すものだと思います。
普段写真を撮る以外にデザインをやっていて、デスクトップで作業してることが多いんですよ。デスクトップ上では日々情報が変化していて面白い。それを最近は毎日撮っています。今回の展覧会では壁1枚をデスクトップに見立て、その上で色々な設計をするような展示をしたいと思っています。

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2010年4月に開催したDrawing Exhibition「5人の風景--記述された日常」は、C.A.P.メンバーの上村亮太(美術家)が企画した展覧会で、大西正一、築山有城、林延子、山村幸則を集め、それぞれが日常の生活の中で描き続けたドローイング作品を展示しました。
本展参加作家の林延子は現在ドイツに滞在中です。
印刷物にはありませんが、ウェブ版では彼女から送ってもらった原稿を公開します。
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111203capture06.jpg林延子(美術家)「完成予想図ではなく」
去年の「5人の風景--記述された日常」展に参加してから、以前よりドローイングをするようになりました。ドローイングでも他の作品でも、はじめのとっかかりがあって描きはじめるのですが、作っている過程を通してどんどんアイデアが変化していくことに気がついたのです。
完成予想図のようなドローイングはあまりなく、ドローイングも他の作品と同じように1つ1つアイデアが変化して行くプロセスがあって、作品として描き上がると思っています。
今回は描く前に対象物の線をまずつくる、ということを考えています。いつも作品に手を入れすぎてしまうので、ぎりぎりまで本当に必要なものだけを残して作るように意識しています。また、展示方法についてももっと幅広く考えたいと最近よく思っています。

Posted by shimoda at 18:24 | コメント (0)

2011年11月20日

12/24(土)CAP土曜クラブ「ペーパースノードームを作ろう☆」


ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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CAP土曜クラブ 「ペーパースノードームを作ろう☆」
2011年12月24日(土) 13:00〜15:00
講師:澤田摩耶(アーティスト)
参加費:1,000円(材料費込、9才以上の方はどなたでもご参加頂けます)/要予約

紙に描いたイラストを立ち上げて、筒状のスノードームを作ろう!
ちょっと変わったオリジナルのスノードーム、クリスマスプレゼントにぴったりだね!!

こんなのができます:
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Posted by kono at 17:09 | コメント (0)

2011年11月20日

12/11(日)CAP STUDY 2「ビブリオテーク208.ext〜移動美術資料室がCAPにやって来る!」第7回:宮武外骨に迫る(2)


ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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CAP STUDY2
「ビブリオテーク208.ext〜移動美術資料室がCAPにやって来る!」
第7回:宮武外骨に迫る(2)

2011年12月11(日) 15:00〜18:00
講師:森下明彦(メディア・アーティスト、美術愛好家)
参加費:500円/【要予約】 

前回に引き続き、宮武外骨に挑戦します。既にその仕事の概略をご理解いただいたという前提で、2回目は参加者の皆様にそれぞれの視点から外骨の魅力を引き出していただこうと考えています。
移動美術資料室のあり方に関しての、1つの試みでもあります。

全10回分の日時、テーマ一覧はこちら、C.A.P.のニュースレター、「caper6月号」のピックアップ記事「Bibliotheque 208主宰、森下明彦インタビュー」はこちらです。
Posted by kono at 17:01 | コメント (0)

2011年11月20日

12/10(土)Tomo's cafe


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Tomo's cafe
2011年12月10日(土) 11:00〜17:00
店長:杉山知子(アーティスト、C.A.P.代表)

いつもの珈琲研究家の鳴海店長に代わって、杉山知子店長登場!
この日だけのスペシャルメニューを提供します。

*menu*
◎プレートランチ 800円(10食限定)
・揚鶏のねぎソースかけ
・海老玉子
・青菜のナムル
・ごま風味のじゃがいもサラダ
+わかめスープとご飯

◎ハヤシライス(サラダ付き) 600円

◎ベークドチーズケーキ  200円
 ケーキセット(コーヒ、または紅茶付き) 500円

みなさまのお越しをお待ちしています。
Posted by kono at 16:58 | コメント (0)

2011年11月20日

12/4(日)・18(日)ねんどクラブ「オリジナル 土鍋作り」

4日は形作り、18日は絵付けと釉薬掛けを行います。両日ご参加ください。 ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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ねんどクラブ

「オリジナル 土鍋作り」

2011年12月4日(日) 11:00〜17:00、18(日) 13:00〜17:00
講師:中澤雅子(陶芸作家)
参加費:¥5,000/要予約
持ち物:エプロン
4日は形作り、18日は絵付けと釉薬掛けを行います。両日ご参加ください。
できた鍋は24日以降にお渡しします。
釉薬の色は、お鍋の中に何を入れても合う白色、モダンな黒色、の2色からお選び頂けます。
ご予約の上、ぜひご参加ください!
111204nakabon.jpg講師の中澤雅子です。
いよいよ冬到来。お鍋の季節ですね。
今年の冬は、自分で作ったオリジナルの土鍋でほくほくぬっくぬくの冬にしませんか?
基本的には一人鍋サイズになります。蓋の形を変えれば、タジン鍋だって作れちゃいますよーー。
釉薬の色はシンプルな白、モダンな黒があります。
この機会に是非ともご参加ください!

Posted by kono at 16:36 | コメント (0)

2011年11月20日

12/4(日)〜 カフェ展示 山橋大二郎個展「in my life」


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カフェ展示 山橋大二郎個展「in my life」
2011年12月4日(日)〜2012年1月29日(日)  10:00〜19:00/月、火曜定休
*4(日)15:00 〜アーティストトーク 参加費:¥500(1ドリンク付)

この展覧会は、「山橋大二郎個展 in my life」と明記しています。「in my life」という副題は、僕の好きなバンド ビートルズの曲にある題名からとりました。この「in my life」は、ヴォーカルであるジョン・レノンが自身の人生から体験したことを歌詞に表わした曲です。
話がそれますが、僕は幼稚園のころからジョンが好きで、美大に入ったころはいつかビートルズやジョンの曲を作品や個展の題名などに使いたいという願望がありました。まさかこの個展で早く願い、目標が叶うとは思いませんでした。
この個展はビートルズの曲「in my life」をそのまま真似たわけではなく、僕なりの「in my life」を、「曲」ではなく「絵画」や「彫刻」で表現できればいいなと思い考えました。そこで僕は自分の人生、僕の日常生活(=in my life)のなかで、具体的なモチーフ、それは人物や日常生活のなかでありふれたモノから五感で感じ得たものを絵画や彫刻で表現してみました。これは僕の持論ですが、美を感じ取ることは何も遠出しなくても高額なお金を出さなくても日常生活のなかにあるのだと思います。たとえば、夕日を見て「きれいだな」とか、Tシャツを買うときの「かわいい」「かっこいい」とか、それはある意味そのひとなりの「美」なんじゃないかと思います。これはあくまで僕の意見です。その自身が感じたものを誰かに伝えたいという感情や気持ち、欲求がいつしか線や色、形で表現するものだと思います。
Posted by kono at 16:26 | コメント (0)

2011年11月20日

12/3(土)〜25(日) Drawing Exhibition 2011「ドローイングの距離」


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Drawing Exhibition 2011「ドローイングの距離」
参加作家:大西正一、築山有城、林延子、林勇気、山村幸則

2011年12月3日(土)〜12月25日(日) 10:00〜19:00/月曜休館
*3(土)18:00〜オープニングパーティ


2010年のDrawing Exhibitionでは、普段からその制作過程において、「描く」という行為を行っていなかった参加作家たち(アーティスト、彫刻家、写真家)が、「ドローイング」を「描く」ことをテーマに展開したものでした。
第二回となる今回は、「そもそもドローイングとは何だろう?」とそれぞれの作家が考えるところから始まります。
表現媒体が異なれば、描き(書き)留められたものの持つ意味も違うはずです。
もしかしたら、それは、描かれたものではない可能性もあります。
あらためて「ドローイング」について考えてみる。
今展覧会では、「ドローイング」を通して、作家自身と作品、そして、制作過程との関係性や距離感が浮かんでくることになるでしょう。
■参考作品

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(左より:大西正一/築山有城/林延子/林勇気/山村幸則)

*「ドローイングの距離」参加作家の取材記事はこちら
Posted by kono at 12:13 | コメント (0)

2011年11月16日

キャパちゃんTシャツ新登場!

X'masプレゼントにどうぞ!!
CAFE & SHOP y3にCAPの初代マスコット?キャパちゃんのTシャツとエコバッグが登場しました。 111116capachanT.jpg
1995年に生まれたばかりのC.A.P.が初めてアートパーティーを行ないました。その時に生まれたのがキャパちゃんです。生みの親は当時のメンバーアーティスト、赤松玉女さんです。
かわいいですよ〜〜。

キャパちゃんTシャツ
Mサイズ 1,500円/XSサイズ 1,500円/100サイズ(子供用) 1,200円/エコバッグ 800円

【お得なセット】
エコバッグ+Tシャツセット 2,000円
Tシャツ親子ペアセット(MかXSと100サイズの2点) 2,500円
Tシャツペアセット(TシャツMとXSから2点) 2,800円

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この機会にショップの人気商品をご紹介します。
お手頃値段のポストカードは100円より。東野健一さんの細密な絵は人気です。他にもいろいろありますよ。
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これもお手頃、缶バッチです。Y3とQ2の缶バッチは200円。下の段、東野さんの缶バッチはひとつ300円です。
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あとりえすずかけの商品はどれも魅力的です。これは子どもようのTシャツ。この模様、赤いスイカかなあ?手作り感満載で2,500円です。
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こちらは同じくすずかけの大人サイズのTシャツ。「ラマ」です。2,700円です。
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この斬新なデザインは、、、すずかけのてぬぐい。900円で絶賛販売中。これもらったら、嬉しいです。
自動車と文字がイカシテル!!
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陶芸家の松田晶子さんのセラミックのブローチ。素朴な味わいですね。
1,000円から1,500円です。
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ほかにもまだまだ。上村亮太さんのドローイングによるTシャツ、ナップサック、マウスパッド、中村由紀子さんのムビラアクセサリー、すずかけの一筆箋も人気、かなもりゆうこさんの本「ヴァリアント」、などなどあります。おいしい珈琲をゆっくり飲んで、クリスマスのプレゼントもショップでじっくり選んでみませんか?
Posted by shimoda at 17:54 | コメント (0)

2011年11月15日

11/13 怪人、宮武外骨!

森下明彦さんのビブリオテーク208ext. 今回と12月の回は宮武外骨について。 ダンボール3箱分の資料を紹介して頂きました。森下さん曰く、もっとあると思ってたのに!?とのこと。
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宮武外骨氏は一時、大阪を拠点に「滑稽新聞」を発行していたとのことで、滑稽新聞で大阪をどのように書いているか、紹介文を見せて頂きました。
「真っ黒」だそうです。さすが東洋のマンチェスターです。外骨はよくこの「真っ黒」という図を使っているそうで、いつもそれなりに理由付けがあるとのことです。大胆としか言いようがないんですが、パルコ出版のビックリハウスとか思い浮かべてしまうのは僕だけでしょうか?
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資料の閲覧。これは楽しいもんです。
面白いものだらけです。
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こんなのも出してるんですね。タイトルが「変態知識」です!?
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こちらは「面白半分」。
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12月のビブリオテークも宮武外骨です。楽しみですねー。
最後に、、、
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「滑稽新聞」には毎回サブタイトルみたいなもんが書かれていました。
これは「いけっことツバキ」じゃないですよ。「キバツトコッケイ」です。しかしよく見ると。この不思議なおじさんの絵の右側には「先月号は発売禁止」と書かれてます。
こんな感じでずーっと権力に対して挑発的なんですね。すごいですね。23歳から26歳まで不敬罪で投獄されてんですよ。まだ大学出たばかり位の年齢だったのにね。怪人です。
次回もお楽しみに。
Posted by shimoda at 11:06 | コメント (0)

2011年11月13日

11/12(土) カフェトーク「渡邊あ衣 プレゼンテーション」の様子


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先月からカフェで展覧会を行っている渡邊あ衣さん。
今までの作品や今回展示中の作品についてお話しました。
渡邊さんは、カフェの展示を担当している STUDIO Y3アトリエアーティストの藤川怜子さんの大学の後輩で、その繋がりから今回展覧会を行うことになりました。

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渡邊さんの学生時代の制作風景です。
アトリエにブルーシートを敷き、その上にキャンバスを置いて、生活しながら描いていました。
何か食べたり飲んだりする時もこのキャンバスの上、裸足で絵具を踏むこともあったそうです。
生活と制作が一緒になっているところが面白いです。

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今カフェで展示している様子です。
展示中の作品も部屋の中でひたすら手を動かして描かれたそうです。
じっくり見てみると、メモ書きが描かれたものや、知っているキャラのような絵もあります。
そんな日常生活の一部になっている絵は、渡邊さんの痕跡をとどめているようです。

カフェの壁面にびっしりと作品があり、ショップのスペースや本棚、窓にも作品があります!
先日の客富商店街で渡邊さんと藤川さんがお店に出していた秘蔵の看板娘もいますよ!!
渡邊あ衣さんの個展「pieces」は11/27(日)まで開催中です。
ぜひお越し下さい。
Posted by kono at 15:32 | コメント (0)

2011年11月13日

11/12 絵のない絵本の絵の展覧会オープニングパーティー

18人のアーティストがアンデルセンの短編集「絵のない絵本」の中からおはなしを選んで、あえて絵を描くという展覧会。アンデルセンのおかげ?で集まった人と作品のパーティーとなりました。 111112enonai_01.jpg
午後6時すぎ、まずは乾杯でスタート。
左手のメガネの男性が、この展覧の企画者で出品もしている潤井一壮さんです。
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出品作家が一品持ち寄りで食べ物もなかなか楽しかった。かなりゆっくりした後、潤井さんがこの展覧会についてちょっと話してくれました。
小さい頃にいわさきちひろの絵本として「絵のない絵本」を読んだという潤井さん。相当怖い絵だったそうで、大人になってからやっとちゃんと読む事ができたそうです。毎晩月が貧しい青年に語るという1~33夜までのはなし。月は地球をまわっているのでいろいろな国の話しが切れ切れに出てきます。
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「絵のない絵本」を読んで、一話選んで作品を作る、という単純なルールを提示したわけですが、そのルールをも気軽に破ってしまう強者が、予想通りではありますが、いるわけですね。
この絵は、今オーストラリアに行っている東野健一さんの絵です。なんと、第一夜の前、の前書きみたいなところを読んで書いたとか?忙しくて全編読むのを最初からあきらめたのか?あるいは確信犯なんだろうか?
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写真中央のショートカットは、今年、ベンガルで東野さんと共同生活をしていた、高濱浩子さん。
全部の話しに絵を描きました。それはいいんですけど全部繋げちゃいまして、この人も掟破りです。
一遍に一作ということだったんですが、一作で全編となってしまった。インドに行った人はこうなるんだろうか?
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一番手前が第一夜のための絵で、そのあとずっと繋がってます。
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インドにも行ったけど、ヨーロッパから陸路で東に向かい日本に帰って来るという旅をした嘉納浩樹さんの作品。かれもインド通ってるんですが、ちゃんと第一夜の話しを一つに作品にしてますね。「ろうそくが消えたら大切な人は死んでいる。まだろうそくは点いているが、、月はあっという間にその場から遠のく。その後どうなったかはわからない」というようなはなしだそうです。嘉納さんの作品は逆にガンジス川で遭遇した弔いのロウソクを撮影した写真を使っているそうです。
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これは自作を語る潤井さん。仕事が立て込んでいて出張先のホテルでほとんど作ったというポストイットを張り合わせていった作品です。
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この展覧会のキャプションはどの短編についての作品かしか書かれていません。
誰の作品かはファイルで見てください。
そしてこの写真のようにだれも作品を作らなかった短編はキャプションだけが壁に掲示されています。
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会場はGallery #1と#2。実際に「絵のない絵本」もいくつかの訳本が置かれています。椅子もあるので時間のある方は、物語もあわせてお楽しみ下さい。
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2011年11月11日

11/3 客富商店街レポートでっす!

CAPのアートパーティー、CAPARTYの36回目は商店街!盛り上がりました。 111103capshoutengai17shimajiman.jpg
こんなのが出てくるんですから盛り上がらざるをえないですよね。
この方は、あるときは瀬戸内戦士、またあるときは香川の物産販売員でもある、シマジマンさんです。
かっこいいですね!
いつもは単なるアーティストの田岡和也さんなんですが客富商店街ということで変身していただきました。
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商店街はセンターの4階にあります。これは階段から商店街に入るところの看板です。
なんか七色のタコが難破船にからまっているような迫力がありました。
「こんなとこ入ったら、もうお母さんに会えなくなるんじゃないの?」みたいな。
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商店街、それは混沌だ!
紙芝居でおなじみの東野健一さんは、中央の抽選会場よこでアジアの雑貨やら昔の絵本やらを地べたで販売。ときどきぶら〜〜っと立ち上がって、でっかい声で紙芝居をしてくれました。
この写真、よく見ると面白いですね。酒屋の前にスーパーカブ、赤ちゃんだっこしたりおんぶしたりして関係なさそうな人がいるかと思えば、小さい子が釘付けになって東野さんを観ています。
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東野さんの並びでたこ焼きを焼いていたのは山村幸則さん。バイトみたいな人はベロニカさん。
山村さんおお店は、卓球、ダンゴもやってたんですが、なんと古着も売ってました。大忙しです。
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奥にたこ焼き屋の大将がみえますが、手前は噴水広場の昼飯屋です。噴水広場っていうのは、この奥に噴水の映像と音がずっと流してありまして、なんか公園みたいな感じにしたかったんですが。。。。
みんなそれどころじゃないようで、この日の昼ご飯、生姜焼き丼とおしゃべりに集中です。
生姜焼き丼の製造は、高濱浩子さん担当でした。ごくろうさまです。
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その噴水広場では、いつものカフェの店長、新婚〜鳴海さんが愛妻〜イラスト部キャプテンの旧姓早川さんとともに、その名もなんと「珈琲聖家族」という喫茶店をオープン。
噴水広場にありそうな、むりやりのステンドグラスの店で、いつものおいしい珈琲をどうぞ!
ちなみにこの噴水は、潤井一壮くんが大阪の靭公園で撮影して来てくれたものでした。
さすが、しっかりした撮影でした。
潤井くんに会いたい人は、11月12日の夕方に予定している「絵のない絵本の絵」展のオープニングパーティーにお越し下さい!潤井くんが企画者なんです。
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奥に珈琲聖家族の光景が見えてますが、その右の明るい部分が実は噴水。
そして手前は似顔絵のEBI屋さん。ずーっとお客さんが来てました。
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EBI屋、たこ焼き屋のすぐそばに別世界が広がっていました。倉智敬子さんの「万・日米」です。
ずーっとアメリカで暮らしていた敬子さん、アメリカングッズを販売。
レアものはやっぱり英語版の少年ジャンプでしょうか。売れたのかなあ〜。
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にぎやかな商店街、ちょっと古びた扉を開けるとそこには静謐な空間が。。。
古本のメガネヤさんです。みなさんじっくり選んでましたね。会場にあわせて美術関連の品揃えをしたのはよかったです。
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こちらはお茶道具のお店。峪田彩さんの「茶おどうぐや」です。普段目にしない道具がいろいろ並んでましたが、その奥にハンコ屋さんもあって、なんだか一体感が出てました。
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商店街の東の外れには杉山知子さんの手作りの植木鉢と一体となった観葉植物。主に多肉植物が不思議な世界を見せてくれて人気でした。おっと、手作りの鉢だけじゃなかった、本当のたこつぼに植物が植わってるのもありましたね。
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こちらもかなり異色な店でした。大きな大きな抽象画をいつも書いている桜井類くんの「あたい千均」です。
百均で買って来た安くて便利なものに手を加え、1000円で役に立たない商品にする、というすごいコンセプトの店でした。商品展示もすごいです。ブルーシートの展示台でした。
ここで買って行った方々はほんと、粋な人です。風流です。
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上村亮太さんは今回、出店しませんでしたがその代わり、ご本人曰く「シュール芸」というものをいくつか披露してくれました。
「卓球バカ一代」という卓球ユニフォームを着ての素振りパフォーマンスではじまり、あっという間に終わりいなくなった、あれは夢だったのか?とか思っていると、、、今度はジャケット着て「握手会」が始まっています。なんかお母さんの手をニギニギしてますね。うれしそうですね。
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上村さんのシュール芸はノーマルの人達も巻き込んで進行していました。
これは!ダンスです。しかもそろいのTシャツを着ている。シマジマンまで!?
ここまで用意してあるという事は、相当手念入りな準備があったのでしょう。
たった一日の商店街のために。。。
しかし踊っていた人達はけっこう真剣。怖いくらい真剣でした。
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10時からお客さんと過ごした商店街。夕方6時から宴会処「客富亭」のオープンです。
オープン時はしばらく行列ができるほどの賑わい!
なんかいい感じの居酒屋さんになってますけど、今は展覧会の会場に復活して「絵のない絵本の絵」展開催中です。
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11月3日、一日だけの不思議な商店街「客富商店街」は無事?終了しました。
またやるかどうかは知りませんが、、、常套句ですが、、、またのお越しをお待ちしています!


Posted by shimoda at 12:08 | コメント (1)