2013年1月31日

Studio Y3 February Calendar


February 2 (Sat), ~ February 24 (Sun) a solo exhibition, "The Peace of MINE", by Patrick Pan at the Cafe.  *Opening Party February 2 (Sat) at 15:00.

 February 6 (Wed),~ February 24 (Sat), a solo exhibition titled "View". by an art group "at" *Opening Party February 9 (Sat) at 18:00

 February 9(Sat), 14:00~16:00, Pirutanauha Weaving Workshop , [reservation required].

 February 17 (Sun) 15:00~18:00, CAP STUDY 3 ~ "Art Library Bibliotheque, move 208.ext, is coming to CAP!" DVD / VHS 9th airing / Kuradashi [reservations required].

 February 23 (Sat), 14:00~17:00, "Draw something", Saturday Club CAP [reservations required].

Posted by Paul Venet at 08:45 | コメント (0)

2013年1月30日

C.A.P.ねんどクラブのやきもの基礎レッスン


ev-5114e8066fb04-640x400.jpgA6tirasi2.jpg
IMG_7932.JPG

4ヶ月かけてやきものの基本技術を学ぶ初心者コースです。
課題に沿って制作してゆくことで陶芸の基本的な技術が身に付きます。
ねんどから手でじっくり形を作り上げる楽しさを味わってみましょう。

<制作内容>
・1回目 / ひも作りでマイボウル
・2回目 / くりぬきでインテリアオブジェ
・3回目 / たたら作りでプレート(セット)
・4回目 / 今までの作品に釉薬掛け

2013年度開講日(日曜日の13時〜17時)、各期定員12名。
・4期生 4月7日、5月5日、6月2日、7月7日
・5期生 8月4日、9月1日、10月6日、11月10日
・6期生 12月1日、1月5日、2月2日、3月2日

<料金> 
全4回/15,000円(粘土代と焼成費込み)

<持ち物>
エプロン

<参加方法>(要予約)
電子メールか電話でご予約ください。
・メールの場合は本文に氏名、住所、年齢、性別、電話番号をご記入ください。
   件名に「やきもの基礎レッスン第○期参加希望」
 (何期に参加したいかをお知らせください)
・電話の場合は月曜日以外の10時から19時に078-222-1003まで。
・ご質問はお気軽に電話又はinfo@cap-kobe.comまで。


・ねんどクラブ、その他の計画
 特別講座の開催(6月、10月、2月)基礎レッスンとは別の内容です。何を作るかはお楽しみに!
 詳細が決まり次第こちらでお知らせいたします。
 各期終了後には焼き上がったうつわを使ってティーパーティーを開催します。
 みんなで陶芸を楽しみましょう。

講師のご紹介

n.jpg

中澤雅子

1978‐ 大阪府生まれ
大阪芸術大学修士課程芸術制作研究科造形表現V(工芸)卒業

手びねり技法で大きなオブジェから小さなお猪口まで作品を作っています。
手でじっくり形を作り上げる楽しさを皆さんにも味わっていただきたいです!






y.jpg

山村幸則

1972‐ 神戸市生まれ
国立オスロ芸術大学芸術学部大学院修士課程修了卒業

これまで壺づくり、たこやき、せんべいに至るまで、アイディアを練ること、つくること、焼くことにこだわってきました。
ねんどは様々にかたちをかえます。
楽しいひと時を一緒に過ごしませんか。




k.jpg

木村のぞみ

1987‐ 大阪府生まれ
神戸芸術工科大学造形表現学科卒業

ハト笛作りが得意です。
やきものって○○焼とか○○窯の〜とか渋くてお堅いイメージがあるかも?!そんなことないです。
基礎を学びつつマイワールドを開拓していきましょう。






Posted by shimoda at 11:27 | コメント (0)

2013年1月22日

1/20ビブリオテーク208.ext ブックパーティー写真レポート

1/20(日)のビブリオテーク208.extは「この一冊!」というタイトルで本を持ちより自慢する、というブックパーティーをおたのしみ新年企画として開催しました。
人によって持って来るもんがちがうもんですね!写真でレポートします。
20130120_01.jpg
始まりました。今回はテーブルと飲み物とスナックがあるだけ。本は皆さん各自で持ち寄っています。まず注意事項。「あとで飲み物等召し上がって下さい。そのあと本を見る時は必ず手をきれいに!食べる前よりきれいにしましょー!」
20130120_02.jpg
まずは森下さんからですね、当然。ビブリオテーク208主宰ですから。
「この一冊!」と言っておきながら、やっぱり何冊かあるわけなんですが、これはその中の一冊です。1995年から96年までパリの近代美術館で開催された展覧会のカタログだそうです。
個人所蔵の作品をあつめての展覧会だったそうで、なかにはアランドロンとか有名人も結構いらっしゃるそうで、すごく良い展覧会だったそうです。森下さんは震災のあと、96年になってから観に行ったそうで、その際これを購入されました。「安かったんですよー、8000円くらい。この大きさで。」と、この本をリュックサックのいちばん上にくくりつけてもって帰ったそうです。本自体もでしょうが、その本との出会いの思いでがいいんですね。
20130120_03.jpg
席順で次。CAPアーティストで彫刻家の築山有城さんはベッヒャー写真集。
大学生のときメディアショップで立ち読みして出会ったこの本。当時、ベッヒャーの名も知らずに手に取ってみたが、この被写体になっている建築物の形の面白さに魅せられたとか。しかしポケットにはぎりぎりのお金しかなかった!悩む学生、築山有城。その時、高校時代の先生の言った言葉が脳裏をよぎった。「良いと思う本と出会ったら、知合いに借金してでも購入しておきなさい。もう会えないかもしれないから。」その言葉を思いだし思い切って買ったのでした。その後、頻繁にページを開くことになり、作家活動にも影響を与えているとか。
しかし、みんなこんな濃い話しをされるんですよ。これじゃブログが終わりませんね。
20130120_04.jpg
そんなことで、ちょっと飛ばしますけど、ビブリオテークに常連の中村さんは珊瑚の本2冊を紹介してくれました。日陰の珊瑚と日向の珊瑚の本だそうで、同じ出版社から出ている。それなのになんで左開きと右開きになっているのか?きれいな本でしたが、これは謎です。
20130120_05.jpg
陶芸の講座に参加されている桑村さんは北村想の「ターン」を持って来てくれました。主人公が事故にあって同じ時間を何度も繰り返し生きるはなし。気に入っている部分の朗読もしてくれました。
20130120_06.jpg
CAPメンバーです。やまけさんは、おもしろい3冊を紹介してくれました。写真は町田康の本で、出版記念会に行きサインをしてもらったそうですが、なんと発刊されたその本ではなく自分の気に入っているこの「くっすん大黒」という処女作を持って行って「これにサインを」と要求したそうです。やるなあ。やまけさん、以前は医療系の出版社に勤めていたのですが、そこから出た「性学大辞典」みたいな本を見せてくれました。挿絵が池田満寿夫。これも他の参加者から注目でした。
20130120_07.jpg
CAPのメンバー、上村亮太さんも何冊か持ってきました。小さい頃、お父さんが買って来てくれたアメリカのデザインの本です。これをみて「デザイナーもかっこいいなあ」と少年は影響を受けたそうです。そのほか京大のゴリラ先生の書かれた「人類の歴史」だったかな?失念!ご幼少時の愛読書は百科事典とかこういう本だったとか。すごい物知りの少年だったそうです。
20130120_08.jpg
土曜クラブでもおなじみのマスダマキコさん。もてきた本は「地球家族」という写真集です。いろんな国のいろんな家族の家の中にあるものすべてを、家の前に並べて撮影しています。面白いですね。早速、森下さんが「それ出版社どこですか?まだ売ってるかな?」とデータとっていました。
20130120_09.jpg
コレクターでCAPのカフェでも貴重な8mmフィルムの上映会をさせていただいた桝田輝郎さんです。この日、はじめて知りましたが、ガイコツ好きなんですって。しかし持って来ていただいてものがすごかった。ニューヨークまで行って落札して来た版画本「The Dance of Death」。これが次代を追って別の作家がアクアチントと作り直したり、さらに手彩色で出たりと、、いろんなものを集められています。そして本当に驚きますが、よく調べられていてなんでもご存知で、敬服です。桝田さんのお話を聴くだけで一回なにか企画したいくらいでした。ちなみに桝田さんは他にもいろいろなコレクションがあります。特に版画の話しをこの時はされていました。多くは兵庫県立美術館、そして鎌倉の近代美術館に寄託されているそうです。
20130120_10.jpg
遅れてやって来た陶芸作家の植田麻由さんも変わった本をいくつか持ってきました。
音楽をやっている作家の絵本といったらよいんか?独特の世界でしたけど、作家名は失念!
植田さん、こういうのが好きだったんだ、と認識を新たにしました。
20130120_11.jpg
休憩。こういうのもいいなあー、とみなさんゆったりです。
ほんとこういう時間もいいもんですよね。普段忙しくて忘れちゃうんですよね。
本があって、人と話して、人の話しも聴いてるうちに、いろいろ新しいことを思いつくものです。
20130120_12.jpg
手は、よく拭いてから本を見ましょう。こんな感じで更に互いの本をじっくり見る時間を設けています。
20130120_13.jpg
これは森下さんから参加者の方へのプレゼントでした。
森下さんは、文字にも興味があってなにか見つけると収集しているそうですが、これは「ミカド文字」なるもののパンフレットで古本屋で500円で見つけたそうです。吉田萬治郎?という字が下手ですねー。
日本語はひらがな、カタカナ、漢字、とOSに負担がかかりすぎる!とアルファベットみたいに日本語を表記する提案だそうです。これ横にしてみるとそのまんまなんですよ。カとかキとか横にしてみて下さい。面白いものを見せてもらいました!
ビブリオテーク208.ext、次回は2月17日(日)「DVD/VHS:蔵出し/虫干し」です。
お楽しみに。
Posted by shimoda at 18:27 | コメント (0)

2013年1月20日

1月のY3プログラム

CAP STUDIO Y3での2013年1月のプログラムをご案内します。 *プログラム参加希望の方は、できるだけ事前にご予約下さい。
予約/問合せはC.A.P. 事務局まで(10:00〜19:00/月曜休)
info@cap-kobe.com/phone:078-222-1003
【メールニュース】購読ご希望の方はタイトルに「メールニュース希望」と書いてお知らせ下さい。
購読を希望する
CAP STUDIO Y3
【1 January】

9(水)〜27(日)
浮津崇之展「とぽちっぷす」
藤川怜子展「口唇ヘルペス」
カフェ展示 山橋大二郎展「静寂は深い海のように」

13(日)CAPの新年会

20(日)CAP STUDY 3「ビブリオテーク208.ext〜移動美術資料室がCAPにやって来る!」第8回  この一冊!【要予約】

26(土)CAP土曜クラブ「鬼嫁と作るデカ鬼面」【要予約】

27(日)「カフェ・デ・シュゲイ〜棒針編みであたたかい時間/その2」【要予約】

30(水)文化ゲリラ活動ソウル報告会「都市解体方法論」【要予約】


*「caper1月号」のピックアップ記事 「音楽を作る人に聞く?」はこちらです。
*C.A.P.のアーティスト、外での活動情報はこちらです。



f_logo.jpg


Posted by kono at 12:51 | コメント (0)

2013年1月18日

2月のCAPTURE「野村誠さんのこと」


C.A.P.がCAP HOUSEプロジェクトを2002年に再開した時に演奏しに来てくれたこともある野村誠さん。Q2で開催中の「音楽を作る人に聞く」のシリーズ、2回目は野村誠さんに「なんでそんなことしてるの?」と聴いてみよう、ということで企画者のHirosさんも作戦を考え中です。

1302_capture_th_02_Cover.jpg
野村誠

  野村誠は、職業的専門家としてのいわゆる作曲家とはいえない。作曲家というのは、自分が演奏するためであったり依頼されたりするかして音楽を作り収入を得る職業である。なんとなく、天井を見上げたと思ったらピアノの上に広げられた譜面になにやら書き込み、鍵盤を叩いて書いたものを確認し、また天井を見上げるというようなイメージが浮かぶ。野村誠はいっぽうでそういうこともやっているようで、彼の作品は内外の著名な演奏家によって演奏されているし、楽譜集も発行されている。第1回アサヒビール芸術賞、JCC ART AWARDS現代音楽部門最優秀賞などを受賞していて、普通の作曲家としてもとても優秀な人なのだ。もっとも、その作品は、テレビやラジオで繰り返し流されたり、風呂に入っていてふと口ずさむといったような種類の音楽ではない。どちらかというとハイブローな、いわゆる現代音楽に近いものだ。「でしでしでし」とか「ナマムギ・ナマゴメ」とか「つん、こいつめ」とか「オルガンスープ」とか「踊れ!ベートーヴェン」など、ちょっとへんちくりんなタイトルが多いけど。

 野村誠はこうした「ちゃんとした」作曲家でありながら、他方で、鍵盤ハーモニカ奏者として路上で演奏しながら聞きに集まった人たちを観察して面白がっていたり、共同作曲などと称して動物園で動物相手に演奏したり、とても作曲とは縁のなさそうな子供たちや老人ホームにいる老人たちと音遊びをしながら音楽を作ったり、街のだじゃれ好きオッサンたちとのコラボを目指す「千住だじゃれ音楽祭」などというプロジェクトに関わっていたりする。また、日本だけでなく、ヨーロッパやインドネシアなど、世界中いろんなところに出没して、これもやっぱりへんちくりんなことをやっている。どうにも統一した野村誠像が結びにくい。あるインタビューで彼はこんなことをいっている。



「野村誠を一人のアーティストととらえると、難しいです。鍵盤ハーモニカ奏者としての野村誠は、鍵盤ハーモニカの世界を極めようとしていますが、作曲家としての野村誠は、オーケストラの傑作を書こうとしています。しかし、子どもと音楽を作る野村誠は、子ども達と音楽の実験を繰り返し、音楽の常識を根底から覆したいと考えています。理論派の野村誠は、独自の音楽理論を提唱しようとしています。アジアに出かけて即興を繰り広げる野村誠がいて、イギリスで活動する野村誠がいます。複数の野村誠を併存させることは、商業的に言えば、非常に効率が悪い。野村誠というイメージを固定化させて、その路線でターゲットを絞り、売り込みをかけて、売っていけばいいわけですから。しかし、ぼくは、そうした複数の野村誠を共存させながら、多面的に音楽の探求を続けていきたいと考えています。そして、その一つ一つが、およそ繋がりそうにない別々な音楽性に見えても、それが、相互作用して浮かび上がる音楽が提示できる、と考えています。ですから、目指しているところは、この複数の野村誠によるコラボレーションをどう実現するか、です。それを実現するために、この複数の野村誠を収束させることがなく発散させていく。今は、そういう段階だと思っています」(Performing Arts Network Japanインタビューより)。

 野村誠の中にいていろんな野村誠を走らせている音楽というエンジンはいったいどんなものか。その燃料はどこからどのように調達されているのか。あまりにたくさんの野村誠がいるので、まずどの野村誠から話を聞こうか考えているところである。野村誠をさがせ!
Hiros企画「音楽を作る人に聞く〜音楽家の耳と脳」
#1『フォルマント兄弟に聴く』1月27日(日)
#2『野村誠(作曲家)に聴く』2月15日(金)
#3『椎名亮輔(音楽美学、音楽哲学)に聴く』3月15日(金)

Hiros 中川博志(なかがわひろし)http://sound.jp/tengaku/
1950年、山形県生れ。インドのベナレス・ヒンドゥー大学音楽学部楽理科に留学、インド音楽理論を研究。大学のかたわら、バーンスリー(横笛)、ヴォーカルを習う。訳書『インド音楽序説』は日本語で出版されている唯一のインド音楽理論書。

Posted by kono at 15:06 | コメント (0)

2013年1月17日

2/23(土)CAP土曜クラブ「なんか絵を描く」

定員となりましたので募集を締め切りました。次の土曜クラブもぜひよろしくお願いします。 ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。

1302_th_doyouclub.jpg
CAP土曜クラブ
「なんか絵を描く」

2013年2月23日(土)14:00〜17:00
講師:井ノ岡里子(日本画家)
参加費:¥1,300(材料費込み)【要予約】
*どなたでもご参加いただけます。小学2年以下の方は保護者の方がお付き添いください。

絵を描く材料にも使う人にも、相性ってあるんだよね。
でも、それって試してみないとわかんないから実験してみよう!
そして自分と相性がいいものはなにかみつけてみましょう。
Posted by kono at 18:01 | コメント (0)

2013年1月17日

2/17(日)CAP STUDY 3「ビブリオテーク208.ext〜移動美術資料室がCAPにやって来る!」第9回 DVD/VHS:蔵出し/虫干し


facebook pageもあります。
ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
1302_th_biblio.jpg 
CAP STUDY 3
「ビブリオテーク208.ext〜移動美術資料室がCAPにやって来る!」
第9回  DVD/VHS:蔵出し/虫干し
【要予約】
2013年2月17日(日)15:00〜18:00
講師:森下明彦(メディア・アーティスト、美術・音楽愛好家)
参加費:¥500
*最終回の開催日程が3/31(日)に変更となりました。悪しからずご了承ください。
DVD/VHS:蔵出し/虫干し

美術資料室には大量のビデオテープやDVDなどのAV資料があり、まとめて見てみようという企画です。

美術資料の一つとして、映像の価値が大きいことは言を俟たないでしょう。ビデオテープの時代から面白そうなものを集めてきたのですが、ビデオはビデオなりの問題を孕んでいます。例えば、方式の違い。ヨーロッパで購入したビデオテープは、日本の器材では再生出来ない場合が多かったのです(PALやSECOMと、日本やアメリカのNTSC間で互換性がなかった)。そこで各国の方式に対応可能な特殊なVTRのお世話になり、一度信号を変換したりしたわけです(新たにコピーするので、画質が落ちます)。さらに、ビデオテープの保存は基本的に無理。地球が磁石であることから、常にその影響を受けていて、ノイズ発生につながっています。

さて昨今、既にしてビデオテープは絶滅の危機に瀕しています。複雑なメカニズムが必要なVTRは壊れやすく、また、テープに直接接する再生ヘッドが汚れてしまうなど、ある意味で脆弱な装置――実を言えば、私の資料室には再生器材がありません。要するに、その点では、ケースに収められたリーフレットなどが役立つくらいで、ビデオテープは何の意味もない資料なのです(他にも、もはやコンピュータのOSが対応しないようCD-ROMも結構な数、あります。本当にどうしましょうか。あるいは、フロッピーディスク・マガジンなど、機器の導入に応じた様々なものが生鮮流転していきました)。

DVDになってから、上記の問題はある程度解消されました(未だにいくつかは残存していますが)。とはいえ、DVD自体が長持ちするかどうかも定かでない上に、VTRと同様な、市場論理的な状況の変化に翻弄されることは日の目を見るより明らか。ブルーレイという新たな規格が登場しているからです。

それでは、その都度、複製を取れば良いとなりそうですが、そうは簡単ではないです。コピーガードが掛かっている、複製画質が悪いなどに加え、とにかく面倒くさいこと! それを言ったらおしまいなのですが、所詮その程度の存在なのですね、この美術資料室は・・・。

当日は、いくつかのブースを設け、個人的な視聴が可能になるようにする予定です。いくつかは皆さんでまとまって見るような上映会形式にもしたいと考えています。

なお、3月の「アーティストの仕事を理解する(2):山口勝弘」は、既にお知らせしていた日時、3月10日を、3月31日変更いたします。ご迷惑をおかけいたしますことをお詫びいたします。



森下明彦(メディア・アーティスト/美術・音楽愛好家)
フリーで美術と映像に関する研究を続けながら、美術資料室(神戸市)の開設公開を準備中。
また、国立国際美術館客員研究員として「中之島映像劇場」という名称の映像上映会を企画。

「caper7月号」のピックアップ記事 「ビブリオテーク208.ext〜移動美術資料室がCAPにやって来る!」今年度の開催に向けて。」はこちら、全10回分の日時、テーマ一覧はこちら、C.A.P.のニュースレター、2011年「caper6月号」のピックアップ記事「Bibliotheque 208主宰、森下明彦インタビュー」はこちらです。
Posted by kono at 17:46 | コメント (0)

2013年1月17日

2/9(土)ピルタナウハ織ワークショップ


ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前(読み)、電話番号か携帯メールアドレス、以前に受講された方はお持ち込み織機の有無もお知らせ下さい。

1302_th_Pirtanauhan.jpg
ピルタナウハ織ワークショップ
【完全予約制】
2013年2月9日(土)14:00〜16:00
講師:TAKKU(手芸ユニット)
参加費:¥4,500(1ドリンク付)*定員10名
会場:CAFE&SHOP y3

フィンランド人講師2人による手作りリボンのワークショップ。フィンランドのウールを使います。
寒い冬、「ピルタナウハ」リボンを織って暖まりましょう!
ピルタナウハ織デザインは「PILKKI」と言います。
フィンランドで人気の冬の遊び「穴釣り」をイメージした柄です。
初級・上級用に2種類のデザインを用意します。
ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名、お名前(読み)、電話番号か携帯メールアドレス、以前に受講された方はお持ち込み織機の有無もお知らせ下さい。
1302_th_pilkkinetti.jpg

Posted by kono at 17:32 | コメント (0)

2013年1月14日

2/6(水)〜24(日)at展「view」


1302_th_at.jpg
at展「view」
2013年2月6日(水)〜24日(日) 10:00-19:00/月曜休館
*オープニングパーティ 2月9日(土)18:00〜

at(伊藤仁、絹田恵一、土手内友昭)は、ジャンルや場所を問わず、その時々の想いを形にするアートユニットです。
今回の展示では、「モノの見方」がどこに由来するのかを問いかけるインスタレーションを展開します。
Posted by kono at 17:41 | コメント (0)

2013年1月14日

2/2(土)〜24(日)カフェ展示 パトリック・パン 個展「The Peace of MINE」


1302_th_patric.jpg
カフェ展示
 パトリック・パン 個展「The Peace of MINE」
会場:CAFE&SHOP y3
2013年2月2日(土)〜2月24日(日)
10:00〜19:00 月火定休

*オープニングパーティ 2月2日(土)15:00〜

香港在住の若手写真家の日本での初個展です。
1302_th_patric#2.jpg
Posted by kono at 15:15 | コメント (1)

2013年1月14日

1/13 CAPの新年会〜写真レポート!

13年は1月13日にCAP恒例の新年会を開催しました。 130113_01.jpg
恒例、CAPの新年会はSTUDIO Y3の三階広場で開催しました。このいかにもめでたい看板は、一昨年に作成した巨大富くじの箱です。堂々とした文字はもちろん井階麻未さんによる!撮っておいて良かった!看板になりました。
130113_02.jpg
そしてこの華々しい?福々しい?テーブルクロスは2008年にQ2で活動したときにQ2一階の巨大なドアを隠すために購入。今はめでたい時のパーティー用テーブルクロスに。ああ、これもとっておいて良かった!
130113_03.jpg
華々しいメインテーブルに隣接したところで意外にもCAPの女性陣が賄い風に摂食行為を。。。
130113_04.jpg
いつも来て下さるおなじみのみなさんです。
130113_05.jpg
メンバーとの語らい。なああんか熱い語らいっぽく写りました。
さて、このあたりから、恒例になってきました「メンバーが今年の抱負を語る」の始まりです。一人ずつなんといったかはフォローしきれませんが、人物紹介を兼ねて写真でご紹介します。みなさま、こんな人達で活動しています。今年もよろしくお願い致します。
今年は基本、若い順にしましたが、時々遅れて来た人が挿入され、いったい誰が何才かは分からなくなってますのでご了承ください。
130113_06.jpg
一番若いのは陶芸の木村のぞみさんか?不確定情報です。
「やきもの基礎レッスン」担当。募集ちらしに写っているのは彼女の手です。
130113_07.jpg
そして梶山美祈さん。この日、共同アトリエから4階のアトリエに移動しました。以前澤田摩耶さんが使っていた部屋です。気合いが入りますね!
130113_08.jpg
そして淺野夕紀さん。彼女は逆に3階の共同アトリエに降りてきました。
今年は上村さんたちと共同で展覧会を企画しています。
130113_09.jpg
そして瀬戸内戦士シマジマンにも時々変身する田岡和也さんは4階の東端の作家です。息子さんにカニバサミされてんでしょうか、、攻撃されていますが、余裕です。これは、あのギリシャ神話的精神分析的あれでしょうかね。
130113_10.jpg
陶芸してるか!?網引くんです。彼は姫路/白浜からセッピコサンという、音だけ聞くと外国人みたいな山の名を冠した日本酒をたくさん持って来てくれました。ありがと。130113_11.jpg
共同アトリエで活動中、土曜クラブでも活動中、いつも元気、島村薫さんです。
130113_12.jpg
昨年は陶芸の鬼となって千本ノックならぬ、皿1000枚ひねりを行った、ナカボンこと中澤雅子さん。やきもの基礎レッスン講師陣のひとり。おんなざかり!今年は勝負年!?
間もなく4階のアトリエに復帰予定です。
130113_13.jpg
陶芸続きます。時々フェルトの講座もやったりするが、陶芸作家です。明るい陶のオブジェを作る植田真麻由さん。この日はサンドイッチも作った。もちろん陶じゃなくてパンで。
130113_14.jpg
時々自然とこういうことは起きますが、またまた陶芸の?!しかし今となっては、あれ?この人、陶芸もできるんだ?くらいに違うイメージが定着の山村幸則さん。昨年末、神戸で3カ所同時多発テロ、じゃなくて同時展覧会をしました。得意技は自分をぎりぎりに追い込むこと。
130113_15.jpg
ちょっと写真が遠くてすみません。はなしをしているのは昨年「はなしの旅」を開催して様々なゲストを呼んで来てくれた高濱浩子さんです。この3月には岩手に「おじゃこのじかん」という企画で出かける予定。新年会ではみなさん一品持ちよりだったのですが、お母様との共作という不思議な料理を持って来てくれました。続きはまた後ほど。
130113_16.jpg
のびのびした抽象画を描く河合美和さん。昨年までは田中だったが、今年の決意表明は、作家名をついに河合にすることにした!とのこと。にこやかに笑ってられますが、昨年のCAP SPOT O1プロジェクトの最後の最後の最終日、搬出直前に自宅近辺で転び、右手親指骨折!このなんていうか「アーチェリーとかやってんですか?」と聞きたくなるような右手のプロテクターは実は骨折の治療です。
130113_17.jpg
上村亮太さんは、いつもなにか新しいことを試している。若いアーティストを誘ってキャラクター展開を考えたり、若い作家を誘って共同で展覧会を計画したり、リコーダー部では部長で作曲家です。注目ですねー。CAPでは次、6月にそんな展覧会を計画中です。
130113_18.jpg
TomoさんことC.A.P.の代表でアーティスト、杉山知子さんです。レギュラープログラム化してるものではカフェデシュゲイとかQ2のa la Merとかを担当しています。tomoさんに会いたかったらa la merに来て下さい!料理も上手!
130113_19.jpg
藤本由紀夫さん。去年はしきりに「コマ」を普及しようと、コマ自慢していましたが、今年の抱負は、久々にY3をベースにした活動を考えているとのこと。山田麻美さん、桜井類さんと「think about」という展示+研究会を春からスタート!帰り道、詳細聞いたら「これからですよ」とのこと。
130113_20.jpg
おなじみ、事務所の小野くんです。コノって読むんですよ、オノって書いて。
130113_21.jpg
峪田彩さん。実は、、、昨年後半にアトリエにいたんですが、なんだか忙しそうで、また出ることに。。。。作品もがんばって作ってね!期待してます。
130113_22.jpg
アトリエアーティストでアトリエ連絡協議会長、CAP SPOT O1プロジェクトでは隊長を務め、そしてお父さんになって、画塾も掛け持ちで講師して、、はああ、彫刻もしなきゃ〜。
築山有城はがんばります!
130113_23.jpg
CAPのアーティストではないが、けっこうな確率で、いつの間にかやってきて、CAPのプログラム時にビデオカメラを何台も使って撮影しています。山口順二さん。いつも撮影ありがとうございます。新年会には渾身のスモークチーズとスモークポークを持って来てくれました!
130113_24.jpg
大倉流小鼓方、高橋奈王子さんは長年のサポーティングメンバーです。
能の舞台、海外での講座公演、国内の普及活動に他の能楽師の公演制作もお手伝いして、、、大活躍です。CAPでも近いうちにぜひその力を貸していただいて、能の楽しさを教えていただく機会を持ちたいですねー。
あ、もう若い者順という法則はとっくに崩れてますからね。
130113_25.jpg
この方も不思議な感じでふらりと現れる。博学ですがなんかびっくりするような切り口で質問されることもあったり、エキセントリックなんですよねー。室谷さんです。
130113_26.jpg
たねいねさんも、いい感じでCAPのプログラムをいつも楽しんで下さってますが、今年はもっと暇になって!?もっと遊びに来て下さい。失業しない程度に、よろしくです。
130113_27.jpg
朝倉さんも、アグレッシブに活躍されてますね。CAP以外でもいろいろなところでお会いするよな気がします。今年もよろしくお願いします。
130113_28.jpg
さてこれはナンでしょう?小豆ともち、そしてバナナとうどんを揚げたものがひとつの共和国として成立し、且つ人類にうまいうまいと食べてもらえるのか?高濱母子のエクスペリメンタルクッキング!新年、ふしぎな味世界でした。
130113_29.jpg
アトリエアーティスト桜井類くん体験中。。。放心状態に見えますね。
怖がってるようにも。
130113_30.jpg
右端はイラスト部キャプテンの早川梓さんこと去年からカフェの鳴海さんの奥さま。
手前はくつろぐ賄いgrp女子、そして左上はカフェで展覧会している山橋大二郎さん。
さて、みなさんだいたい分かっていただけましたでしょうか?CAPの面々。
ことしもよろしくお願い致します。
Posted by shimoda at 12:42 | コメント (2)

2013年1月12日

The January Calendar For Studio Y3


 9(Wed) ~ 27(Sun)
Topochips
An exhibition of sculpture by Ukitsu Takayuki

Herpes on the Lips
an exhibition of drawings by Satoko Fujikawa

Silence like the Deep Sea
an exhibition at cafe by 
Yamahashi Daijiro

Opening Party for all three exhibitions, 3:PM January 13th
Closing Party for the exhibitions at 6:PM January 26th.

13th(Sun), 4:30 PM
CAP New Year Party 

20th(Sun)
Bibliotheque 208.ext 
a Book Party, bring your favorite book and recommend it to others.
15:00〜18:00
Reservation recommended, Fee 500Yen

26th(Sat)
Saturday Club Children's Workshop
1:00~4:00

Onigawara- Making the Devil Mask
Lecturer Maki Kawasaki
1:00~4:00 PM
Reservation recommended, Fee 1000Yen

Knitting Workshop
Long stick Knitting
1:00~4:00
Y3 Cafe

30th(Wed)
Guerrilla Cultural Movement Seoul;A Korean Arts Group
Urban Dissolution Methodology
Presentation by this award winning group on their program, using art to create value in real estate.
Reservation recommended, Fee 1000Yen(w/1 drink+original booklet) 19:00- 
Posted by Paul Venet at 17:07 | コメント (0)