2013年4月14日

5月のcapture コネクタテレビイブニング


capture
コネクタテレビイブニング

C.A.P.のプログラムは、どうも分かりにくいものが多いようですみません。5月にQ2で開催の「コネクタテレビイブニング」。コネクタテレビって?これも分かりにくいかな?(シモダノブヒサ;C.A.P.メンバー、コネクタテレビスタッフ)

■コネクタテレビとは?
主に関西のアートのニュースを紹介するインターネット上の映像番組です。主宰は大阪のNPO recip。2004年にケーブルテレビの番組としてスタートし、2009年からはインターネットに場を移し、現在120本以上の番組を公開しています。誰でも企画を提案して番組を作れるのが大きな特徴で、地域で生活する人の目線で作ったものを地域で観る、番組で面白いと思えば現場に行ってみることもすぐできる、そういう身近さを大事にしています。メディアを自分たちのものにしてゆこうという考えから、誰でも参加できる企画会議を開いています。

■どんな番組があるの?
これまでの番組はほぼすべて公開されていて、ダンス、映像、音楽、演劇、美術、伝統、等々のキーワードで検索して観ることができます。C.A.P.関係もけっこうあります。ちょっと紹介すると「藤本由紀夫 meets 大和川レコード」「パブリックアート・アイルランドの場合」「養蜂家=アーティストという方法〜埋橋幸広「私とミツバチ」展〜」「アイルランドへ行って来た!Art From the Rucksack 3」「マスダマキコ 遊びの博物館」「KOBE SWAP SHOP」「世界音楽における即興」「Rock the boat!実践と理論をつなぐカルチュラル・タイフーン2011の試み」などなど。

■はじまりは?
2003年春、(財)大阪都市協会の人がC.A.P.を訪ねて来ました。大阪の文化施設で行われる事業の多くは、この協会から委託を受けたNPOが企画も含め、実施していました。事業実施はNPOに任せて、その情報を発信する方を協会でやるという方針だったのです。印刷物は1999年からC/P(カルチャーポケット)という冊子を作っていましたが、更に新しい情報発信をしたい、そういう相談に来られたのです。それで勉強会をする事になって、最初はテレビ局を作ろうという壮大なことを話していました。しかしいくらなんでもね、、、ということになって、実際はケーブルテレビのチャンネルでC/Pのような番組をやってみようということになったのです。番組の制作をNPOに頼むことになってrecipが登場し、その後、都市協会は解散し、コネクタテレビはrecipの主催事業となって今でも続いています。こんな流れもあってC.A.P.メンバーのぼくも、コネクタテレビと関わっています。

■コネクタテレビイブニング?
最初の放送は2004年10月だったので、もう10年ちかく関西でアートに関わる番組を作ってきたことになります。取材や、公開企画会議などでいろいろな人と関わってきました。「コネクタ:接続」と言っているくらいですから、そんないろいろな人同士の断片的な関係が少しでも繋がったら、ということで、パーティーをします。「コネクタテレビイブニング」ではC.A.P.に関わる番組のいくつかを選んで、登場人物と当時の話しもしながら観てみようと思います。誰でも参加できるので、番組を観るだけではなく、面白い企画がある人はぜひ声をかけて下さい。

【上映予定番組】
CAP HOUSE〜芸術の実験〜/CAP UP!工作棟をつくります。〜空間とともに育つ〜/ガムランを救え!マンディ・サマサマ/他

*コネクタテレビ
http://www.connectortv.net/
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