2014年3月 4日

2/23(日)ファミコン・ディライト 写真レポート

神戸文化祭から始まったファミコン・ディライト。
担当の藤墳さんから熱いレポートをいただきました!!


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昼から夜まで生ファミコン!ファミコン・ディライトです。
ファミリー・コンピューター発売30周年を迎えた昨年2013年に、キラ星のごとくCAPに公然登場したファミコン・ディライト。神戸文化祭の真っただ中で2日間ファミコンをプレーし倒すというスタイルで鮮烈にデビュー。1913年も真っ青の1983年の遅発性回帰。というわけで、2014年も変わらず、昼から夜まで生ファミコン!


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船内を思わせる通路をくぐりぬけた廊下の行き止まりに突如現れる赤と白の見覚えのある筐体。ええ、もちろん説明書も保証書も葉書もマンガも揃った完全デッドストックですよ。我らがご神体。

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20年前に書き留められたパスワードたち。まさに「ミクスト・メディア」です。額装済み。非売品。
ちなみにあたりにはファミコンのサントラが延々と流れています。絶対に迷うことはありません。写真でお伝えできないのが残念。

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アトリエに入れば数々のソフトがお出迎え。比較的渋めの選曲だと自負しています。
ではさっそくプレーしてみてください。どうぞどうぞ。
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久々に操作する十字キー。慣れない操作に絶叫する方が相次ぎました。大丈夫です。マリオが落ちても、こちらは命に別状はありませんから。


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画面の前で絶叫する方を後目に、こちらは何やら談笑中。会話の内容はおそらく「若いね〜(笑)」。
いったい何を見ているのか、その正体は後ほど明らかになる。
背景にはファミコンディライト特製の「ファミコン型付箋」、そして何故か『思想の科学』が。



もう一度アトリエの外へ。
ひたすらファミコンが大手を振っていた80〜90年代初めを掘り起こすのも醍醐味。
充実したソフトの他にも、色々取り揃えております。その一端も紹介しておきましょう。
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カードダス。
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ビックリマンシール。
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コミックや雑誌記事、専門誌、総合雑誌、論壇誌、研究所、果てはアートシーンまで。当時の関連史料も充実。
ひそかに流行している「超少女」も取り揃えております。気分も雰囲気も80年代。



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再びアトリエの中へ。
ファミコンの友と言えばうまい棒。今回もうまい棒シャンデリアが登場。1人1本です。

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神戸と言えばポートピア。しっかりあります。
イベント中盤は差し入れていただいたゲームの難易度に根負けを続ける展開。
接触不良のためか、なかなかスタート画面が出ないコ○ミのソフトに四苦八苦。

そして終盤戦を迎え、和装のみなさんも到着して、一気にヒートアップ。
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4人でマリオ3スタート。ひたすら歓声がこだまします。えあわせ♪えあわせ♪

歓声鳴りやまぬままにタイムアップ。お開きとなりました。ステージクリアするより絵合わせに盛り上がってたような......。ともかく、みなさん楽しんでくださってありがとうございました。

さて、早くも2回目が過ぎたファミコン・ディライト。主催者の私たちも、30年前の楽しかったことを思い起こすというよりも、30年も前のものだけど、今楽しんでみる、そんな感じいるように思います。今回は集めてきた史料に関心を持って下さる方もたくさんいらっしゃいました。ニュー・ウェーヴな雰囲気の中で、何が今面白いのか、どうやったら次が楽しくなるのか、そんな素材探しをみなさんと一緒にできるのもファミコン・ディライトの醍醐味なのかもしれませんね。さて、3回目はどうしようか......(笑

Takahashi Satoko 01Y3日記
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