2014年4月11日

4/6デイヴィッドさんオープニングパーティー

6日(日)からアトリエアーティストのデイヴィッド・アトウッド新作展が始まりました。
初日に行われたオープニングパーティーの様子をレポートいたします。


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ごらんのとおり、松葉杖姿のデイヴィドさん。。。
なんと、この数日前に自転車で転んでケガをしてしまったのです!
これから展示作業だ!というタイミングだったのですが、意気消沈する間もなく作業に追われる日々。
CAPメンバーの手助けもあり、なんとか初日を迎えられました。
いや本当によかったよかった!


デイビッドさんの作品は抽象画。独特の色使いが印象的ですね。
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以前、「周囲の世界に対する自分自身の反応に興味がある」と言っていました。
今回もペインティングやドローイング、自然の風景や人が作ったものなどに興味をひかれて描いた作品が展示されています。(詳しくはこちらからどうぞ。11月のCAPTURE:CAP STUDIO Y3 秋冬の短期レジデンス

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制作方法も独自のルールを持っています。まずは小さいカンバスを並べて一つの大きな画面に見立て素早く直感的に描く。今度はそれらをひとつひとつ眺めて足したり引いたりしながら仕上げていきます。写真はそのルールに沿って制作した作品です。

パーティーではデイヴィッドさんからのお話もありました。カナダのモントリオール出身、英語とフランス語と日本語が話せます。日本語も本当に上手ですが、今回は英語(通訳付き)でごあいさつ。
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デイヴィッドさん、本当にシャイなんですよね。始まる前から話は短くと言っていましたが、彼曰く「自分の作品は耳のためではなく、身体全部でみて感じて欲しい」とのこと。ごもっともな意見です!!

そんなデイヴィッドさんですが、作品についてのお話はちゃんとありました。
今回の作品は年明けからしたものばかりで、正しく「新作展」。普段は完成までにもっと時間をかけることが多いそうなので、自分でもまだ作品に対する判断がついていない部分もあるんだとか。
また今回は初めての試みとして、絵を展示するだけではなく会場全体が一つの作品になるように展示を工夫しています。
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カンバスにはおさまらないデイヴィッドさんの遊び心に見ているだけでワクワクしますね!
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展示は4Fのギャラリー#1とLiving Loomで4月27日まで開催しています。
デイヴィッドさんのアトリエもあるので、本人に会える機会もたくさんありますよ。シャイだけど英語も日本語も堪能なので、見かけたらぜひ声をかけてくださいね。
Takahashi Satoko 01Y3日記
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