2014年5月22日

6/28(土)カフェトーク「心理の可視化:身体とテクノロジーのはざかい」

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カフェ
カフェトーク「心理の可視化:身体とテクノロジーのはざかい」
2014年6月28日(土)18:00~
司会・企画:オオタケンスケ(ダイアローグカフェ)/ゲスト:増田展大(日本学術振興特別研究員)/参加無料(要1ドリンクオーダー)


私たちは身体を測定され、数値化や映像化を経て自らの身体が表象される場面にしばしば遭遇します。たとえば、X線画像、血液検査や心電図。今回は、19世紀フランスの実験心理学において〈心理の可視化〉に尽力したアルフレッド・ビネのグラフ法をその一例として、身体/心理の測定とその表象に映像メディアがどうかかわってきたのかを中心にお話しします。

増田展大 MASUDA Nobuhiro 

美学・芸術学:写真映像論、身体表象論

おもに19世紀から20世紀初頭のフランスを事例として、写真をはじめとする映像技術と科学的言説(医学、生理学、心理学)との関係性、両者による身体の表象について研究しています。デジタル・ニューメディア論やアニメーション技術についての関心も。


2006.03 神戸大学文学部卒業(知識システム講座芸術学専修)
2008.03 神戸大学文学研究科修士課程修了(文学)
2008.04 神戸大学人文学研究科博士課程後期課程入学
2009-11 日本学術振興会特別研究員DC2【研究課題:新聞・雑誌メディアと視覚イメージ----世紀転換期フランスの視覚文化論】
2009-10 日本学術振興会優秀若手海外派遣事業(パリ第一大学美術史科にて在外研究)
2012.03 神戸大学人文学研究科博士課程後期課程退学
2012.04 日本学術振興会特別研究員PD(早稲田大学、現在に至る)【研究課題:身体の測定とその表象----19世紀末フランスにおける記録装置を中心に】
2013.11 神戸大学人文学研究科提出論文により博士(文学)取得【論文題目:身体の測定とその表象----19世紀末フランスにおける科学と映像技術----】
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