2014年7月 6日
7/5 加藤元展「maybe it's just me.」オープニングパーティーレポート
7月5日、加藤元さんの個展「maybe it's just me.」のオープニングパーティーとアーティストトークを行ないました。うわ〜!この肉たちがオープニングパーティーに登場しました。
鹿、鴨、イノシシです。ぼくもいただきましたけど、イノシシがうまいですね。
鹿、鴨、イノシシです。ぼくもいただきましたけど、イノシシがうまいですね。
加藤元さんです。パーティー開始。
乾杯!盛り上がりましたねー。
すぐに作品の話しをするのかと思ってたけど、この肉でしばし盛り上がってしまいました!
やっぱりおいしいものがあるといいですね。
すぐに作品の話しをするのかと思ってたけど、この肉でしばし盛り上がってしまいました!
やっぱりおいしいものがあるといいですね。
「作品そのいち」といって紹介されたのがご長男!
加藤さんとそっくり。紹介されてもなんか動じません。
「なんだバーロー」的なこの態度は将来が楽しみであります。
で、作品そのいち、でした。
(作品を抱っこしてるのはもちろん奥様です。アーティストの大見明子さんです)
加藤さんとそっくり。紹介されてもなんか動じません。
「なんだバーロー」的なこの態度は将来が楽しみであります。
で、作品そのいち、でした。
(作品を抱っこしてるのはもちろん奥様です。アーティストの大見明子さんです)
「maybe it's just me.」展では四つの作品が展示されています。
まずこのプール。
「figures」というタイトルです。
くちと二つの目、に見立てる事のできるフロートが2セット、ポンプで流れができている水の上を漂っています。
加藤さんのトークが始まりました。
あっちの目がこっちのくちにくっついたり、フロート3つの組合せが常に漂っているだけですが、見ている人はそこに、つい顔を見いだしてしまいます。
以前、じゃがいもで映像作品を作った時も、じゃがいもの芽がいろいろなところに出ていて、つい何かに見立ててしまう、、という体験をしました。また、造園のバイトをしていたとき、庭師の人が「石の面(ツラ)」をちゃんと見えるように向けるんだ」というようなことを言っています。人によって正面はいろいろ違うと思いますが、そういうことなんです。
実際の物体、それを見ている人の脳内で認知されたもの。同じものを見ているようで、人によって見ているものが違うんです。
まずこのプール。
「figures」というタイトルです。
くちと二つの目、に見立てる事のできるフロートが2セット、ポンプで流れができている水の上を漂っています。
加藤さんのトークが始まりました。
あっちの目がこっちのくちにくっついたり、フロート3つの組合せが常に漂っているだけですが、見ている人はそこに、つい顔を見いだしてしまいます。
以前、じゃがいもで映像作品を作った時も、じゃがいもの芽がいろいろなところに出ていて、つい何かに見立ててしまう、、という体験をしました。また、造園のバイトをしていたとき、庭師の人が「石の面(ツラ)」をちゃんと見えるように向けるんだ」というようなことを言っています。人によって正面はいろいろ違うと思いますが、そういうことなんです。
実際の物体、それを見ている人の脳内で認知されたもの。同じものを見ているようで、人によって見ているものが違うんです。
多分、同じものを見ていても、その作品の解釈は自分だけのものかもしれない、、ということが今回の展覧会で考えている事。
この写真は今回の展覧会の案内状にも使った写真で「off」というタイトルの作品です。
もとは、ひとつの言葉から作品を作る、というグループ展に参加したときに撮影したものです。
そのことばが「on/off」でした。これは地面から飛び上がっているところ。気持ちよい写真がとれました。まったく「off」そのもの。地面から離れて、offです。
「a radio」
この展示スペースの準備作業を行なった机をそのままの状態にして、ラジオを一台置いています。
作業中には音楽を聴くよりもラジオ放送を聴く事が好きですが、とくに外国語の番組など、何を話しているのか分からない放送を聴きます。
話しの内容は分かりませんが、しかし抑揚などから分かる事があります。
この作品はラジオのスピーカーから聞こえて来るように作ってあります。60カ国くらいの言語でのスピーチを切り貼り編集して異なった言語での無意味な会話が聞こえてきます。おそらく何をしゃべっているか分かる人はいないと思いますが、会話はスムーズに繋がってコミュニケーションが成立しているかのように、違和感無く進んでゆきます。聴いている人はしかし、なにかを聞き取ってゆく、、、
フィクションのラジオ番組です。
もとは、ひとつの言葉から作品を作る、というグループ展に参加したときに撮影したものです。
そのことばが「on/off」でした。これは地面から飛び上がっているところ。気持ちよい写真がとれました。まったく「off」そのもの。地面から離れて、offです。
「a radio」
この展示スペースの準備作業を行なった机をそのままの状態にして、ラジオを一台置いています。
作業中には音楽を聴くよりもラジオ放送を聴く事が好きですが、とくに外国語の番組など、何を話しているのか分からない放送を聴きます。
話しの内容は分かりませんが、しかし抑揚などから分かる事があります。
この作品はラジオのスピーカーから聞こえて来るように作ってあります。60カ国くらいの言語でのスピーチを切り貼り編集して異なった言語での無意味な会話が聞こえてきます。おそらく何をしゃべっているか分かる人はいないと思いますが、会話はスムーズに繋がってコミュニケーションが成立しているかのように、違和感無く進んでゆきます。聴いている人はしかし、なにかを聞き取ってゆく、、、
フィクションのラジオ番組です。
そして、これがすごい!
「phantoms」という作品です。
鑑賞者の脳内での見立てによって生まれる作品です。
ぼくは70年代ロックの世代なんで、80年代に流行ったブレインジム、エンドマックス、シンクロエナジャイザーの効果を思い起こしました!
しかし「phatoms」は、もっと神話的かつ装置的な表情?をもっています。
う〜んうまく説明できません!
風になびく2000数枚のフリッカー、無関係な音響、、、、それがただただ続いてゆきます。
流れる雲を眺めるような、昼間寝転がって天上の木目を目で追うような、、、
みなさんはここでどんな作品を鑑賞することができるか?
ぜひ体験しにいらして下さい!
「phantoms」という作品です。
鑑賞者の脳内での見立てによって生まれる作品です。
ぼくは70年代ロックの世代なんで、80年代に流行ったブレインジム、エンドマックス、シンクロエナジャイザーの効果を思い起こしました!
しかし「phatoms」は、もっと神話的かつ装置的な表情?をもっています。
う〜んうまく説明できません!
風になびく2000数枚のフリッカー、無関係な音響、、、、それがただただ続いてゆきます。
流れる雲を眺めるような、昼間寝転がって天上の木目を目で追うような、、、
みなさんはここでどんな作品を鑑賞することができるか?
ぜひ体験しにいらして下さい!
shimoda
01Y3日記
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