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2014年11月23日
11/23 CAP土曜クラブ「版画でカレンダーを作ろう!」
ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせください。
CAP土曜クラブ「版画でカレンダーを作ろう!」
2014年11月23日(日)10:00~15:00
講師:田岡和也(美術家)、淺野夕紀(美術家)
参加費:¥2,000 【要予約】
対象:小学4年生~大人
持ち物:汚れても良い服装、お昼ごはん
プラスチック版に針で引掻いて描く簡単な版画技法で、世界に一つだけのオリジナルカレンダーを作ります!
2014年11月12日
11/12、19 マキコムズのCAPこども図工室「ねんどでつくろう!」
ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせください。
マキコムズのCAPこども図工室「ねんどでつくろう!」
2014年11月12日(水)、19日(水)15:30~17:00 *一回目は第二水曜に開催です。ご注意下さい。
講師:カワサキマキ+マスダマキコ(マキコムズ)
参加費:¥4,000(2回分) 【要予約】
定員:15名
対象:3~7才
ねんどを丸めたり、なが〜くのばしたりして、ナゾの生き物を作るよ。
みんなのちからでナゾのオリジナル動物園にしちゃおう! 一回だけの参加も可能です。
事前にお申し込みください。
2014年10月30日
10月のY3プログラム
CAP STUDIO Y3での2014年10月のプログラムをご案内します。*プログラム参加希望の方は、できるだけ事前にご予約下さい。
予約/問合せはC.A.P. 事務局まで(10:00〜19:00/月曜休)
info@cap-kobe.com/phone:078-222-1003
【メールニュース】
購読ご希望の方はタイトルに「メールニュース希望」と書いてお知らせ下さい。
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CAP STUDIO Y3
【10 October】
1(水)~15(水)東野健一 個展「冬虫夏草」
*4(土)15:00~ おたのしみイベント
*4(土)、5(日) 為さんの茶席
1(水)、15(水)マキコムズのCAPこども図工室「ハッピーハロウィン!貼ったり、織ったり布で遊ぼう」【要予約】
4(土)~26(日)横山大介 写真展「ひとりでできない」
*4(土)18:00~ オープニングパーティー
*11(土)15:00~16:30 ワークショップ「ポートレート写真を撮る!」【要予約】
*18(土)17:30~ アーティストトーク
カフェ展示
8(水)~26(日)グループ展「THREE METHODS」
*12(日)17:00~19:00 カフェトーク「Hello!CAP」
カフェ
16(木)ピルタナウハ織り 「ÖTÖKKÄ(オトッカ)」ワークショップ【完全予約制】
定員に達したため、募集を締め切りました。
18(土)CAP土曜クラブ「旅するでっかいタネを作ってみよう!」【要予約】
CAP STUDIO Y3では、開館日は毎日19時までオープンスタジオを行っています。
作家不在の時もありますが、お気軽にお越し下さい。
【C.A.P.メンバー2014年度。メンバーの外での活動】
C.A.P.のメンバーアーティストの活動について、ネットに情報のあるメンバーは名前からリンクを張っています。
C.A.P.メンバーリスト。【トモコの部屋】10月のゲスト:岩淵拓郎(編集者)
C.A.P.は今年で20年目。代表の杉山知子が毎月ゲストをお招きして、これまでの活動を振り返ります。
2014年10月25日
10/26メキシコと日本 それぞれの視点 移民と文化変容
参加アーティストのプロフィールメキシコと日本
それぞれの視点
移民と文化変容
México y Japón:
Los rasgos de la transculturalidad
~アーティスト滞在プログラムと展覧会、講演会、メキシコ文化体験~
【Program 1】交錯する文化-死者の日をとおして/Mezcla transcultural a través del día de muertos
会期:10月26日(日)~11月1日(土)
会場:CAP CLUB Q2
プリシリアーノ・ヒメネス(Prisciliano Jiménez)美術家・・・メキシコ在住
マウリシオ・マセド(Mauricio Macedo)陶芸作家・・・日本在住
矢作隆一(Ryuichi Yahagi)美術家・・・メキシコ在住
【Program 2】Atrapando;apariciones y apariencias~幻影、気配をとらえて~Apprehending;apparitions and appearances
会期:11月22日(土)~12月28日(日)
会場:CAP STUDIO Y3
グラシエラ・イトゥルビデ(Graciela Iturbide)写真家・・・メキシコ在住
はぎのみほ(Miho Hagino)美術家・・・メキシコ在住
タロウ・ソリジャ(Taro Zorrilla)建築家・・・メキシコ在住
*畠山直哉(Naoya Hatakeyama)写真家;対談ゲスト
【レジデンス参加アーティスト紹介】

矢作 隆一(Yahagi Ryuichi)美術家(メキシコ在住) レジデンス期間:10/26~11/1
川崎市生まれ。金沢美術工芸大学美術学科彫刻専攻を卒業後、1995年よりメキシコ在住。2010年メキシコ国立自治大学芸術学部サンカルロス美術大学院
都市芸術学科卒業。現在、ベラクルス州立大学造形美術研究所勤務、兼同大学芸術学部講師。主にメキシコと日本にて制作発表を行っている他、両国の文化交流
の企画、コーディネートも手がけている。美術家を志す以前に大阪あべの辻調理師専門学校を卒業し調理師として働いていた経歴も持ち、食をテーマとしたワー
クショップ等も行っている。

プリシリアーノ・ヒメネス(Prisciliano Jiménez)美術家(メキシコ在住) レジデンス期間:10/26~11/1
1978年メキシコ、ミチュアカン州生まれ。インディオ出身の父を持ち、主に自分のオリジンをテーマとした作品を作っている。ベラクルス大学芸術学部彫刻
科卒業後、スロバキアの美術大学にて滞在制作、国内外で制作展示を行う一方で、地元に伝わる競技である「火の玉ホッケー」の全国大会を主催。現在、専用の
スタジアムの建設にも携わっている。

マウリシオ・マセド(Mauricio Macedo)陶芸家(日本在住)
1969年メキシコ生まれ。1993年メキシコ国立大学(UNAM)、'01年金沢美術工芸大学大学院修士課程工芸科陶磁コース修了。'00年第8回日本
現代陶彫展優秀賞、'02年メキシコモンテレー市Salon Octubreコンクール大賞、'03年Mexican national ceramic
competition大賞。'06年~'07年、瀬戸国際セラミック&ガラスアート交流プログラムに招待を受ける。2013年、日本に帰化した。金沢卯
辰山工芸工房陶芸専門員を経て現在、岡山県立大学準教授。

グラシエラ・イトゥルビデ(Graciela Iturbide)写真家(メキシコ在住) レジデンス期間:11/15~12/5
1942年メキシコシティ生まれ。メキシコ国立自治大学映画学科に入学。1970-71年マヌエル・アルバレス・ブラボの助手を務める。1990年、東川
写真海外作家賞受賞、'08年ハッセルブラッド賞受賞。ポンピドゥーセンター、サンフランシスコ美術館、ゲティー美術館などでの多数の個展。'14年メキ
シコ合衆国ベジャスアルテス賞及びメキシコ生涯アカデミー会員(グラフィック部門)へ入会。

はぎの みほ(Hagino Miho)美術家(メキシコ在住)レジデンス期間:11/15~12/5
北海道生まれ。1996年よりメキシコ在住。'01年IMIインターメディウム研究所にて畠山直哉氏に師事。'01~'02C.A.P.にてアトリエ作
家。'01年ジャパン・アート・スカラシップ第1回現代美術賞入選(南條史生部門)、'02年ヤング・ビデオアーティスト・イニシアティブ入選(森アート
センター)。以後、アメリカ、アジア、ヨーロッパにて個展とグループ展、多数。主な出版物として『Already Made』'09年。

タロウ・ソリジャ(Taro Zorrilla)建築家、ドキュメンタリー作家(メキシコ在住)レジデンス期間:11/15~12/5
1980年メキシコ生まれ。高校までをメキシコ・シティにて修学後、早稲田大学理工学部建築学科卒業。石山修武氏に師事。'07年、渡米するメキシコの不
法移民の家をテーマにした『DREAM
HOUSE』にて、第一回リスボン建築トレンナーレメキシコ館に出品。'10年、日墨友好400周年記念の一環事業とし、竣工の在メキシコ日本国大使館・
新文化センターの建築設計。'11年度ポーラ美術振興財団在外研究員としてメキシコにて研修。
2014年9月29日
9月のY3プログラム
CAP STUDIO Y3での2014年9月のプログラムをご案内します。
*プログラム参加希望の方は、できるだけ事前にご予約下さい。
予約/問合せはC.A.P. 事務局まで(10:00〜19:00/月曜休)
info@cap-kobe.com/phone:078-222-1003
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CAP STUDIO Y3
【9 September】3(水)~10/15(水)東野健一 公開アトリエ~個展「冬虫夏草」にむけて
*5(金)「滝本ヨウの木削り教室」【要予約】
3(水)、17(水)マキコムズのCAPこども図工室「やさいハンコで大きなテントをつくろう!」【要予約】
7(日)~28(日)前田大介 個展「Works.8」
*オープニングトーク 9/7(日)16:00~
カフェ展示
7(日)~13(土)田岡和也 + 田岡宏仁展「the 絵 of secret mind」
*8(月)9(火)休み
カフェ展示
14(日)~28(日)「RECRUIT(リクルート)」 岡本啓 × 杉山卓朗 × 田岡和也
*制作風景をUstreamでライブ配信します。
カフェ
21(日)具ローカルアートシンポジウム:笹山直規×田岡和也×前田大介×宮崎雄樹×安井源太
*Ustreamでライブ配信します。
21(日)CAP土曜クラブ「秋を呼ぶ香り~アロマモビールをつくろう」【要予約】
カフェ
28(日)「カフェ・デ・シュゲイ~これまでのおさらい」【要予約】
CAP STUDIO Y3では、開館日は毎日19時までオープンスタジオを行っています。
作家不在の時もありますが、お気軽にお越し下さい。【C.A.P.メンバー2014年度。メンバーの外での活動】
C.A.P.のメンバーアーティストの活動について、ネットに情報のあるメンバーは名前からリンクを張っています。
C.A.P.メンバーリスト。【トモコの部屋】9月のゲスト:きむらとしろうじんじん(アーティスト)
C.A.P.は今年で20年目。代表の杉山知子が毎月ゲストをお招きして、これまでの活動を振り返ります。
2014年9月19日
【トモコの部屋】9月のゲスト:きむらとしろうじんじん(アーティスト)
C.A.P.は今年で20年目。代表の杉山知子が毎月ゲストをお招きして、これまでの活動を振り返ります。
1997年、14組のアーティストがまちに散らばり作品を見せた「アート・ポーレン」。じんじんさんはあの時の路上パフォーマンスを20年続けています。20年前と何が変わった?
*1
【今月のゲスト】
きむらとしろうじんじん Kimura Toshiro Jinjin
1967年新潟生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科で陶芸を学ぶ。旅まわりのお茶会《野点》は1995年からスタート。広く国内外で絶賛開催中。
銀行前で火を焚くとは何事か!
じんじん C.A.P.に初めて来たのはこの部屋で、ちょうど「アート・ポーレン*1」のミーティング中でした。C.A.P.メンバーの原久子さんに呼ばれたのですが、原さんとはそのころ、京都で「アート・スケープ*2」というコミュニティセンターの運営や、エイズ・ポスター・プロジェクトを一緒にやっていました。
杉山 アート・ポーレンでは、神戸旧居留地の東京三菱銀行前で、《野点(のだて)》をしてくれましたね。野点のスタイルはあのころにできたのかな? リヤカーに窯を積んで、じんじんが焼いた素焼きのお茶碗に、お客さんが絵付けをして、焼いてもらって、お茶をいただく。
じんじん 最初は1995年に京都の百万遍あたりの路上で、ゲリラでやっていて、公式にはその後3回、京都でそれぞれ別の企画に呼んでもらいました。その次がアート・ポーレン。あの直前くらいにちゃんとメイクするようになったんです。遠藤寿美子*3さんに「じんじん、やってみいひん?」と声をかけてもらって明倫小学校*4の跡地で野点をしていた時、張由紀夫君*5が やって来て「じんじん、なんか汚い」といって、その場にあった筆ペンとマジックで描いてくれて。それが化けるようになったきっかけです。
杉山 大丸神戸店のすぐ前でやるからって、あの日は 相当メイクに気合いが入っていたと聞きましたよ。
じんじん あの時は、まだ自分で上手にできないから、ダムタイプにいたBuBu*6さんに頼んで手伝ってもらったんです。ドルチェ&ガッバーナ近くの路肩に座らされて、メイクしてもらって、やっと銀行前に着きました。でも、思い返すと、主催者側もかなりいい加減ですよね。道路の使用許可とか、とってなかったですよね。
杉山 見つかったら逃げるのが鉄則!
じんじん 逃げろといわれても、僕なんて大がかりだから、逃げられない。見つからなかったらいいなあ、 と思いながらやってたけど、5時すぎに撤収をしはじめたら突然、警備員が飛んできた。「こらあ!銀行の前で火を焚くとは何事やあ!」と。「すんません、片づけますんで」って。考えたら、警備員ものんきですよね、今だったらありえない。
単なる愉快犯としてやるのではない
杉山 じんじんが、20年も同じスタイルで野点を続けているのは、その時間だけじゃなくて、そこまでに至る手順もおもしろいからかな?と思うんだけど。
じんじん 野点自体もおもしろいですよ。
杉山 新しい発見があるの?
じんじん うーん、新しい発見ではなくて、毎回まったく違う! という感じですね。「なりゆき」という方がぴったりくる。野点がおもしろいし、僕は美しいと思っています。魅力的な現場ですよ。作業としての細かい工夫は延々続いています。焼き物への姿勢としては邪道かもしれないけれど、ろくろもちょっとずつ上手くなる。作業は楽しい。ビバ!作業です。
杉山 うん、わかるわかる。ビバ!作業。
じんじん でも、ずっと続けられたのは、確かに、折衝がそんなにいやじゃなかったから、という気はします。
杉山 やっぱり、そうでしょうね。
じんじん 路上はこうあるべき、とか大仰なことはいいたくないけれど、どこかで包容力があってほしいと願いつつ、どこのまちでも、そのまちの状況に翻弄されながら、必然的に折衝を繰り返し続けることになります。野点のパフォーマンスには、まちに住んでいる人が、その場所をどう眺めているか、どういう感覚で相対しているかが、明らかに反映されます。それをわざわざ抽出して、簡単にテーマ化してはいかんとも思っていますが。もし今、あの銀行の前でやるとしたら、めちゃめちゃ準備して、綿密に打ち合わせしないとできない。
杉山 それはC.A.P.も同じ。今は責任があるから、やり逃げみたいなゲリラ的なことはできない。
じんじん 今だとどこでも自主規制自主規制で、結局は何もやらないという結論になってしまう。あるいは大きく囲い込んだところでやるか。そのどちらかでしょう?かといって、ゲリラでやるのがいいのか、というと、僕は、単なる愉快犯としてやるのではない、という方が、おもしろいと思うんです。
杉山 そうね。CAP HOUSEを始める時も、消防署や役所の人と折衝して、お互いにパートナーとして歩み寄れる地点が見つかった時はおもしろかった。
じんじん 野点をやる時、近所の人に「やめといて」といわれてもダメージはない。そりゃそうでしょう、と思う。商店街だって、賛成してくれる人もいれば反対する人もいて、一枚岩じゃない。「そんなん家でやれや」「あほちゃう?」というところからスタートする。それはまともな状況ですよ。むしろ、怖いのは「アートだからオッケー」という空気です。
囲い込んだ瞬間に路上ではなくなる
杉山 今、アートや文化のプロジェクトが、あちこちで安易に行われていることが、私には違和感があるんだけど、どうなんだろう?
じんじん 違和感はすごく感じます。巨大なアートプロジェクトでまちを囲い込むと、囲い込んだ瞬間にそこはもう路上じゃなくなるんですよ。美術館は「箱モノ」だとさんざん非難されてきたけれど、その箱がまちに変わっただけです。アートと呼ばれるフィルターを通したものなら、まちの人は摩擦なしに受け入れる。人が過剰にアートと呼ばれるものに適応していくような関係になっちゃうとしたら、それはおもしろくないことだと激しく思いつつ、同時に、僕自身や企画に関わる人たちが、摩擦も含めた個別の現場を簡単に 整理せずに、「ややこしいまま」関わり続けることが大事だと思っています。
杉山 じんじんはいろんな場所に呼ばれて行くから、路上で実感することもあるでしょう?
じんじん 巨大アートプロジェクトとか美術館にはあまり呼ばれません(笑)、自主企画が多いですね。でも、これまでにはトラウマになっているような、苦い思いもしています。アートプロジェクトの中には、 アートで地上げ? みたいな構造が見え隠れすることもありますよね。でも、自分だったら、そんな囲い込みの線引きを越境できるかも、という自負があったけど、なめてました。僕の力量不足で、結局囲いの中でやることになって、強烈な後悔が残りました。
CAP HOUSEプロジェクトでの、きむらとしろうじんじん《野点》風景。
C.A.P.は1999年11月3日より約半年間、当時空きビルとなっていた旧神戸移住センターで「CAP HOUSE̶ 190日間の芸術的実験」を行っていた。野点はその期間中2000年1~4月の毎週末に行われた。
2000年3月CAP HOUSEプロジェクトで、きむらとしろうじんじんと杉山。
スペースから路肩へ
杉山 ところで、じんじんにとって、C.A.P.はどんなものだったんでしょう?
じんじん 僕にとっては実験だった。2000年にCAP HOUSEが開いたころ、1月から5月に毎週末京都から通わせてもらいました。野点を毎週できるかどうかやってみたけど、実際はきつかった。毎週金曜は幼稚園のお絵かき教室をやっていて、週末は野点と、翌週分の器を焼いておかないといけない。ゴールデンウイークまでやろうと思ってたけど、その前に挫折して「GWはお休みします」と貼り紙をして、結局ずっと休んだまま、失礼してしまいました。
杉山 でも、その後も会議には参加してましたよね。
じんじん 失礼してからも時々、興味のある催しやワークショップには参加しましたけど、02年くらいまでですね。それからえらいご無沙汰しました。今考えると、当時の僕は、すでにいろんなスペースの運営に関わっていて、いっぱいいっぱいでした。路上に出たかった。アートスペースやクラブでやっていたことを道路の路肩でやってみたかった。すいません、長い間 CAP HOUSEにリヤカーを置きっぱなしにして。来てくれたお客さんからはお代をもらったのに、C.A.P.には所場代も払わず...(笑)。勝手な実験をさせてもらった恩返しせずに、勝手に出て行って...。
杉山 そんなことを長い間、気にしてたの?
じんじん ちょっとくよくよしてました。
杉山 CAP HOUSEは、場を利用して自分のやりたいことをやってみるという所だったから、そんなこと思っている人、じんじんぐらいじゃないかな?
じんじん じゃあ、ちょっとほっとしました。
杉山 幼稚園のお絵かきの先生はずっと続けてるの?
じんじん 続けてます。幼稚園の仕事しながら、ばたばたしていたら、20年たってしまった。杉山さんもそうだったんじゃない?
杉山 そう、あっという間。私、孫が3人いるのよ。
じんじん え? 孫? 孫が3人もいるの?
2014年7月14日 杉山知子アトリエにて収録
1997年11月3日、神戸旧居留地にて開催。pollen(ポーレン)は花粉。花粉が花と出会い実を結ぶように、まちの来訪者と作品が出会い、アートを成り立たせることが狙い。以下、13名と1組のアーティストが参加。きむらとしろう、徳田憲樹、山宮隆、木村望美、金山直樹、中川博志、椿昇、東野健一、山盛英司、石原祥充、木村健、森出、杉山知子、PUBWAY。
*2
Art-Scape。京都大学東の二階建て木造日本家屋を地代だけで借り受け、1992年スタートした自主運営のアートコミュニティセンター。エイズポスタープロジェクト( A.P.P.)の拠点でもあった。パフォーマンスグループ「ダムタイプ」の小山田徹が管理人で、遠藤寿美子(*3)、ヴォイスギャラリーの松尾惠、アーティスト南琢也も運営に参加。97年解散。(参考=アサヒ・アートスクエア
『Research Journal』Issue 01[スクエア(広場)]小山田徹「広場によせて」http://asahiartsquare.org/data/journal/ uploads/ARJ_01.pdf)
*3
1984年下鴨に「アートスペース無門館」(現アトリエ劇研)を設立、多くの劇作家や集団を育てた。91年から京都市の芸術文化事業「芸術祭典・京」演劇部門のプロデューサーを務めた。
*4
1993年に閉校した明倫小学校は2000年「京都芸術センター」となる。95~97年は試行事業が行われ、「芸術祭典・京」の会場として利用された。
*5
アキラ・ザ・ハスラー。アーティスト。1969年東京都生まれ。京都市立芸術大学大学院絵画研究科修了。1993年よりHIV/AIDSをめぐる活動を開始する。2000年よりアキラ・ザ・ハスラーの名前で作品を発表。
*6
ブブ・ド・ラ・マドレーヌ。アーティスト。1961年生まれ。京都市立芸術大学美術学部構想設計学科卒業。92年 A.P.P.設立に参加、94~96年ダムタイプ《S/N》に出演。社会派ドラァグクイーンとしても活動。
2014年9月19日
10/18(土)CAP土曜クラブ「旅するでっかいタネを作ってみよう!」
ご予約は電子メールでお願いします。イベント名とお名前をお知らせください。

CAP土曜クラブ「旅するでっかいタネを作ってみよう!」【要予約】
2014年10月18日(土)13:00~16:00
講師:マキコムズ(カワサキマキ+マスダマキコ)/参加費:¥1,500
対象:小学生以上/持ち物:面白い形のタネ、汚れても良い服装
秋になると色んな植物のタネが落ちてるよ。羽根や綿毛で飛ぶタネ、触ると弾けるタネ、水に浮かぶタネ、くっつくタネ。。。
いろんな形をしていて、見てるだけでも楽しいそんな「旅するタネ」をよーく観察して、色んな素材で大きめに作ってみますよ。実際に飛んだり、跳ねたりする仕掛け種も作ります。大人の参加も大歓迎!