C.A.P.10th-証言:中西すみ子

私は、CAPARTY Vol.3の「のぞき穴から見た街」のお手伝いから参加しています。学生時代にアートと人や生活との関係を未消化のままにしていたので、”アートが街に出かけて行ってごく一般の人が参加する”というカタチがとても新鮮で興味を持ったのが参加の動機でした。今でこそ、若い方も大勢参加して、いろいろなことが進みやすくなりましたが、当時はもっと少人数だった、CAPHOUSEのような決まった場を持たなかったこともあり、イベントひとつが大仕事だったなあ、と思います。毎年、何かすごくチャレンジ!という感じがしていましたね。些細なことですが、DM発送作業ひとつをとっても、アーチストがすると、人によってこんなにやり方が違うのか、ということからが、驚きでした。会社では、そんなに違いが出るタイプの作業と思っていませんでしたから。