1994年のC.A.P.設立から2002年の法人設立まで

1994 10

「これからの美術館」の提案

神戸市の小美術館構想に対して、アーティストの立場からこれから必要な美術館とはどういうものかを冊子にまとめて神戸市の文化振興課へ提案した。 これを機に、集まった12人のアーティストたちでC.A.P.を設立する。

1995 5

「旧居留地ミュージアム構想」(413KB/PDF)の提案

震災後、旧居留地全体を美術館にする街づくり構想を作成兵庫県、神戸市、旧居留地協議会などへ提出

10/28

CAPARTY Vol.1を開催

フランス(マルセイユ)、スイス(ベルン)のアーティストから贈られた義援金を受けジーベックホールにて3部構成からなるワンデイ・アート・パーティーを開く。以後、C.A.P.の主催する様々な催しを”CAPARTY”として開催していく。

6/8

CAPARTY Vol.2 アート・セミナーを開催

ベルン(スイス)の美術館館長、ウーリッヒ・ルーク氏を招いて、レクチャー「クン ストハーレ・ベルンにおける80年代作品とその発展」を開く。

11/3

CAPARTY Vol.3「のぞき穴から見た街」を開催

震災後、変化していく街(神戸、旧居留地)の様子を参加者が撮りっきりカメラで撮影。街を再確認するワークショップ。後に「のぞき穴から見た街」記録本を刊行.

1996. 6/8

CAPARTY Vol.2 アート・セミナーを開催

ベルン(スイス)の美術館館長、ウーリッヒ・ルーク氏を招いて、レクチャー「クン ストハーレ・ベルンにおける80年代作品とその発展」を開く。

11/3

CAPARTY Vol.3「のぞき穴から見た街」を開催

震災後、変化していく街(神戸、旧居留地)の様子を参加者が撮りっきりカメラで撮影。街を再確認するワークショップ。後に「のぞき穴から見た街」記録本を刊行. 

1997 3/25

CAPARTY Vol.4 「もっと知りたい、メセナって何?」を開催

各方面のアートにたずさわっておられる方々から、各々の違った角度のメセナにつ いての意見をいただく。

11

CAPARTY Vol. 5 「アート・ポーレン」を開催

神戸、旧居留地内に散りばめられたアートを参加者が訪ね歩き、 直接アーティストとコミュニケーションをもち理解を深めてもらう参加型の展覧会。14人のアーティストがそれぞれの方法で参加者とかかわりを持った。

1998 5

CAPARTY Vol. 6
アートセミナー「体験型ミュージアムの出現」開催

”来るべき芸術”のためのワークショップ代表・石黒敦彦氏を招いてのアートセミナ ー。

11

CAPARTY Vol. 7 「観光-なんでもない一日」を開催

神戸・北野町、旧居留地とそれらを縦に結ぶトアロードを観光のエリアとしCAP独自 の視点で捉えた観光の在り方を提示した。また特製ガイドブックも発行した。

1999 11/3~
2000/5/10

CAPARTY Vol. 8
「CAP HOUSE-190日間の芸術的実験」を開催

かつてのブラジル移民収容所だった建物を神戸市から借り受け、「100人大掃除」からスタート。その後アーティストがアトリエを作り、メモリアルルームやCAPギャラリーも設置。アーティストのプレゼンテーションやレクチャーを行う「イブニング・アートパーティー」、A.K.J.「披露宴」、メモリアルルームでの「駅伝トーク」、音の研究会「パーソナルミュージックパーティー」、「映画上映会」、ミニコンサートやパフォーマンスを集めた「さくらの日」、トラべリングミュージアム「メビウスの卵展」など次々と新しい催しが企画・開催。5月の締めくくりには「welcome to CAP HOUSE」が行われ、オープンスタジオにダンスパフォーマンスやコンサート、ワークショップなど参加したアーティストが半年間の成果を披露し、5月10日に閉館した。

2000 11

CAP House Makes a Comeback
CAPARTY Vol. 9 「CAP HOUSEでバザー!」

C.A.P.が神戸21世紀復興記念事業へ参加することで、CAP HOUSEも再スタートすることができた。オープンを記念して今回集まったアーティストが各々のグッズを並べるお店を開店。バザーの終わりはバラエティーに富んだ品々のオークションを行い収益金はCAP HOUSEの運営に充てられた。

2001 5

CAPARTY Vol. 10 「みどりの日」開催

昨年11月からCAP HOUSEで制作活動を行ってきたアーティストの発表会オープンス タジオ、コンサート、ダンスパフォーマンス、ワークショップなど。とうじ魔とうじ氏をゲストに迎える。

7

CAPARTY Vol. 11「アート林間学校」を開催

CAPHOUSEのアトリエで制作活動しているアーティストが、各々の考え方、制作方法を 元に子供から大人までを対象に行った夏期の芸術講座。「Acte Kobe プロジェクト 2001」のために来神していいたフランス.マルセイユのアーティスト達も講師として 参加し、24の様々な講座が開かれた。

9

「居留地映画館」 の開催

神戸21世紀復興記念事業として開催。神戸・旧居留地全体を映画館と見立て、参者 には街のあちらこちらで出会う様々な種類の光と影を頼りに街散歩を楽しんでもらった。2001人の神戸の元気な笑顔を集めビルの壁面に大きく映し出した「ビッグスマイル 2001」。仮設野外スクリーンでは無声映画を弁士と楽団付きで上演し、またオリジナル3Dアニメーション、ホームビデオのリメイク作品も上映した「テアトル56」。「ス リットショー」では9組のアーティストが街の隙間に光と影を使った作品を設置し、「光と影のお話」には多彩なゲストに映像の魅力について語っていただいた。その他 「made by Kid's」「屋上・で・カフェ」「ビデオカフェ・キャビン」「映像ワーク ショップ」など11のプログラムで構成された。

10

CAP HOUSE再び閉館。
CAPは非営利活動法人格(NPO)を取得するため準備にかかる。

2002 4

C.A.P.NPO法人格取得

「非営利活動法人 芸術と計画会議」となる。

5

CAP HOUSE プロジェクト開始

C.A.P.のNPO法人化を機に、これまで実験的に行われてきた旧神戸移住センターにおけるでの活動を「CAP HOUSE プロジェクト」として新たに再スタートさせる。