2013年2月20日

2月のQ2プログラム

CAP CLUB Q2での2013年2月のプログラムをご案内します。

*プログラム参加希望の方は、できるだけ事前にご予約下さい。

予約/問合せはC.A.P. 事務局まで(10:00〜19:00/月曜休)
phone:078-222-1003
【メールニュース】
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CLUB Q2 【2 February】

3(日)ムビラの日【要予約】

9(土)イラスト部/プラモ部【要予約】

15(金)音楽を作る人に聞く〜音楽家の耳と脳 #2「野村誠に聴く」

22(金)a la Mer〜海のうえで【要予約】

*「caper2月号」のピックアップ記事 「野村誠さんのこと」はこちらです。
*C.A.P.のアーティスト、外での活動情報はこちらです。



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Posted by kono at 15:59 | コメント (0)

2013年2月17日

3/3(日)ムビラの日

ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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ムビラの日
2013年3月3日(日)15:00〜18:00 
リーダー:中村由紀子(ムビラ奏法研究家)
参加費:600円(お茶付)【要予約】

ムビラを弾き始めた方、すでに弾いている方が、ムビラを持ち合い、いろんな人と交流、
合奏の練習、体験、そしてたくさんムビラを聴く日です。
ムビラを弾かないけれど、興味がある方もリスナーとして参加いただけます。


尚この会は、レッスンではありませんので基本的に指導はいたしません。

Posted by shimoda at 18:53 | コメント (0)

2013年2月17日

3/15(金)音楽を作る人に聞く〜音楽家の耳と脳 #3「椎名亮輔に聴く」

シリーズ最終回です!

ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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音楽を作る人に聞く〜音楽家の耳と脳 #3
「椎名亮輔に聴く」
2013年3月15日(金)19:00〜21:00
ゲスト:椎名亮輔(音楽美学・音楽哲学)
聴き手:Hiros(インド音楽演奏、研究家)
料金:前売¥1,500(会員¥1,000)、当日2,000
「この音楽はすばらしい」という評価は歴史のなかで培われ変化してゆく美意識によって為される。音楽美学者の椎名亮輔さんを招き、様々な音源資料を視聴しつつこれまでの音楽の美意識の枠を概観し、現在と未来を考える。
シリーズ最終回は音楽美学者を招き、資料の視聴を交えこれからの音楽についてお聴きします。

【関連書籍の販売】
 『音楽的時間の変容』(椎名著)
 『デオダ・ド・セヴラック 南仏の風、郷愁の音画』(第21回吉田秀和賞受賞)(椎名著)
 『リュック・フェラーリとほとんど何もない』(J.コー著/椎名訳)
 「アルテスVOL.4 2013 SPRING
 メイン特集「101年目からのジョン・ケージ」では椎名さんが「ケージ文献案内」を柿沼敏江さんと共同執筆しています。

【ゲストプロフィール】
椎名亮輔(しいなりょうすけ)
1960年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化博士課程単位取得満期退学。パリ第8大学音楽学部博士準備課程をへて、ニース大学文学部哲学科博士課程修了。哲学博士取得。東京大学助手、パリ第3大学講師、リール第3大学講師をへて、現在は同志社女子大学音楽学科教授。著書に『音楽的時間の変容』(現代思潮新社)、『狂気の西洋音楽史 -- シュレーバー症例から聞こえてくるもの』(岩波書店)、『デオダ・ド・セヴラック -- 南仏の風、郷愁の音画』(アルテス・パブリッシング、第21回吉田秀和賞受賞)。主要訳書に、マイケル・ナイマン『実験音楽』(水声社)、ドメル=ディエニー『演奏家のための和声分析と演奏解釈』(シンフォニア)、ジャクリーヌ・コー『リュック・フェラーリとほとんど何もない』(現代思潮新社)などがある。

【これまでの模様】
1/27(日)「フォルマント兄弟に聴く」写真レポート
2/15(金)「野村誠に聴く」写真レポート

Posted by shimoda at 11:56 | コメント (0)

2013年2月17日

3/15「椎名亮輔に聴く」会場にて書籍販売します

3/15(金)の音楽を作る人に聞く#3「椎名亮輔に聴く」で現代音楽の書籍販売を行います。

ongaku_small.jpg『音楽的時間の変容』椎名亮輔著(2600円)

沈黙は、音響の零度であるか?
音楽という動的な現実に、時間論という哲学的思索は切りこめるか。
精神分析と哲学を手がかりにこの難問に挑む。
西欧近代の伝統における音楽的時間に、道元・西田・廣松ら日本の思想家達の思索を弁証して読み解く秀逸な音楽的時間論。
「本書は、......序章と結論にはさまれた三つの章から成り、第一章では、西洋近代の伝統の中における従来の音楽的時間についての紹介と批判、そして現代日本の社会学者、真木悠介の近代的時間についての研究を紹介。ついで第二章では、まず精神分析から出発して近代的時間のユニークな批判を展開している木村敏の「差異としての時間」論を紹介し、それと共に新しいベルグソン哲学の読みとカール・ダールハウスの音楽的現象学の試みを基礎にして、新たな音楽的時間論を論究した。最後の第三章では、現代の実験的音楽、特に偶然性の音楽における時間性の検討および演奏の現象学と音楽的時間の存在論の試みを提出した。」(本書より)

主要に論じている思想家・音楽家、その文献
マイケル・ナイマン『実験音楽』、ジョン・ケージ『サイレンス』『音楽の零度』『小鳥たちのために』、ブーレーズ『意志と偶然』
ジャック・デリダ『声と現象』、レヴィ=ストロース『野生の思考』
ハイデッガー『存在と時間』、フッサール『内的時間意識の現象学』、ベルグソン『時間と自由』、ドゥルーズ『ベルグソンの哲学』、クリプキ『ヴィトゲンシュタインのパラドックス』
真木悠介『時間の比較社会学』、近藤譲『線の音楽』『耳の思考』
木村敏『時間と自己』『分裂病の現象学』、松岡心平『宴の身体』
道元『正法眼蔵』、西田幾多郎『西田幾多郎哲学論集』、九鬼周造『偶然性の問題』『人間と実存』廣松渉『表情』『心身問題』など

ferrari_small.jpg『リュック・フェラーリと ほとんど何もない』ジャクリーヌ・コー/椎名亮輔訳(2800円)

ディスコグラフィー音楽のエロス、エロスの音楽、とは何か?音楽家フェラーリが、自らの知られざる側面を自由奔放に語るインタビュー集。写真多数、詳細な作品目録付き。

リュック・フェラーリ(1929-2005)
1929年パリ生まれの作曲家。50年代後半よりミュージック・コンクレートの創作に本格的に関わりはじめるが、やがて「逸話的音楽」という独自の方向を見出し、60年代末にはその理念がもっとも端的な形で結晶した代表作"Presque Rine"第1番「海岸の夜明」を生みだす。以後亡くなるまで旺盛な創作力を示し続けた。晩年にはCDJによる即興的なスタイルで自ら若い音楽家たちとのコラボレーションにも積極的に関わった。

ジャクリーヌ・コー
フランスの音楽学者。フェラーリ夫妻の親友であり、フェラーリの音楽についてもっとも深い理解者の一人。フェラーリの音楽について多角的に紹介した《リュック・フェラーリと共に ほとんど何もない》のドキュメンタリーを、パスカル・オリビエと協同監督した。

Posted by shimoda at 11:56 | コメント (0)

2013年2月17日

3/20(水・祝)柴田元幸朗読会「アメリカの短編を読む」

ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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柴田元幸朗読会「アメリカの短編を読む」
【要予約】
2013年3月20日(水・祝)19:00〜21:00
出演:柴田元幸(翻訳家・東京大学教授)
参加費:¥1,500(1ドリンク付)
企画:新井敏記(コヨーテ編集長)

名翻訳家、柴田元幸さんの選と訳によるヘミングウェイ短篇集『 こころ朗らなれ、誰もみな 』が昨年11月に刊行したのを記念しQ2で緊急開催された朗読会。
大好評につき再び開催となりました。
アメリカ文学を代表するヘミングウェイ、そしてジャック・ロンドンを中心とした躍動感溢れる朗読にご期待ください。

【プロフィール】
柴田元幸(しばたもとゆき:翻訳家・アメリカ文学研究者・エッセイスト・小説家・東京大学教授)
ポール・オースター、チャールズ・ブコウスキー、他、現代アメリカ文学の翻訳を数多く行っている。『生半可な学者』では講談社エッセイ賞を受賞。『アメリカン・ナルシス』(東京大学出版会)で、サントリー学芸賞を受賞。また自身の責任編集による文芸雑誌『モンキービジネス』を創刊し、2011年の第15号まで刊行。2010年、『メイスン&ディクスン』(上・下)で第47回日本翻訳文化賞を受賞。『coyote』ではno.26で柴田元幸の特集を組んでいる。

Posted by shimoda at 11:51 | コメント (0)

2013年2月17日

3/23(土)、24(日)神戸電子音響音楽祭2013

23人・組の出演者によるオールナイト公演です!

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神戸電子音響音楽祭2013  Kobe Electroacoustic Music Festival 2013

出演者:岡本久、足本憲治、柴山拓郎、仲條大亮、成田和子、由雄正恒、吉原太郎、中楯純、泉川獅道、かつふじたまこ、上原和夫、檜垣智也、RAKASU PROJECT.、DUB-Russell、Shine On me、A.N.R.i.、Eadonmm、Kishimoto Kazuhisa、林恭平、石上和也、牛山泰良、永松ゆか、幻想音楽研究室

出演者プロフィールや当日プログラム等はコチラをご覧下さい。

2013年3月23日(土)〜24(日)
 23日16:00開場 23日17:00開演 24日11:00終演予定
料金:前売り3000円 当日3500円

ご予約・お問合せ:
神戸電子音響音楽祭2013実行委員会
C.A.P.事務局(10:00-19:00/月曜休み)
TEL:078-222-1003

主  催:C.A.P.(芸術と計画会議)/神戸電子音響音楽祭2013実行委員会
助  成 公益社団法人企業メセナ協議会
企画制作:NEUS-318
協  賛:富士電子音響芸術祭
後  援:日本電子音楽協会
音  響:SPACE VISION / MIAMOAI SOUND
照  明:サカイヒロト
出  店:joe's kitchen(food)、PSYCHOLONICA BAR(Drink)
フライヤー原画:亜静


お越しになるお客様へ:
会場内は大変冷えますので暖かい格好でお越しください。また、本コンサートはオールナイトイベントですがリラックス・スペースや睡眠スペースはございません。もしコンサート中に睡眠を取られる場合は、コンサート会場内になりますのでご了承ください。その場合は寝袋のご持参をお勧めいたします。


Posted by shimoda at 11:44 | コメント (1)

2013年2月17日

3/29(金)a la Mer〜海のうえで

ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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A la mer〜海のうえで

2013年3月29日(金)18:00〜
参加費:1,000円(フード付)/【要予約】

「a la mer」はフランス語で海のうえ。
おしゃべりしたり、ゲームをしたり。
海の上でゆったりと過ごしてみませんか。

Posted by shimoda at 11:41 | コメント (0)

2013年2月17日

3/30(土)、31(日)CAP土曜クラブ「一晩だけの海の上のマイホーム」

今回の土曜クラブはQ2で特別お泊まり企画です。

ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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海の上に浮かぶような気分になれるCAPのQ2で、土曜クラブ初のお泊り企画です。
厚手のダンボールでトントコ自分たちの家を作ってそこで寝ます。
他にもみんなでご飯を作ったり、影絵をしたり、夜のお散歩、朝の体操...
ここでしか味わえない特別な一晩をすごしましょう。
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CAP土曜クラブ
「一晩だけの海の上のマイホーム」
【要予約】
2013年3月30日(土)15:00〜31日(日・翌朝)10:00
講師:マスダマキコ(造形作家)、山村幸則(美術家)
参加費:大人と子どもの2人1ペアで6,000円 大人のみ1人4,000円
    (夕・朝食費、保険代込み、子ども追加1名につき1,000円)
対象:大人(19才以上)とこども(4才~18才)のペアまたは大人のみ
持ち物:着替え、寝具(寝袋または毛布)、タオル2枚

・悪天候などで、連絡をする場合がございますので、当日連絡のつく携帯番号またはメールアドレスをお知らせ下さい。
・会場周辺は、携帯がつながりにくいので、当日連絡は会場の固定電話;CAP CLUB Q2(078-959-7707)にお願いします。
・駐車場には限りがございます。できる限りポートライナーをご利用下さい。
・寝具は、こちらでもいくらか用意いたしますが、十分ではありませんので、必ずご持参下さい。
・食物アレルギーやぜんそくなどのある方は、事前にお知らせ下さい。薬の必要な方は、ご持参下さい。
・お風呂には入りません。(体をふきます。)着替えは、下着の他、動きやすい服、防寒上着などをお持ち下さい。

Posted by shimoda at 11:27 | コメント (0)

2013年2月17日

3/31(日)イラスト部、プラモ部

ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
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イラスト部
2013年3月31日(日)13:00〜
キャプテン:早川梓
参加費:500円/【要予約】

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プラモ部
2013年3月31日(日)13:00〜
講師:トミー先生
参加費:500円/【要予約】

Posted by shimoda at 11:21 | コメント (0)

2013年2月14日

2/15(金)「野村誠に聴く」写真レポート

2月15日、「音楽を作る人に聞く」シリーズ第二回をおこないました。

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1月のフォルマント兄弟に続き、この「音楽を作る人に聞く」シリーズ第二回では作曲家の野村誠さんがゲストです。まずは野村さんの自己紹介です。
投影されている写真は野村さんのサウンドインスタレーション作品「レタスピアノ」です。草、生えてますね。
風がピアノを演奏してゆく作品です。20年前に作曲したプリペアドピアノのための曲、名古屋時代のバンドの演奏、お風呂の音楽、プールの音楽、振り付けで演奏する、NHKの音楽番組でやったこと、ロックバンドとオーケストラのための曲、、、、映像と音を駆使してものすごい勢いで次々と紹介してくれました。
小学生の時に音楽の先生が聴かせてくれたバルトークが作曲家になろうと思った原点だそうです。バルトークに憧れて伝記も読んだ野村さん、テープレコーダーを肩に民謡採取で村々を歩き回る、これが作曲家だと思ったそうです。
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後半はインドの笛奏者、Hirosさんが聞手となってインタビューをおこないました。
高校時代に弟子入りしようとして訪ねて行った作曲家に「先生に言われた通りに作品を直していたら決して一流の作曲家にはなれないよ」といわれ、作曲は独学でやるしかない、と思ったそうです。作曲家には教えてもらえない。それなら、ということで老人ホームのおじいさん、路上演奏で出会う人達、子どもたち、と専門的な音楽教育を受けていない人達から勝手に学ぶ術を身につけてゆき、あげくのはて?には動物園でアリクイからも学ぶという熱心ぶりで、今の野村さんが出来上がっているようです。どの話しも、変だけど理由がはっきり理解できて、それもありか、と思わせるような説得力のあるものでした。なかなか普通の人にはできませんけれどもね。
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せっかく音楽家同士が話しをするので、一緒に演奏しないのももったいない!?という話しになりました。Hirosさんはインドの笛、バーンスリーでラーガを演奏し野村さんは鍵盤ハーモニカを演奏する、ということになったのですが、、、
野村さんはお茶を飲んでいるのではありません。まずコップがあったのでそれを笛みたいに吹いて演奏をはじめました。みんなびっくりです。
その後、やっぱり鍵盤ハーモニカも演奏しなければ、と思い直したのか楽器を持ち替え、、
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鍵盤ハーモニカでお客さんの頭の上、Q2の天井に設置してある、風が吹くとカランコロン鳴る杉山さんの陶の作品をコツンコツンと演奏しはじめました。
いろいろなものがその場で結びつき、音のイベントになっていく、野村さんとHirosさんの楽しいセッションで締めくくりとなりました。
さて、次回、最終回です。音楽哲学の椎名亮輔さんをゲストに迎え、これからの音楽の行方なんかも話題にしていこうかと思っています。ご期待ください。

Posted by shimoda at 12:55 | コメント (0)