先週はずーっとお天気がさえず、雨が降りそうで降らない中途半端な日が続いていましたが、今日はやっと晴れました。空の色が遠くまで見えます。気温が低く寒いですが、散歩日和だと冬好きな私は思うのです。
2月12日に「内橋和久 ダクソフォン&ギター ソロコンサート」、翌日には「栗コーダーカルテット コンサート」と初のコンサート連日企画は無事盛況で終了しました。お越しくださいました皆さま、ありがとうございました。
内橋和久さんが演奏するダクソフォンは、とても変わったかたちをした木製の楽器で、まずそのことに目をまるくし、実際に音を聞いてみてさらにびっくり。聴いたことのないような不思議な音で、鼓膜の奥に触られているようでした。唸りつつ歌う声のような音。じっくり聴くほど不思議な音でした。
栗コーダーカルテットは、CAP HOUSEでの演奏が2回目となります。この建物とリコーダーの相性は抜群です。皆さまその響きをじっくりと楽しまれたようでした。偶然にもC.A.P.と同じく昨年が10周年だったのです。それぞれに全然別の10年間を歩んできているわけですが、同じ1994年から始まったということで更に親近感がわきました。
今回は真冬のさむーい館内でのコンサートに、やっぱりお客様もさむーい思いをされた方が多かったようです。ごめんなさい。でも仕方ないのです。
演奏者は寒くなかったのかしら?と疑問の声が聞こえてきそうですが、内橋さん、栗コーダーのメンバーともに「会場やらスタッフやらお客さんやら、全てにおいて気持ち良く演奏できた、またぜひココでやりたい」とおっしゃってくださり、がんばったスタッフ達は涙を流して喜んだのでありました(ちょっと大げさ)。
明日休館日の次の日、23日(水)からは、CAP Cafeマスターの鳴海さんの写真展がはじまります。鳴海さん、初個展だそうです。楽しみです。
新年明けたと思って、気づけばもう2月後半に入りました。もうこんな調子であっという間に2004年度が終わりそうです。春が一歩ずつ近づいてきています。
実は今週末でまた一つ歳をとるのですが、なんとCAP HOUSEで誕生日をむかえるのが今回で6回目になるのでした…。月日が過ぎるのは早いなぁ。