暑からず、寒からず、良い季節になりました。こんな季節はCAP HOUSEでは1ヶ月くらいしかありません。
最近は、カフェの横にある窓から外へ出て階段を上り、その右手にある(ちょうどギャラリー山側の外になります)オープンテラス風のところでランチをとるのが日常となっています。こないだは、すぐ近くの青桐にキツツキがとまって、コツコツ勢いよく音をたてていました。見たことのない虫もたくさんテーブルに落ちてきます。
今日は空が遠くに青くて薄い雲がゆっくり流れて、すごく気持ちよい風がふいていました。
と、言っているのも束の間、昨日と今日蚊に刺されました。オープンテラスでは、スズメバチらしき蜂が飛んでいました。
いよいよ私の苦手な夏が足音をたてて近づいてくるのです。
4月16日に始まりました鉄の彫刻展「New HEAVY」も、あと一週間です。
いらっしゃったお客さまは、受付で展示マップを手に取り、1階から屋上手前、そして外の作品を見て回ります。屋外の作品は、夜には照明がつき昼間とはまたちがった雰囲気の作品を見ることができます。
搬入時に、5人の作家さんとそれぞれのアシスタントとして来神した全国各地の学生さんたちが、再び月末の搬出時にやってきます。
あの搬入の1週間、夕食時はまるで合宿所のようでした。昼間は、みな作業着でほとんど工事現場で作業されている方と同じような仕事をして汗を流した後には…
こんなかんじで毎日ご飯。これは4月14日の写真です。
「お仕事おつかれさまです!」って雰囲気でした。
関西弁と東京弁と博多弁などなどが混じりあって、学生さんたちは仲良くなって帰っていきました。また搬出時も合宿所のようになるのでしょうか。
明日はNewHEAVY展の最中ですが、消防訓練です。ちゃんとこういうこともやっているのですよ。すごく久しぶりで緊張してますが…。
その後は月1回のミーティングです。夏のアート林間学校にむけて講座を決めていきます。
そうそう、カフェの横にCAPのお店「petito」がオープンしています。
なんとこの陳列棚、1月にCAP HOUSEで行われた[記憶・歴史・表現]フォーラムの展覧会のときにギャラリー海側で展示に使用していたものを寄贈いただきまして、再利用しているのですよ。
CAP HOUSEへお越しのさいには、ぜひこの「petito」にもお寄りくださいませ。