CAP HOUSE
190日間の芸術的実験
[アクションプラン]
(予定)

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CAP HOUSE オープニングワーク
参加者を募集して、旧ブラジル移民センターの歴史、構造などを解説。
これから半年間活動していく場所を、全員で清掃することからスタートします。
(オリジナル作業服、軍手、マスクなどを用意し、参加者に配布)

制作活動およびオープンスタジオ
旧ブラジル移民センターという限られた場所と、190日間という限定された期間にできること、したいことを参加メンバーの各々が考え、制作・活動を行ないます。 また定期的に各々のスタジオを公開し、訪れた一般の人々とのコミュニケーションをはかります。 半年後の2000年5月には、活動の締めくくりとして、アーティストがここで活動した目的(成果)を披露します。

ブラジル移民センターメモリアルルームの開設
昭和3年から46年までの43年間、海外へ移民する人々の導入教育を行なってきた旧ブラジル移民センターですが、今ではその歴史を知る市民も数少なくなりました。   そこで、メモリアルルームを建物内に開設し、移民の歴史はもちろん、現代のブラジル文化も含めて、広く一般の人々に建物の存在と歴史を伝えます。

キッズ・アートスタディー
地元の小学生を対象として、滞在しているアーティストがワークショップを行ない、アートを通して柔軟な物の見方、考え方を伝えます。

詩の朗読会
ことばとしての詩を、声をだして読むことで、音として感じ取ってみる朗読会を行います。

イブニング・アートパーティー(ウィークエンド・カフェでのサロン)
週末の夕方などに、滞在しているアーティストによるスライドレクチャーやテーマにそった音の実験、演奏会などを開き、一般の人が気軽に参加・交流できる機会・場を設けます。

・ ミニコンサート(音楽、パフォーマンス、ダンス、詩朗読etc.)
・ スライド上映会
・ 自主制作ビデオ上映会
・ ミニレクチャー(シリーズも可)
・ ワークショップ

展覧会企画・運営の実験ギャラリー
キュレーション(展覧会企画)やアートマネージメント(運営業務)に興味ある人に向けて、レクチャーとあわせながら実地研修として展覧会を作り、すべてを体験研修します。

図書室の開設
図録や洋書など、参加メンバーおよび関係者の所有する図書を集め、気軽に閲覧できる場所とします。

CAP CAFEの開設
飲み物と軽いスナックを用意し、CAP HOUSEのリビングルーム(居間)という設定で、滞在しているメンバーが集い、憩う場として活用します。 また、イブニング・アートパーティーの開かれる週末には、一般の方も利用できるようにして、相互交流の場とします。

アーティスト情報のデータベース化
関西を基盤に活動するアーティストを中心に、その活動歴および作品のデータを集めて整理します。

アートに関係する情報の公開と交流
マスコミ関連の連絡先と広報の方法・スケジュール管理方法、助成金団体と申請方法、フリースペース情報など、アーティストに役立つ多種多様な情報のデーターベースを作成し、公開します。 また 関西を中心とするアート系NPO団体、自主活動クループや自主運営スペースなどの活動案内を知らせる掲示板を設置します。

新聞折り込みによる広報活動
新聞折り込みのシステムを利用して、地元を対象にした広報活動を行います。また、滞在しているアーティストやその作品の紹介など行ない、CAP HOUSEの啓発・普及活動としても活用します。

190日間の記録をまとめた、ドキュメント・ブックの作成
190日間のCAP HOUSEにおける活動を細かく記録し、一冊の記録書としてまとめ、アートに関係する施設の今後の活動に活かします。

CAP HOUSE クロージングワーク
半年間、CAP HOUSEに関わった、さまざまな人に呼びかけて、掃除、撤去作業を行ないます。


参加メンバーと活動案(予定)
C.A.P.のメンバーを中心とした神戸・阪神間の様々なジャンルの人々で構成します。 CAP HOUSEでの活動の主旨は、各メンバーにすべて任せます。
    ●作家名・グループ名
    活動内容(予定)

    ●岩淵 拓郎
    190日間、管理人として滞在し、毎日の記録をつける
    ●金山 直樹
    「休む」をテーマにした部屋の制作
    ●木村 健
    さまざまな形になった「万華鏡(万目鏡)」を使ってのワークショップ
    ●きむら としろう
    簡易・楽焼釜のついた移動式カフェ「野点」によるパフォーマンス
    ●川崎 義博
    コンピュータによる音の組み合わせの研究
    ●倉智 久美子
    平面作品の制作と発表
    ●澤木 久美子
    さまざまな建築素材を“操作”し、素材そのもののクセやおもしろさを体感してみる
    ●杉山 知子
    室内全体を作品化し、そこへ訪れた人と会話する
    ●谷口 新
    コンピュータによる映像表現
    ●谷 尚子
    平面作品
    ●塚脇 淳
    鉄を使った作品にいたるまでのプランニング
    ●椿  昇
    (未定)
    ●徳田 憲樹
    石鹸による匂いの効果を使った作品の制作
    ●中川 博志
    インド音楽のワークショップ
    ●pubway
    映像
    ●藤本 由紀夫
    音のでる構造物の制作と展示
    ●マスダ マキコ
    植物を使って居心地のよい場所を作る
    ●松本 泰章
    空間デザイン
    ●山宮 隆
    音のでる立体作品
    ●ACTE KOBE
    マルセイユ・神戸間での交流で生まれた作品(音、映像、ビジュアル)の展示と、ミーティングルームとしての活用
    ●C.A.P.
    半年間、建物内に事務所を置き、ミーティングルーム、その他で活用
    ●その他
    (未定)

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