2002/5/25
オープニング記念パーティー
ひょうたんフィルハーモニックの演奏と館内ツアー
一ヶ月続いたC.A.P. ONの締めくくり、オープニング記念パーティー。
開場前の玄関には、この日の来館者に渡される紅白まんじゅうが山の様に積まれています。
ご近所にまいたチラシが功を奏したのか、それとも紅白まんじゅうが効いたのか、もう人が集まりだしています。
そしていよいよ開場。
まんじゅうと共に、パンフレットが来館者に手渡されていきます。
正装にしてもやたらタイトなスーツを着た館長の下田さんが真っ赤なリボンのついたトラメガで挨拶。なんだか分からないけどとても館長らしい出で立ちです。
まずは、ひょうたんフィルハーモニックの演奏をみんなで聴きます。
ひょうたんフィルハーモニックは、その名の通りひょうたんでつくった楽器を演奏するグループです。ひょうたんでつくった楽器が、リビングルームを包むように柔らかな音を奏でます。それにしてもひょうたんっておおきくなるんだなあ。。。
演奏の後はC.A.P.代表の杉山さんが今回のプロジェクトについて説明します。今回新規導入したDVカメラにすべての様子が記録されていきます。
さすがに総決算。今日のパーティーは内容が盛りだくさん。最初の紅白饅頭や、みんなの正装もそうですが、今回はとことんそれらしいことを使用ということで、杉山さんの話に続いて次はテープカットもやっちゃいます。
階段ののぼり口に渡したこれまた真っ赤なリボンを、杉山さんと、本日一人目の来館者石上さんとの二人でカットします。C.A.P.には以前からよく顔を出していただいてた石上さんですが、今日は何の気なしに来てみたら偶然一番乗りになってしまったようです。本物だなあ。
上階への道がて来たところで館内ツアーに突入!
下田さんを先頭にみんなぞろぞろ4階へ上がり、解説を聞きながら各アトリエを回ります。アトリエではそれぞれのアーティストが作業をしたりしながら、ツアーの人たちとコミュニケーションをとっていました。
さてこの辺でもう大分疲れた人も出始めてきました。
一通り回った後はそれぞれ気に入った場所で歓談したり、気になったアーティストに詳しく話を聞いたりただただcafeで休んだり…。
ゆるーい空気にあわせたかの様に、さいごは前回のイブニングアートパーティーで結成された、うがい合唱団による合唱。疲れてたはずなのになぜかみんな立ったまま聞いてました。
そのうがい合唱団は、今回は前回よりも団員が増えてより合唱団らしくなってましたが、その中に普段から「落ち着いてるなぁ」とおもっていた吉田さんが参加しててびっくりしました。「珍しいことしてるなぁ」と思ってみていたら、途中でむせてました。やっぱり向き不向きはあると思います。
「これで今日は終わりです!」よほど気に入ったのかトラメガで最後を締める下田さん。マイクちゃんと用意してるんですけど…。もう今日は下田さんのスーツ&トラメガが、すべておいしいところ持っていった感じです。
ほんとおいしいなあ。
ここでパーティーは一応終わり。お客さんが帰った後、うがい合唱団は反省会。
他の人たちは、見に来てくれた友達と歓談したり、一人で飲んだりしながら、C.A.P. ONの長かったこの一ヶ月を振り返るのでした。
それにしてもこの日は大疲労!ほとんどみんな帰ってから、記念撮影をしていなかったことに気付き、「しまったー!!!」と大反省。。。
「とにかく記録を残さなくては」と最後に残った10人ほどのメンバーでささやかな集合写真を撮って、締めを締めたのでした。
(C)2002-2004 CAP HOUSE プロジェクト 特別非営利活動法人「芸術と計画会議(C.A.P.)」