2004/5/3
ピエール・バルー
短編ドキュメンタリーフィルム上映会
「今日の上映会は全てAmitie(友情)から始まったものです。」PierreBarouh
そしてまた友情が生まれた。
私はCAP houseの住人。
Pierreさんと出会ったのは2,3年ほど前の冬。
私のごく身近な友人がフィルム上映会に出かけたことがきっかけ。
それから数日後、彼らと私と3人でPierreさんの家を訪ねた。
開かれた扉、どこにでも飛んでいけるようにさえ思える。海の底にでも。なんの隔たりもなく、同じ星に確かに立っている感じ。
大きなテーブルを囲み、鶏の丸焼きをみんなでつついた。Amiちゃんは鶏の骨で遊んだ。笑ったり語ったりした。
これがBarouh家との出会い。
この春Pierreさんは初めて神戸に来ました。そしてCAP houseへ。「ここで上映会したいね〜」
内容はその日の感じで決めようと。
のっけから歌声と共にみんながパーカッショニスト、ミュージシャンになった。
赤ちゃんの椅子を引く音、犬の声、くすっと笑う声・・・全てが。
人生は出逢いの芸術だとPierreさんはいうが、リビングルームが1つの楽器のようになっている。
どこの土地に行っても笑顔と歌をかわし合いたい。
いのちがわらしべの火にすぎないのなら、なっちまおう、わらに、そして燃えつきよう。
そう、すべては心のなかの炎から始まって、かがやき、燃えて、人から人へと移っていく(ONDOより)
会はどんどんふくらみ、最後はみんなで歌った・・
「そしてすべては限りない宇宙 まわる星の上の出来事・・・」(Boule qui rouleより)
私は誰もが持っている種が、花粉のように飛び出していきそうに思えた。
周りを見渡すとみんな笑っていて、とても幸せだと感じた。
ありがとう。
上映フィルム
「サ・ヴァ、サ・ヴィアン」話題のチンドン屋かぼちゃ商会、青い部屋、フランスでのライブ
「アコーデオンのおはなし 特別バージョン」
「ムッシュー・スズキ」青森の彫刻家、鈴木さんとの出逢い *おまけ「神戸での誕生日」
演奏:仲間達
まや・バルー(vocal,flute)
musette jazz band(津田兼六(accordion)、川瀬眞司(guitar),中村尚美(bass))
深川和美(soprano)
三木重人(violin)
Pierre Barouh -- une exposition de film documentaire
「ピエール・バルー 短編ドキュメンタリーフィルム上映会
〜トークと弾き語りも交え、映像作家としてのバルーの魅力に迫る〜」
上映作品は秘密です。何がでるか?お楽しみに。
日 時:2004年5月3日(月・祝) 15:00〜
料 金(1ドリンク付)
前売(予約)¥2,500
C.A.P. フレンズメンバー特別前売料金¥2,000
当日 ¥3,000
ピエール・バルー Pierre Barouh (俳優、監督、音楽家)
66年にクロード・ルルーシュ監督の映画『男と女』に出演し、その主題歌をフランシス・レイとともに手掛け世界的な大ヒットを記録する。ヴィニウス・ジ・モライスとの出逢いをきっかけにボサ・ノヴァに深く傾倒。ボサにフランス語と気だるいメロディをかけ合わせ、「フレンチ・ボサ」ムーヴメントを築いた。1969年、バルーが監督制作した音楽ドキュメンタリー「サラヴァ」は、リオを舞台にボサノヴァ・ギターの第一人者、バーデン・パウエルらの協力を得て、ブラジル音楽の魅力を探ってゆく。また、インディペンデント・レーベル「サラヴァ」を設立。「サラヴァ」は、才能を持ちつつも表現する機会を得ることが出来なかった彼らの表現の場を何とかして作りたい、という純粋な願いから発足した稀有のレーベルでもある。