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2019.04.17

See Saw Seeds Effect MOI MOI KONNICHIWA
See Saw Seedsは、神戸、ドバイ、ハンブルグ、フィンランドで活動するアートグループによる共同プロジェクトです。2016年に14名のアーティストが往来し、以後様々な企画が各地で実施されています。MOI MOI KONNICHIWAはフィンランドのARTE ryという老舗アートグループとの派生企画で、シルクスクリーン作家のシルック・ケトラとサウンドアーティストのハンヌ・セッパラを神戸に迎えます。

*全て参加無料・予約不要

■シルック・ケトラ「パオラと呼ばれた身体」
シルクスクリーンプリンティング・パフォーマンス
2019年5月16日(木)18:00-20:30 Sessions 1 & 2: Light
    5月18日(土)18:00-20:30 Sessions 3 & 4: Passion
    5月21日(火)18:00-20:30 Sessions 5 & 6: Knowledge
    5月23日(木)18:00-20:30 Sessions 7 & 8: Reality
    5月25日(土)18:00-20:30 Sessions 9 & 10: Darkness

展示(パフォーマンスの度に展示は変化します)
2019年5月17日(金)~26日(日)
10:00〜19:00/月曜休館

 


SIRKKU KETOLA
A Body Called Paula

シルック・ケトラの作品は、ビジュアル詩と状況で構成される。この作品に並べられた言語と図像は互いを行き来する。見慣れた表象をめぐる論理と直感が、並行螺旋となって抽象化する。樹皮(叫び?犬の声?)、木材、紙、鳥、人、手、足、印。「接続」と強調された作品間に存在する非接続、なぜなら、生と死、すべては同じ。宇宙は、それ自体、反復するオーナメントだ。しかしそれがなにか?

「パオラと呼ばれた身体(A Body Called Paula)」は反復と瞑想的パフォーマンスで構成されるインスタレーション作品だ。ケトラはパオラを演じ、繊細な紙の上で大きなオーナメントの仕事をする。パオラという名は、小さいという意味のギリシャ語 “paulus” が語源で、宇宙の一部としての人間、テクノロジーを生み出すものという例えでもある。セリグラフィー(シルクスクリーンプリント)とともに、彼女の手と空間が「人間印刷機-官能的機械」を形作る。パオラは紙帯(リボン)に魅了され、動作に囚われ、美に陶酔し、身体と物体に縛られる。フィンランド語でパオラはリボン、そして罠と同義語なのだ。繊細な紙がスタックしてしまった時、これが象徴していたものが「危険」だということが明らかになる。この作品は、静寂の中にそのような緊張感を常に湛えるケトラによる幽玄のパフォーマンス。

静寂の中で行われる「パオラと呼ばれた身体」は、ケトラの10年来継続している作品だ。オーナメントを刷り続ける10年、繊細な紙の上の紙帯(リボン)。ゆっくりとひとつずつのレイヤーが重なって行きイメージが現れる。熱情と知識、現実味を通して光は暗闇へ届く。ケトラは美の遺伝子を集める。

「パオラと呼ばれた身体」は、過程を経て成長し、また時間をかけて磨き上げらてきた。これまで、トロント、ニューヨーク、トゥルク、リエージュ&ジョドーニュ(ベルギー)などで行われた。世界各地で年に3~4回、オーナメントの紙帯(リボン)は場所ごとに別々に制作され、訪れた場所の景色は常に次の土地で制作される作品のパターンの中に現れる。このパフォーマンスはアーティストの腕と身体の持久力に条件づけられ、それによって10年間のプロジェクトのリズムが出来上がる。この巨大なインスタレーションがどこに向かっているのかは時が告げるであろう。それまでは、個々の作品は、単独のインスタレーション/パフォーマンスとして存在する。

シルック・ケトラは、様々な素材とセリグラフィーを組み合わせる現代版画家。物質と人間の関係を理解するため、彼女は礼儀正しく、しかし激しく、手仕事を通してデジタルイメージの潮流をスローダウンさせる。フィンランド・ファインアート・アカデミ-でファインアートの修士号取得、フィンランド内外で多くのプロジェクトや展覧会に参加。トゥルク、そしてブリュッセルを拠点に活動している。

彼女の活動はthe Arts Promotion Centre Finlandの支援を、作品「パオラと呼ばれた身体」はthe Arts Promotion Centre Finland、The Finnish Cultural FoundationそしてTurku Art Societyの助成を受けている。

 


SIRKKU KETOLA /シルック・ケトラ
http://www.sirkkuketola.com

シルクスクリーン作家。1973年、フィンランドの古都トゥルク生まれ。しばしば各地で、シルクスクリーンの制作プロセス自体をパフォーマンス作品とし、またそこで生み出される作品の展示を行っている。2009年、ヘルシンキのFinnish Academy of Fine Artsにて美術学修士。これまでフィンランド国内、ベルギー、スウェーデン、ドイツ、ロシア、ハンガリー、オーストラリア、アメリカ、カナダ、エストニアなど世界各地で展覧会開催。1960年設立、会員100人あまりを擁するトゥルクの老舗アートグループARETE ryメンバー。

 

【関連企画】
シルック・ケトラ デモンストレーションレクチャー「Color code-decording CMYK」
2019年5月24日(金)18:00〜

会場/予約/問合せ:神戸アートビレッジセンター(神戸市兵庫区新開地5-3-14/TEL:078-512-5500)

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■ハンヌ・セッパラ「ケンペレ」
オーディオビジュアルパフォーマンス
2019年5月26日(日)16:00〜

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□合同アーティストトークとクロージングパーティー

2019年5月26日(日)17:00〜

 

◉会場/主催/問合せ
KOBE STUDIO Y3 C.A.P.(芸術と計画会議)事務局(10:00~19:00/月曜休)
650-0003 神戸市中央区山本通3-19-8海外移住と文化の交流センター内
phone/fax:078-222-1003
email:info@cap-kobe.com

協力:ARTE ry、神戸アートビレッジセンター
公益社団法人メセナ協議会認定事業

KOBE STUDIO Y3とは

KOBE STUDIO Y3は、神戸市立海外移住と文化の交流センターでC.A.P.が運営するアートプロジェクトです。
ここでは、様々なアーティストがスタジオのドアを開け、活動を公開しています。またこのスタジオのアーティストたちを中心に、ワークショップや展覧会などのプログラムも実施しています。
ぜひお気軽にご参加下さい。

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お問い合わせ

C.A.P.(芸術と計画会議)
〒650-0003
神戸市中央区山本通3-19-8
神戸市立海外移住と文化の交流センター内
phone+fax 078-222-1003
info@cap-kobe.com
10:00-19:00
(月曜休み)
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