Y3と私 #2

この前、別館の窯で素焼きしたブローチを窯出ししました。
うまく焼けていました。
これから、この素焼きに絵付けをして、釉薬をかけて本焼きします。
今月中に完成の予定です。良い作品ができますように。

 

 

この別館では陶芸工房があり、「Clay Studio」として陶芸の制作活動ができるようになっています。年間12000円の会費を払うと、1年間、自由に使えますよ。陶芸をやってみたい人はぜひ、お問い合わせくださいね。

そして、ここでは、彫刻家の築山有城さんの「つくりたいものがあるんだ」という講座もやっています。講座、というか、作ってみたいものを作る、ということです。
作ってみたい物があるんだけど、どうやって作ったらいいのか分からない、という人は、気軽に色々相談してみてはどうでしょうか。いろいろなものを一緒に作っていきましょう。

また、ここでは、本館のスタジオには入りきれない大きさの作品なども制作されています。

 

 

P150くらいのカンバスを張っているところですね。

これは、作家の櫻井類さんの制作途中ですね。
ピンクというか紫色というか、綺麗ですね。

 

別館には、なかなか、一般の人は入る機会はないと思いますので、
時々、紹介したいなと思っています。

大きいサイズの作品、というのは、なんとなく気持ちがいいですね。
大きいものを作る、というのは、それだけで、なんだか嬉しいものです。
僕が学生の頃とか、アトリエの壁面を僕が全部使っていて、とてもヒンシュクをかったりしてました。40代くらいまでは、とにかく、大きいものが作りたかったなあ。
すきあらば、でかいものを展示したろ、と思っていました。
大きいものこそが、僕の作るものだ、と思っていたくらいです。

僕が作った、一番大きな作品は、高さ3メートル、幅50メートルでした。今でも、密かに、いつか、超でかいものを作ったろ、と思っているのです。

でも、大きいものも、小さいものも、作るとなると、どちらも同じくらい難しいように思います。

上村亮太