11/19(火)破墨プロジェクトstudyシリーズ.11「編集会議―つたえるためのスタディ」【11月17日(日)までに要予約】

2018年からスタートした破墨プロジェクトは2020年3月に活動記録冊子を刊行します。パフォーマンス、アートワーク、レクチャー、ワークショップなどクロスジャンルで行う様々な活動をどのように伝えるか。そのためには情報を整理し、組み立てる編集が必要です。今回は様々な美術関係の書籍を編集してきた櫻井さんを招き、編集について基礎的な内容を学びつつ、実践として破墨プロジェクトの編集会議を公開で行います。

 

 

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破墨プロジェクトstudyシリーズ.11「編集会議―つたえるためのスタディ」【11月17日(日)までに要予約】
2019年11月19日(火)18:30〜20:00

講師:櫻井拓(編集者)
参加費:1,500円

 

講師プロフィール:櫻井拓|さくらい・ひろし
編集者。フリーランス。1984年宮城県生まれ、京都市在住。アートの分野を中心に、作品集やアートブック、展覧会カタログなどの印刷物を編集。主な仕事に、瀬尾夏美『あわいゆくころ 陸前高田、震災後を生きる』(晶文社、2019年)、『ゴードン・マッタ゠クラーク展』(東京国立近代美術館、2018年)、『引込線2017』(引込線実行委員会、2018年)、『池内晶子|Akiko Ikeuchi』 (gallery21yo-j、2017年)、鈴木雅雄×林道郎『シュルレアリスム美術を語るために』(水声社、2011年)など。編集協力・校閲に、原田裕規編『ラッセンとは何だったのか? 消費とアートを越えた「先」』(フィルムアート社、2013年)など。主な展覧会に、小森はるか+瀬尾夏美、佐々木友輔、髙橋耕平「記述の技術 Art of Description」(林田新との共同企画、ARTZONE+MEDIA SHOP gallery、京都、2016年)など。

 

企画者コメント:
破墨プロジェクトの活動を展開してゆくにあたり、活動を伝える冊子をつくることを企画した。これまで様々な分野の方に協力いただきながら活動を行ない、パフォーマンス、アートワーク、studyシリーズを中心に破墨プロジェクト的に諸問題の再構築を行ってきたが、その内容は見た目以上に捉えがたい。破墨プロジェクトとは何なのか?その目的や活動をあらためて冊子というかたちで編集し、次なる展開の礎にしたい。現在進行形の活動を編集者の視点で再構築すると、どのようなアウトプットが出来るのだろうか?捉えがたい内容だからこそ、編集の力がどのようにはたらくか、とても興味深い。様々な現代作家の本の編集に携わってきた櫻井さんとの会議は、破墨プロジェクトに限らず、参加者それぞれの 活動や日常においても、編集という行為で捉えなおす良い契機になると確信している。是非、ご参加ください。