C.A.P.クレイスタジオに参加しませんか

【メンバー費】年間 12,000円(年度更新)
【利用可能日時】火曜日〜日曜日/10:00〜19:00(月曜休館)
【設備】電気窯15k、8k 各一台(温度調節は手動/要焼成費)、電動ろくろ、セラローラー、土練機、個人用棚、各種成型用具など

メンバーシップへの参加には講習会の受講が必要です。
初心者向けに陶芸の基本的な技術を学べる3回講習と、経験者には作陶作業を交えながらスタジオの使い方を覚えていただく1日講習があります。ご希望の方はお問い合わせください。
スタジオの見学は随時受け付けております。お気軽にご連絡ください。

※現在メンバーシップの募集は停止しております。
見学は引き続き受付けております。希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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KOBE STUDIO Y3カレンダー 2020年1月号
今月のニュースより:つくる場所 C.A.P.クレイスタジオ

一般的なアート系の施設は主に鑑賞のサービスを提供していますが、KOBE STUDIO Y3は、創造や制作の場と機会を提供することが主な仕事。地域のアーティストの制作現場から、登録さえすれば誰でも好きな時間に自由に作業ができる共同のスタジオなんかもあります。自然と作っている人同士が知り合い、小さなコミュニティーがいくつか動いていくようになってきました。

Y3でここ最近特に面白くなっている場所があります。別館にある陶芸部屋です。私たちは工作棟と呼んでいて、本館スタジオでは描けないような大きな作品を描いたり、木彫や木工の仕事ができる場所の他に、陶芸の制作ができる場所とふたつの陶芸窯(電気)もあるのです。これまでこの陶芸部屋では時々ワークショップなどをしていましたが、2019年の7月からC.A.P.クレイスタジオという共同スタジオとして生まれ変わりました。
せっかくのこの場所をもっとたくさんの人と活用して、陶芸制作をする人たちのコミュニティーも生まれて、制作活動と人の交流が幾重にも重なって行ったら楽しい場所になりそう!ということで、良いことだらけのこの案が、植田麻由さん、金井和歌子さん、高朝子さん、中西すみこさん、まえしま須美さんが中心になって離陸しました。徐々にとっても面白い方々が参加してきてくれています。

大学の通信課程で陶芸を学び、自宅でご家族に配慮しつつ作陶を続けてきた竹中吉彦さんは「ここは木の匂いや土の匂い、油絵の具の匂い、建物のコンクリートの匂いとか芸術系の学校のにおいがして懐かしく感じましたね。それと自宅と比べて作業スペースが一気に広くなって快適です。土練機もあるし、窯も自分で焚けて助かっています。」と語ってくれました。また陶芸教室に通っていたという中窪香織さんは「教室では決められた時間に作業を終わらせなければなりませんでしたが、ここは朝から納得できるまで制作できて良いです。ある程度大きなものも作れるし、わからなければ教えてくれる人もいて刺激を受けています。」と喜んでくださっています。
4月からC.A.P.クレイスタジオも新年度。よろしかったらみなさん参加しませんか?