Y3と私 #37

 

 

 

今朝は、割と寒くなりました。マフラーを巻いて出かけます。

朝一番から、別館で粘土制作しました。素焼きしたものに絵付けして、それから釉薬をかけます。絵付けと釉掛けは面倒な仕事です。粘土で、せっかく、いい形が出来ても、絵付けと釉掛けで台無しになってしまう事もあるので、わりと神経を使う作業なのです。できれば、絵付けも釉薬をかけなくていい物を作りたいなあ、といつも、思います。

いろいろな、小さい動物や、Coverd carなどの絵付けします。

わりと、かわいい感じになったかも。上手く焼けたらいいのにな。

 

 

 

今日のランチタイムは4人でした。ちょっと寒いので、皆は暖かい汁物をフィーチャーしていましたね。僕はカレーヌードルと焼き鳥弁当です。そして、今日もジェラさんのグーグル翻訳砲が火を吹きました。フランス語で、クリスマスのこと、モンサンミッシェルのことなど、話がつきません。グーグル翻訳とかポケトークとかは、果たして、いい発明だったのだろうか・・。きっと、いい発明なのだと思います。僕も早くダウンロードせねば・・。

 

 

 

そして午後。今日もマキコムズがやってきました。今日は「家」を作るワークショップの打ち合わせらしいです。毎週、どこかでワークショップをやっているのかな。いつも多忙なマキコムズです。

 

 

 

少しずつ「私と私たち」展の、作品の紹介などもしていこうかな、と思っています。49人も展示しているので、ほんとに少しずつになりますが・・。

まずは3階の展示より。ジェラさんの作品です。ジェラさんはランチの時は饒舌ですが、あとは黙々と306スタジオで制作をしていて、そうして日々描いている絵を、リビングの東側の壁に掛けています。小さなフランスの景色や、日本の景色などなど。僕は、朝焼けか夕焼けの時の海岸の風景の絵が好きだなあ。

 

 

そして、鍵山淳子さんの作品。鍵山さんはスケッチ部で活躍されていて、今回は立体作品を展示しています。渦巻きのようなキノコ雲のような、なかなか意味ありげな形ですね。

 

 

 

Tシャツでモビールを作っているのは、木村たけしさんの作品です。CAPでのいろいろな活動の思い出をTシャツの形にして表現されています。「長」と書いてあるツナギは、1999年の「100人大掃除」の時のツナギを再現したもので、チームの班長は「長」と書いたツナギを着用していたのでした。この時の大掃除には僕も参加していたんですよ。

 

 

そして、フランス人作家のイヴァン・シグさんの作品。3階の廊下に5点ほど掛けています。イヴァンさんがCAPに来たのは何年前だっけ。なんせ、手当たり次第に、いつも絵を描いている人でした。

 

 

窓際の机に置いてあるのは、田岡和也さんの作品です。九州に単身赴任している田岡さん。休みの日には近隣の山に登っているそうで、その時の山行記を冊子にして展示しています。一つずつ、趣があって、面白いですよ。こういう風に、日々、少しずつ出来ていくものは、僕は大好きです。是非、ゆっくりとご覧いただけたらと思います。

 

 

 

そして、僕の作品。ひっそりと窓際に展示しています。プラカードを持っているような、のろしを上げているような「呼ぶ人」。25人の「呼ぶ人」をドローイングにしています。でも、テーブルの上には22人分しかありません。あと3人はどこにいるのでしょうか。あたりを探してみていただけたらと思います。

 

 

 

そろそろ、大掃除。別館の木工工房は、少し整理されて、ちょっと広く感じました。

上村亮太。