Y3と私 #41

 

 

 

今朝は、暖かいのか寒いのか、はっきりと分からないお天気でした。今日は久しぶりにY3に出かけます。粘土作業をしたり、いろいろお話ししたり・・。

 

今日は、いろいろな動物を作りました。

小さなウサギ、とか、

大きなゾウとか・・。人間みたいなのも少し作りました。猿人みたいなのとか、トラ仮面とか。

動物たちは、自分と種類の違う動物達ともコミュニケーションをとる事が出来るそうです。ゾウは小鳥と話が出来るし、ウサギもゾウと話が出来るそうです。ひょっとしたら、虫や草木たちとも、意志を伝えあえることが出来るのかも知れません。たぶん、人間だけが、そういうことが出来なくなってしまったのでしょう。人間は「言葉」というものを作ったばっかりに、地球上の生き物の中で、すっかり、仲間外れになってしまったようです。そして、大事なことも何も分からなくなってしまったように思います。類人猿や古代の人間たちは、すべてのものとコミュニケーションしていたのかも知れませんね。

 

 

 

そしてランチの時間。今日は、たくさん、いろんな話をしました。釣りの話や、山登りやキャンプの話とかもしましたね。築山君は山が怖いらしいし、高橋さんはキャンプに行ったことがないらしい。いつか、皆でキャンプに行けたら楽しいだろうなあ、と思ったり・・。

 

 

ランチが終わったら、皆、それぞれの仕事。築山君は木を切り、高橋さんはミーティングに備えてコーヒーを入れたり、マスダさんは何やら作業をして、川口さんはミーティング前の準備をしていました。

 

 

そして、午後、デザイナーの小林さんを交えてミーティング。来年の3月のオープンスタジオの印刷物などについて話し合うそうですよ。どんな物が出来るのかなあ。楽しみですね。

僕はもう、CAPのミーティングに出ることはないのだろうなあ。皆と過ごす時間も、だんだん残り少なくなってきました。

 

 

 

そして、今日も「私と私たち」展より作品の紹介。今日はマスダさんの作品です。マスダさんの作品は4階の倉庫にインスタレーションされています。影絵のような仕掛けになっていますね。

See saw seedsでブレーメンに行った時に作った「ブレーメンの音楽隊」のモチーフを使って、「私と私たち」を表現されているようです。倉庫の中は暗幕で区切られていますが、その暗幕の手前の手洗い場には、ダンボールや紙袋などで作った「音楽隊」が置かれていますよ。なかなか素敵な作品ですね。

子供の頃は、よく、障子に影を写して影絵遊びをしていました。指でいろんな形を作ったり厚紙で形を作ったりして・・。そんな事をふと思い出しました。

上村亮太