Y3と私 #43

 

 

 

 

今朝は、ちょっと寒くて、雨が降り出しそうな朝でした。

僕は、今日も午前中の2.3時間ほど、Y3で制作します。ブローチの色の具合を少し変更したのと、粘土の成形の手直しなどしました。

10時ごろになると、Clay Studioのメンバーが集まってきました。今日は、ずっと制作していた土鍋の素焼きの日だからですね。皆、メモを片手に真剣な表情で窯場に集まっていました。その模様をスマホのカメラで撮ったのですが、なぜかブレブレで全然映ってなかったので、残念ながらアップできませんでしたー。

というわけで、今日は、僕が作った、変な動物の写真を少し。

「丸い顔の動物」。これは合計4つほど作りました。

それから、「ゾウ」も2つほど作りました。

陶芸で使う「粘土」。粘り気があって、茶碗やお皿や人形など自由に形を作ることが出来ます。乾燥するとカチコチに固くなりますが、水につけると、また粘り気のある粘土に戻ります。これは、とても当たり前のことのように思っている事なのですが、どうしてそうなるか、ということは、実は科学的には解明されていないらしいです。長い年月、圧力や熱が加わって変性した土や岩が、さらにバクテリアなどの力によって変化して粘土が出来たらしいのですが、まだまだ未知の部分が多いらしいですよ。不思議ですね。なので、こんなに科学技術が発達した現代でも、土や岩から、人工的に粘土を作ることはまだ出来ないらしいのです。

 

そして、築山君が、大きなノコギリを買ってきました。木こりが使うような、三日月型の大きなノコギリです。すごいなあ。本当にこれで切れるのかなあ。これも、うまく写真に撮れていなかったので、また今度アップしますね。

 

 

「私と私たち」展のオープニングで披露した、僕たちのシュール芸「ナターシャと私たち」ですが、先日、動画をダビングしてもらいました。

家で一人で見ていたのですが、途中で恥ずかしくなってきて、ちょっと目を伏せてしまいました。なかなか強烈なシュール芸ですね。

こんな事をしたり、変な物を作ったりしているせいか、どうやら僕は「ただの変態」と思われているらしいのです。でも、「あの人は変態やったなあ」とか「あの人は、何ひとつ役に立つことしなかったなあ」と言われるのも、とても素敵なことやなあ、と、なんとなく誇らしく思う、今日、このごろなのです。

上村亮太