Y3と私 #53

 

 

 

 

今日は穏やかな朝でした。少し寒くて曇り空です。

Y3の館内もとても静かでしたが、朝早くから、佐藤さんが何やら撮影の準備をしています。お天気が良くなってきて、窓から差し込む光を気にされているようでした。どうやら晴れ着の撮影をするようですよ。

 

 

今日は「成人の日」でしたね。そう言えば、ここに来る途中にも、何人かの晴れ着の女性とすれ違いましたっけ。そうこうしているうちに、晴れ着の新成人が来られました。きっと、素敵な写真が撮れたことと思います。

 

 

今日は、ほんとに静か。

スタッフの高橋さんと二人で、のんびりとランチをしました。窓ガラスからは、明るい日差しが入ってくるけれど、今日はとても冷え込みます。カレーヌードルも、あっという間に冷めてしまったような気がしました。でも、のんびりとした穏やかな時間でした。

今週は、陶芸の作業のため、何日かY3に来る予定です。

 

 

Y3から帰り道。鯉川筋を歩いていると、ジョウビタキの声が聞こえてきました。ジョウビタキの女の子は、茶色っぽくて地味な色合いだけど、素朴で、とてもかわいい。鳥は、だいたいオスの方がカラフルな色で綺麗ですね。これは、メスにアピールするためだと言われてきましたが、本当にそうなのかなあ、と思います。

僕は、メスが地味なのは、目立ちにくくして、外敵から見えにくくするためではないかなあ、と思います。オスがカラフルで目立つのは、おそらくオトリになってメスを守るためではないかなあ。

人間の女性も男性も、外見だけで異性を好きになるわけではないように思います。どんな生き物も、猫や犬やゾウや小鳥たちも、きっと、美しさや力強さだけではなく、ユーモアがあったり、独創性があったり、ただ、なんとなく気が合いそうだなあ、という理由で、相手を選ぶのかも知れません。

上村亮太