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2020.01.22

 

 

 

 

今朝も綺麗な朝焼けでした。夜明け前。南の空には白い三日月が浮かんでいましたが、朝焼けの頃には、もう、どこかに消えて無くなっていました。月はどこに行ったのかなあ、と思いました。もう沈んでしまったのか、それとも、沈んでいないけれど、見えないだけなのかなあ。

 

 

 

最近、また、カバンやポーチなどを作り始めました。いろいろと試作品を作っているのですが、今日はファスナー付きのポケットを作ってみました。以前、ファスナー付きのポーチを作ったことはあったのですが、ポケットにファスナーを付けてみるのは初めてです。何回か作ってみましたが、どうしてもファスナーの端の部分にシワができるのです。どうすれば、キレイに仕上がるのか、もう少し考えてみたいと思います。

 

 

 

「布」という物は、少し不思議なものだと思っています。

紙の上に、直角に交わる線をひいたり、コンパスで真円を描いたりすることは割と簡単に出来るのですが、布をまっすぐ裁断したり、丸く切ったりするのは、とても難しいことです。布は、柔らかくて、くにゃくにゃ形が変わったり、伸びたり動いたりするので、基準がどこにあるのか分からなくてなってしまうのです。例えて言えば、「雲」みたいな存在なのかも知れません。

以前、ワンピースを作ったり、カバンを作ったりしたのですが、慣れるまでは大変でした。襟ぐりや、袋状のものを作るには、裏返しにしておいて、ひっくり返して縫ったり、裏返しにしたものを、もう一度、裏返しにしたり、何がなんだか分からなくなってしまいそうになります。

裏があるようですが表と繋がっていたり、メビウスの帯みたいに、裏と表が一緒になっていたりすることもあります。「布」は、絶えず動いているし、すぐ歪むし、なかなか厄介なものです。

でも、「空間」というものは、意外と、そういう物なのかも知れないなあ、と思います。宇宙自体も形がないし、地球も丸いような形をしているし、まっすぐな所、直角な部分など何処にもないのかも知れません。「空間」というのものは、意外と柔らかく、フレキシブルで包容力のあるもののように思います。

「布」は「糸」のようなもので出来ていますが、その「糸」自体もとても不思議なもので、「布」自体が宇宙なのかも知れないとさえ思う事があります。

「布」や「糸」、そして彫刻や絵画。世の中のいろいろな物を注意深く観察すると、それ自体の存在で、「空間」や「時間」を現しているようにも思います。

上村亮太

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