2013年5月29日
5月のY3プログラム
CAP STUDIO Y33(金・祝)〜26(日)アトリエアーティスト展II3(金・祝)〜6月30(日)cap study 04 vol.1 thinking about time3(金・祝)〜2014年3月31日(月) think gallery19(日)「カフェ・デ・シュゲイ〜ビーズでアクセサリーその2」【要予約】25(土)土曜クラブ「遠足-山で火おこし・パンを焼く!」【定員に達したため募集終了しました】
25(土)「江戸時代の藍染めでショートストールを染めてみよう」【要予約】
31(金)トークの穴2013「結婚しました」【C.A.P.メンバー2012年度。メンバーの外での活動】C.A.P.のメンバーアーティストの活動について、ネットに情報のあるメンバーは名前からリンクを張っています。C.A.P.メンバーリスト。
【5月のcapture】ピックアップ記事capture「コネクタテレビイブニング」はこちらです。
2013年5月24日
6月のcapture 透明な奥のほうへ誘われて
capture透明な奥のほうへ誘われて
「透明な奥のほう」というタイトルでGALLERY wks.の片山和彦さんとC.A.P.の4人のアーティストが展覧会の企画を組みました。
「透明な奥のほう」ってなんなのでしょう?
参加作家の淺野夕紀さんに話してもらいました。
■4人展のはじまり
昨年のちょうど今頃だったと思います。
「僕と、桜井君と田岡君と淺野さんの4名で展覧会をやりたいと思っています。」
上村亮太さんから一通のメールが届きました。私自身、この頃C.A.P.で活動を始めてから半年程経ち、Y3のギャラリーで個展を開催し一段落したところでした。
上村さんの隠れファンである私は、ノスタルジックでどことなく寂しい、だけど、心の隙き間にじんわりと浸透してくる不思議な温もりを持つ上村さんの作品がずっと好きでした。ご本人と作品についてじっくりお話してみたいと思っていたので、展覧会のお誘いをいただいた時はとても嬉しかったです。
また、他のお二人に関しても、大学時代の先輩である桜井さんは、寡黙な人柄とは対照的に、とても衝動的で力強いアクションペインティングを描く姿に学生の頃から憧れていましたし、色とりどりの線でエネルギッシュ且つ軽やかに描き続ける田岡さんの事も興味深く感じていました。同じ平面作家として、どこか特別な存在に感じていた3名の作家と、これから1つの展覧会を共に作り上げていくという事への期待は大きく、胸が踊りました。
■信憑性...
最初の顔合わせで上村さんが「3人の作品に信憑性がある―」と仰いました。私はこの言葉が未だ解釈できていないと思います。とても重みがあり本質を突くようなドキッとさせられる言葉です。これまで作品について鑑賞者から様々な感想をいただいてきましたが、「信憑性」と言われたことは初めてです。今は何となくですが、チラシに書かれている上村さんの「私たちにとって展覧会は、ささやかで、実はとても普通な感じです」という意味と繋がっているのではと考えています。私にとって作品は、寝食を共にするような、とても身近な存在であり、たまに喧嘩したり、一緒に喜んだり― そうやって互いを知っていく、ごくごく自然な存在なのだと思います。特に背伸びすることなく日々向き合い、それが時々展覧会を通して人々と出会う。そういう当たり前の物事から、日々作られているものに信憑性が生まれるのかも...と微かに感じています。少しずつ時間をかけて大切にこの言葉の意味を理解していきたいと思います。
■「透明な奥のほう」
3回目のミーティングだったでしょうか。桜井さんが展覧会名の候補をノートに5つ程書いてくださっていて、その中にこのタイトルがあり、満場一致で即決でした。以前読んだ画集の中に「美術家が作品を生み出すということ、それは幽霊を見るような感覚に似ているのかもしれない」と書いてありました。私たちは制作している時、何も無いところから想像し形を表出させます。また、時間の層に描き重ね、具現化していくと言っても良いかもしれません。この「何も無いところ」や「時間の層」が幽霊、つまり本展で言う透明な部分なのだと思っています。私たちは、その透明な奥の方へ形を求めたり、或は形の方から浮かび上がってきたり、そういう現象を日常で繰り返し、描き続けているのだと思います。
■2つを結ぶ
最後に、本展は大阪と神戸での同時開催となります。お越しくださるみなさまにも「見る」という立場から2カ所を結んで一つの展覧会にしていただき、また結ぶ道中の景色や電車の中等で展覧会を紐解いていただきたいと思っています。作る人、見る人、作ること、見ること、どれもアートには欠かせないものです。「透明な奥のほう」をそれぞれの視点から観察し、互いに響き合える、そんな魅力的な場になれば嬉しいです。
(参加アーティスト 淺野夕紀)
2013年5月24日
6/28(金)音の流星群〜ジンバブエのムビラ奏者ガリカイ・ティリコティ初来日コンサート【要予約】
音の流星群〜ジンバブエのムビラ奏者ガリカイ・ティリコティ初来日コンサート【要予約】
2013年6月28日(金)18:00〜21:00/参加費:¥2,500(1ドリンク付)
会場:CAFE&SHOP y3
ムビラという楽器についての説明、ジンバブエに伝わる伝説についてのお話とムビラ演奏プログラム
●18時〜19時
"ムビラ"の楽器とその役割についての説明
ジンバブエに伝わる伝説についてのお話
●19時半〜21時
ムビラ演奏
アフリカ南部・ジンバブエの伝統楽器"ムビラ"の天才プレイヤー
ガリカイ・ティリコティが、2013年6月に初来日します!
時に繊細で優しく、時に激しくて雄々しいムビラに耳を傾ければ、自然とアフリカの大地にいざなわれることでしょう。
アフリカの魂の鼓動をぜひ体感してみてください!
【Garikayi・Tirikoti(ガリカイ・ティリコティ)】
1961年ジンバブエのチウォタ地方生まれ、52歳。アフリカ南部・ジンバブエの伝統楽器"ムビラ"を演奏する家系に生まれアフリカ各地での伝統儀式出の演奏はもちろん、アメリカヨーロッパ各地で、ムビラの演奏とその普及のために精力的に活動を行ってきた、演奏家、また製作者でもある。
3歳のときに教えられることなくムビラを弾き、6歳でムビラを調律して周囲を驚かせたという。
世界各地でその実力を世界に認められてきた音楽家で、アメリカでは、その演奏を"驚くべきスピードと正確さ"と評されている。
高音域、中音域、低音域など、チューニングの違うムビラで合奏する"ムビラオーケストラ"を確立した人物。
7種類の音域のムビラを弾きこなす世界でも唯一のプレイヤーである。
【ガリカイ・ティリコティ氏からのメッセージ】
Hello! Japanese.
Greetting everyone.
I am Garikayi Tirikoti,mbira maker,play and teaching.
I am traditional musician,using cultural instruments,which is mbira.
I hope if god and spirits agree together to give chance to come in Japan,
i will be in Japan 2013,as from June to July.
What i am coming for is cultural exchange.
I just want teach mbira and do some shows,
and learning Japanese culture,and visit Japanese culture places.
I think i will very happy in Japan and i following my students,
and i hope enjoy together Japanese and zimbabweans.
We are now related.We are coming to be one family.
We share culture together.
Ladis and Gentlman,
you are welcome to learn and listen mbira music.
I have 7 different tunings and i can play orchestra.
thank you.
see you 2013.
【訳】
こんにちは!日本のみなさん。
日本の全ての人に挨拶いたします。
私はガリカイ・ティリコティです。
ムビラ製作者でありムビラ演奏者でありムビラを教えています。
私はムビラという部族楽器を演奏する、伝統音楽奏者です。
もし、神と精霊達が共に同意し、日本に行くチャンスを私に与えてくれるなら、
私は2013年の6月から7月の間、日本を訪問することを願っています。
私が日本に行くのは文化交流のためです。
日本において、
ムビラを教えること、いくつかの演奏会をすること、
日本の文化を学ぶこと、日本文化にゆかりのある地を訪れること、
をしたいと思っています。
私は日本に滞在している間、とても幸せでしょう。
私は私の生徒達についていき、
日本人とジンバブエ人達が共に楽しむことを期待しています。
私たちは今では親族のようなものです。
私たちは1つの家族になりつつあります。
私たちはお互いの文化を共有するのです。
紳士淑女の方々(レディース&ジェントルマン)、
ぜひ、ムビラを習い、ムビラを聴きにいらっしゃってください。
私は7種類のチューニングのムビラを持っています。
そして私は、ムビラオーケストラを演奏することができます。
ありがとうございます。
2013年にお会いしましょう。
2013年5月24日
6/25(火)〜30(日)in/out x put Y3レジデンスアーティスト成果発表
in/out x put Y3レジデンスアーティスト成果発表2013年6月25日(火)〜30(日)
■展示/10:00〜19:00/アトリエ、工作棟にて
■トーク/30日(日)14:00〜/話者:大島真悟、白石萌、西脇裕博、三木章弘
4月からの3ヶ月レジデンスプロジェクトに参加した4人のアーティストの成果発表です。ぜひお越し下さい。
2013年5月24日
6/23(日)〜7/13(土)「透明な奥のほう」
「透明な奥のほう」
2013年6月23日(日)〜7月13(土)
参加作家:淺野夕紀、上村亮太、桜井類、田岡和也/片山和彦(GALLERY wks.)
10:00〜19:00(月曜休)/最終日は17:00まで(GALLERY wks. 12:00〜19:00/日曜休/土曜は17:00まで)
GALLERY wks.とCAP STUDIO Y3で同時に展示を行う展覧会です。
これまで長い間、アートに関わってきたwks.とC.A.P.にとってもはじめての試みになります。
■オープニングアクト「作るコト←→見るコト」
23日(日)17:00〜18:30/参加無料
話者:淺野夕紀/上村亮太/桜井類/田岡和也/片山和彦/そして皆さん
■CAPリコーダー部ライブ 「聴くコト←→見るコト」
29日(土)17:00〜18:00/会場:GALLERY wks./参加無料
■七夕の遠足「歩くコト←→見るコト」【要予約】
7月7日(日)/GALLERY wks.に13:00集合、CAP STUDIO Y3で17:00頃解散/参加無料(交通費要)
田岡和也と片山和彦の引率で遠足してみませんか。写真やスケッチもどうぞ。参加特典もあります。
■七夕の密談「作るヒト←→作るコト」
7月7日(日)18:00〜19:00/話者:上村亮太と片山和彦(wks.)/参加無料(要1ドリンクオーダー)
2013年5月24日
6/9(日)・23(日)C.A.P.ねんどクラブの特別講座〜『ビアマグ!!』【要予約】
C.A.P.ねんどクラブの特別講座〜『ビアマグ!!』【要予約】2013年6月9日(日)成形+23日(日)釉掛け
13:00〜17:00/講師:木村のぞみ/料金:¥3,000/定員10名(5名以上の参加で開講)
夏の楽しみに向けて専用マグをつくりましょう。ひも作りという手びねりの技法で成形していきます。
※2日間の受講が必要です。
2013年5月24日
6/8(土)カフェトーク「涸れた井戸を潤す」
カフェトーク「涸れた井戸を潤す」
2013年6月8日(土)18:00〜/話者:山村幸則/参加無料(要1ドリンクオーダー)
会場:CAFE&SHOP y3
現在、アートスペースかおるにて開催中の裏庭野外展示の作品制作の為、
自作の縄梯子を頼りに井戸の底まで下りていった山村さん。
内径72cm、深さ6.5m、涸れた井戸とはどのような世界だったのでしょう。みなさんのご来場をお待ちしております。
2013年5月24日
6/2(日)「スウィングポーリングライブ」
「スウィングポーリングライブ」
2013年6月2日(日)16:00〜/制作者:築山有城(彫刻家)/予約不要/参加費無料
「カシュー」というおもしろい油性塗料に出会ったのは2年ほど前。
直径1200mmの円盤を手回しろくろで回転させ、そこにこのカシューを垂らしていきます。
2013年5月10日
6/29(土) 土曜クラブ「水墨画ことはじめ」【要予約】
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
土曜クラブ「水墨画ことはじめ」【要予約】
2013年6月29日(土)14:00〜16:30
講師:松谷陽子(造形作家、水墨画家)
参加費:1000円(材料費込み)/対象:どなたでも(小学生未満は、保護者と一緒に)
持ち物:筆(大、小)、すずり、墨、雑巾
・小学校などのお習字道具でOK。用紙・下敷きは、用意します。
・あれば墨汁ではなく固形の墨。(なければお貸しします)
・汚れてもよい服装で!
江戸時代の絵師や文人になったつもりで、水墨画の手習い、絵手本
(絵の教科書)を写しながら、墨の濃淡・筆使いのおもしろさを味
わいます。色んな紙に挑戦して「にじみ」や「墨の色」が驚くほど
違うのを感じて下さい。子どもや初めての人ほど、奥深〜い水墨画
の世界にはまりますよ。作品は持ち帰れます。
2013年5月 8日
4月の土曜クラブ「小さい絵本〜」レポート
みなさん、こんにちは!4月の土曜クラブ「小さな絵本を作ろう!」のご報告です。CAP土曜クラブ、4月の回「小さな絵本をつくろう!」は12人の小学生~大人のみなさまが参加してくださり、とても楽しく、個性的な絵本を作ってくれました。
ありがとうございました。
まずは、参加者のみなさん全員で、簡単なゲームを行い、物語を作りました。
どんな物語かというと、みんなに「いつ・どこで・だれが・なにを・どうした」の言葉を考えて紙に書いてもらい、箱の中に入れ、よく混ぜます。そして、言葉ごとに一人一枚ずつ引いてもらいます。すると、他の人の書いた言葉が5種類当たるので(たまに自分の書いた言葉が当たるときもありましたが)とんでもなく面白い物語が生まれるのです!
例えば、「恐竜のいる時代、遊園地で、猫が、銀行を、食べた」とか。前後に共通性のない言葉が並ぶとより面白いお話になります。
物語ができたら、早速そのお話を元に、色画用紙で製本した無地の絵本に、自由に絵を描いていきます。文章もどこに入れるか、みなさんに考えてもらいます。(文章なしでもOK)みんなほとんど迷うことなく、もりもり描いていきます。クレヨン・オイルパステル・色鉛筆・ペン・鉛筆・色紙を貼ったり、色んな画材を使ってカラフルに仕上がっていきます。
約2時間かけて、みんな夢中に描いてくれました。2冊も描いてくれた子もいました。
さぁ、絵本が完成したら、絵本の読み聞かせ発表を行いました!
みんな、どんな絵本ができたかな~?
みなさん、ギリギリまで集中して描いてました。絵だけで豪快・パワフルに描いた子や、文章を中心に小説のように描いた子、漫画のようにコマ割りで描いた子、色紙を切って切り絵のように作った子。12人いれば、12通りの自由で個性あふれるカラフルな絵本が出来上がりました。
みなさん、どんな絵本が出来たのが興味津々に発表を聞いています。
クレヨンが主人公のお話、自分が主人公のお話、おばけが主人公のお話。
みなさんの想像力が一冊に凝縮されています。
どのお話も、本当によく出来ていて、絵本として完成度が高く、多くの人に読んでもらいたいなと思います。
みなさん、全員絵本が完成し発表終えました。拍手!
自分らしく物語をこれからもどんどん描いていってもらいたいなと思います。
参加をしてくださったみなさん、本当にありがとうございました。