2013年12月30日
12月のY3プログラム
CAP STUDIO Y3での2013年12月のプログラムをご案内します。
*プログラム参加希望の方は、できるだけ事前にご予約下さい。
予約/問合せはC.A.P. 事務局まで(10:00〜19:00/月曜休)
info@cap-kobe.com/phone:078-222-1003
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CAP STUDIO Y3【12 December】
〜22(日)cap study 04 vol.3 thinking about 1913
※8(日)藤本ゼミ「1913」1日(日)〜23日(月祝)Drawing Exhibition#4 - ひとすじの行方
1(日)ねんどクラブ「やきもの基礎レッスン」第6期【要予約・定員12名】
3(火)ソフィア・エリッソン プレゼンテーション・パーティー「The Domain of Darkness」
6(金)〜26(木)「Happy Happy X'mas!!」展
7(土)ワークショップ「妖怪バッチを作ろう!☆」【要予約】*12月1日までにご予約下さい。
21(土)土曜クラブ「こよったり、ちぢませたり、わしわっし」【要予約】
21(土)カフェトーク「by night、光の何パーセント、わずかなお金」
22(日)tea party
CAP STUDIO Y3では、開館日は毎日19時までオープンスタジオを行っています。
作家不在の時もありますが、お気軽にお越し下さい。think galleryは様々な展示の実験をくりかえしながら、あらためてギャラリーを考えていくプロジェクトです。ギャラリー2で2014年3月まで様々な形態で実施します。
【C.A.P.メンバー2013年度。メンバーの外での活動】
C.A.P.のメンバーアーティストの活動について、ネットに情報のあるメンバーは名前からリンクを張っています。C.A.P.メンバーリスト。【12月のcapture】ピックアップ記事capture「think!」
2013年12月30日
12/22芳木麻里絵さんのtea party 写真レポート
3ヶ月、レンジデンスアーティストとして参加してくれました芳木麻里絵さんが、スタジオでお茶会を開いてくれました。版画の作家で、シルクスクリーンをすごい回数重ね刷りした作品が印象的な方ですが、C.A.P.では陶芸窯もあるので粘土を使っていろいろやってみました。
なあんて話をしているところです。
作業テーブルなんですが、皿に乗っていないお菓子もあって、最初に見た時は、芳木さんって意外とワイルドな方なのね、、とか思いました。
しかしよく見ると、これらは粘土の作品です。。。。よく見てもわかんないかもしれませんが、粘土の作品です。おいしそうに見えても粘土の作品です。
と思って感心していたら、こっちの皿に乗ってるのはほんとに食べられるお菓子でした。
お菓子はちゃんとお皿にのせて、作品をテーブルの上に置き、話をしている、というしごくまっとうな行為です。みなさんに飲んでもらっているお茶の茶碗も作品でした。
お茶を半分以上のんでからそういう話を聞き、へ〜っと、手の中の温かい茶碗を改めて眺めてみました。
ちょっと驚き、お茶とお菓子でほっこりし、作品の話に「なるほど〜」とうなずく。
芳木さんに、楽しい一日を提供してもらいました。
芳木麻里絵、侮れない人物でありました!
芳木さんは、新年1月12日(日)からの展覧会「ファーストコンタクト」にも参加してくれます。
初日はC.A.P.の新年会もあります。
みなさま、ぜひお越し下さい!
2013年12月28日
2013-2014年 年末年始休館のお知らせ
CAP STUDIO Y3は以下の期間休館となります。■休館期間 2013年12月29日(日) - 2014年1月3日(金)
なお新年は1月4日(土)より通常通り営業開始致します。
(10:00-19:00 月曜休館/1月13日(月祝)はオープン、14日(火)は振替休館となります)
カフェは1月8日(水)からの営業となります。
(10:00-19:00 月曜火曜休/1月13日(月祝)はオープン、14日(火)と15日(水)はお休みいたします)
1月のCAP STUDIO Y3のプログラムはコチラをご覧下さい。
2013年12月23日
12/21土曜クラブ「こよったり、ちぢませたり、わしわっし」レポート
今回の土曜クラブは日本画家の井ノ岡里子さんが企画。和紙がテーマです。マスダマキコさんも講師に加わり、和紙がいろいろなものに広がってゆきました。井ノ岡先生がレポートしてくれました。もう一度、原点に戻ろうと思い、「くらぶ」を意識しました。
先攻はワタクシ日本画家がつとめさせていただきました。
まず、皆、手を洗い、和紙をさわってみる。
手漉き、機械漉き、楮紙、ガンピ紙、鳥の子紙、雲肌麻紙などなど、違いが分かったかなぁ。
そして、何を作るか考える。
イラスト部の彼は和紙を使って作りたいもの(描きたいもの)がはっきりあったので、別テーブルへ。
他の皆さんは手で和紙をさいてみたり、こよってみたり、しぼってみたり、包んでみたりして、可能性を探ってられました。
集めるとこんな可愛いお花もできますね。
後攻は、土曜クラブの部長、造形作家のマスダマキコさんです。
皆さん、細かく裂いていきます。
なんか煮てますね〜、紙粘土つくってみてます。
高級上質な和紙の鳥の子紙を思い切って、ぐぐぐっと丸めてみてます。「破壊は創造を生む」ですね。
強いぞ、鳥の子!破れません!それを裂いて、リンゴに貼っていきます。
焼きリンゴ〜♪ ではなく、持って帰れるぐらいには乾燥させます。
「今日中には乾かないから、持って帰っておうちの人に切ってもらってくっつけてね〜。」
ちょうど、クリスマスに乾くかな。待つ楽しみがひとつ増えました。
「これが見本だよ〜。」おうちでしっかりリンゴ作ってね。
先攻、後攻出揃いました。ひととおり作った後、各々が創作活動に入りました。
和紙で作った(描いた)モノたちを大事に持ち帰っていく姿に私は感動させられました。
また、一緒に作りましょうね〜。
土曜クラブは毎月だいたい最後の土曜日に行っています。名前はクラブですが、連続受講の必要はありません。気に入った内容のときに申込んでご参加下さい。
予約が必要ですのでご注意を!
次回の土曜クラブは落語家の笑福亭智六さんが講師です。
携帯メールニュースをご希望の方はお知らせ下さい。無料でプログラム情報をお知らせしています。
2013年12月13日
1月のCAPTURE:フランスの時間
木村さんは大学卒業後、丹波の窯元で働いていました。CAP STUDIO Y3のアトリエには2012年から参加していて、陶芸以外にも色々な表現で魅力的な作品を作っています。毎年のように生活が変化していたはずですが、昨年夏にもすてきな体験をしたようです。
フランスの時間
木村のぞみ(陶芸作家)
昨年夏に生まれて初めて日本を出て、フランスで滞在制作と展示をしました。パリからTGVに乗って西へ1、2時間向かったところにヴィトレ(Vitré)という街があります。ヴィトレ城を中心に古い木造の建物が立ち並び石畳にフラッグが吊るされた中世感漂う中心地、そこから壁外に出て葡萄のツタが茂る小径を抜けると川や森や修道院ファームと住宅地、そして別の街へ行く道があります。とても小じんまりとして美しい田舎町です。
中心地から外れたところに友人と一緒に貸し家を一棟借りて、二日に一度程のペースで開かれるマルシェで食料を買い込み自炊生活。貸し家の前に生っていたさくらんぼをジャムにしたり、いくつかあるパン屋さんのトラディションを食べ比べしたり、ブルターニュ地方だから乳製品食べようよヨーグルトおいしいよ!と買ったらフロマージュブランという亜種だったり、生きる基本で一番の楽しみでもある食の時点から冒険でした。とにかく期間が限られているといろいろ試したくなるもので常に次のご飯のことを考えていて1日にご飯が3回しかないことが悔やまれるくらいでした。
ヴィトレでは朝の空気が清々しくて、目覚めるたびに今日に歓迎されてるようで「生きてていいんだ...!」と目が冴えて飛び起き、寝間着のまま上着だけ羽織って陽の昇りはじめでまだ薄暗く霧がかった修道院ファーム裏の小径へ野ウサギや鹿を探しに散歩に行って、もう活動しだしてる家畜を見下ろし「ファームに出たり入ったりしてる野ウサギはたまに捕まえられて食べられるんだろうか。」などと考えながら帰宅し朝ご飯を食べて身支度をし、アトリエに向かった毎日。アトリエはヴィトレ城の近くで観光客がよく通る場所にあって、他にもいくつかのアトリエが同時期に展示をしていました。これらのアトリエはもともと空き店舗だったところを市がギャラリープロジェクトと題して始めた店舗再生計画に組み込んだものでした。友人は海外に紹介したい日本人作家の作品と日本の現状を紹介する展示をしました。私はトランクに入るだけ詰め込んできた陶製オブジェやうつわを並べ、公開制作として陶製家畜オブジェの1/1モデルを作ってみたいと思っていたので、街で廃棄されたダンボールや新聞紙を集めて張り子やペーパーマッシュの技法を用いた紙製家畜オブジェを作ることにしました。初めての地で何もかもが手探りでした。
最初の数日は現地の人も遠目から様子をうかがっていましたが毎日挨拶をして打ち解けてゆきました。声をかけられたりご飯に誘われたりするようになり、彼らの穏やかで陽気な気質に緊張もやわらぎ、現地の空気に馴染んでゆくような気分でした。お向かいの服屋さんは店前に引っ張りだしてきた椅子に腰掛け、ひなたぼっこをしながら道行く知り合いと会話をしたりお昼にはきっかり店を閉めて子どもと一緒にお昼休みに帰ったり、それで成り立っている。どこのお店も店員さんとお客さんが世間話をするのが常で急がないし、マルシェで楽器を演奏したり輪になって踊るのは特別なことではなく習慣で、生活の楽しみ方のレベルが成熟している。日本とは違う時間を何より大切にしているのだと思いました。これからどうしていくべきか考えている私には今回の公開制作はアーティストとしてだけではなく、人間としてたくさんのものを得られたとても良い経験になりました。
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木村のぞみ(陶芸作家)http://thuileri.web.fc2.com/
1987年、大阪生まれ。2012年よりCAP STUDIO Y3のアトリエアーティストとして参加。陶芸だけでなく布や紙をつかって作品を作ったりイラストを描いたり、またねんどクラブなどで講師も務めたりしています。
今年の予定:
3/15(土)・16(日)展示と作品販売「KAVCマルシェ」 会場:神戸アートビレッジセンター
4/29(火・祝)講座〜手作りの紙に記念日の星座を記録する 会場:なんばパークス
5/10(土)〜25(日)個展 会場:ギャラリーゆめ(三宮)
10/16(木)〜26(日)個展 会場:ギャラリー6C(苦楽園口)
10/30(木)〜11/9(日)個展 会場:デラ・パーチェ(神戸元町)
2013年12月11日
26(日)「カフェ・デ・シュゲイ~かぎ針でベレー帽」【要予約】
ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせください。
「カフェ・デ・シュゲイ~かぎ針でベレー帽」【要予約】
2014年1月26日(日)13:00~16:00
シュゲイの先生:チェリー/参加費:¥1,500(1ドリンク付)
持ち物:太めの毛糸2玉くらい、ジャンボかぎ針8㎜
今回はかぎ針でベレー帽に挑戦。頭の中心から渦巻き状にぐるぐる編み進めます。はじめてかぎ針を扱う方にも楽しめると思います!
2013年12月11日
1/25(土)土曜クラブ「きょうは私も落語家!」【要予約】
ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせください。
土曜クラブ「きょうは私も落語家!」【要予約】
2014年1月25日(土)13:30〜15:30
講師:笑福亭智六(落語家)/スペシャル助っ人:笑福亭智之介(落語家)
参加費:¥1,500(上方落語協会のてぬぐい付)/対象:どなたでも/持ち物:あれば扇子(どんなものでもOK)
話の達人、落語家さんをお招きして、扇子や手ぬぐいの使い方や言葉遊びなどを手とり足とり教えてもらいます。なるほどー!がいっぱいですよ。智六さん、智之介さんのホンモノの落語もお楽しみに。子供も大人もみんなで落語の世界に遊びに行こう!
下記のHPでも紹介されています。あわせてご覧ください!
■公益社団法人 上方落語協会
■ねたのたね
2013年12月11日
1/17(金)トークの穴2014「中川博志さんに突撃インタビュー!」【要予約】
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
カフェ
トークの穴2014「中川博志さんに突撃インタビュー!」【要予約】
2014年1月17日(金)19:00~
ゲスト:中川博志(バーンスリー奏者)、聞き手:中澤雅子(陶芸家)/参加費:¥1,000(1ドリンク付)
インド音楽、演歌、民謡、政治経済、恋愛トーク、カレー制作、なんでもすばらしいHIROSこと中川博志さん。HIROSさんのこと聴いちゃいます!
2013年12月11日
1/13(月・祝)「成人の日、のっぺカフェで物々交換」
カフェ
「成人の日、のっぺカフェで物々交換」
2014年1月13日(月・祝)14:00〜19:00
交換手:中澤雅子、店主:高橋怜子/参加無料
テレビが欲しいなあ、珈琲用のケトル欲しいなあ、赤いトイピアノ欲しいなあ、あなたの不要品は私の探しているものかも?
久々に物々交換会を行ないます。参加は無料、交換したいものを事前に電子メール、または下記のコメント欄にてお知らせください。随時ブログにてお知らせしていきます。
この日のカフェは特別に新潟物産メニュー「のっぺとおにぎり」が登場。のっぺってなんだっぺ?
特別メニュー:新潟の名物のっぺとおにぎり500円(限定20食)
*交換できなかった不要品はお持ち帰りください。
2013年12月11日
1/12(日)CAPの新年会【要予約】
ご予約は電子メールでお願いします。
イベント名とお名前をお知らせ下さい。
カフェ
CAPの新年会【要予約】
2014年1月12(日) 18:00〜/参加無料
お気軽にお越しください。
2013年12月11日
1/12(日)〜 展示の実験 think gallery「with sunlight」
展示の実験 think gallery「with sunlight」
2014年1月12(日)〜
照明を使わない展示の実験を行ないます。
暗転させるのではなく、自然光とともに刻々と変化する会場内での作品の見え方、見せ方を探ります。
2013年12月11日
1/12(日)〜2/9(日)グループ展「ファーストコンタクト」
グループ展「ファーストコンタクト」
2014年1月12(日)〜2月9日(日)
STUDIO Y3のアトリエ等で活動するアーティストたちの最近の作品を展示します。
初日にはCAPの新年会も開催。
参加作家:David Atwood(URL)、井階麻未(URL)、梶山美祈(URL)、加藤元(URL)、桜井類、柴山水咲、島村薫、築山有城(URL)、中澤雅子(URL)、鳴海健二、藤川怜子、マスダマキコ(URL)、山村幸則、芳木麻里絵(URL)、他
2013年12月11日
1/10(金)〜2/2(日)カフェ展示 山田那美 作品展「時間に色はついているか」
カフェ展示
山田那美 作品展「時間に色はついているか」
2014年1月10日(金)〜2月2日(日)
10:00〜19:00(月火休/祝日振替あり)
[関連イベント] トーク&ライブ
1月25日(土)18:00〜/トーク:山田那美、ライブ:Cheri*/参加費:¥1,000(ドリンク別)
どんな物もいつかは風化してボロボロになって壊れたり無くなったりしてしまう。今自分が見ている風景はただの外郭で、後ろに大きな時間が何らかの質感を伴って流れているように感じる。風景は一定ではないし、別の場所で似た風景を見ることもある。どこにでも何時にでもなれるような、見る人たちが自分の記憶と無意識に重ねてくれるような風景。私、あるいは誰かの「いつか、みた」風景を目指して優しくて暗い作品を描きたい。(山田那美)
2013年12月 7日
12/1(土)Drawing Exhibition #4「ひとすじの行方」
2013年12月 5日
11/30(土)土曜クラブ「クリスマスの香りのする影絵ランプをつくろう」 写真レポート
12月に入り、街はすっかりクリスマス一色になりましたね。
11月の土曜クラブでも一足早くクリスマスにちなんだ影絵ランプ作りに挑戦です。
講師のマスダマキコさんから写真レポートをいただきました。
まずはアロマテラピーインストラクターの中島綾香さんからアロマのお話です。
そもそも「クリスマスの香り」ってどんな香りなんでしょう・・・
クリスマスはキリストの誕生をお祝いする日です。どうやら「クリスマスの香り」もキリスト誕生の物語に由来するようです。
中島さんからクリスマスに3人の博士が持って来たという乳香のお話などを聞ました。
植物や鉱物から採った香りを実際に嗅いでみたりしてみんなで体験。中にはミイラを作るときにほんとに使っていたと言う香りも。学校の授業より興味津々で聞き入ってましたよ。
後半は、ランプ作りです。まずは島村さんがクリスマスの絵本の紹介。
みんなでランプの絵を考えます。さて、どんなしようかな?
型紙を作って考えます。やっぱりツリーやそりやサンタさんも入れたいしね。悩むところですねえ。
色画用紙を切って、ファイバークラフト紙に貼付けていきます。
皆さん想像以上に凝ってます。カッターもなんのその、上手に使いこなしてます。
電球と空き缶を利用してアロマポットとしても機能するランプに絵を巻き付けて完成!
みんなすばらしい力作ぞろいでしたよ。
今回講師を務めてくださった中島さんのブログとFBページでも11月の土曜クラブの様子が紹介されています。こちらもどうぞご覧ください。
12月の土曜クラブは日本画家の井ノ岡里子さんと一緒に「和紙」で遊んでみましょう。
和紙は丈夫なので絵を描くだけではなく、いろいろな使い方ができるみたいです。
どんなものを作りたいか考えて参加するもよし、その場で考えるもよし!とにかく和紙に触ってみましょう。
詳細はこちらからどうぞ。ご予約は電子メールでお願いします。お名前とイベント名をお知らせ下さい。