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●11:00〜20:00/火曜日休館 ●〒650-0003 神戸市中央区山本通3丁目19-8 ●caphouse@cap-kobe.com ●TEL,FAX 078-230-8707



「CAP HOUSE プロジェクト」とは
2002年4月、C.A.P.[芸術と計画会議]は特定非営利活動法人の認定を受けました。
そこでこれまで実験的に行われてきた旧神戸移住センターでの活動を「CAP HOUSE プロジェクト」として新たに再スタートすることとなりました。
神戸市によって新設される海外移民資料の展示と併せて、アートがより身近に感じられるようなスペースづくりを目指します。

■CAP HOUSE■
 CAP HOUSEは、特定非営利活動法人「芸術と計画会議(C.A.P.)」が旧神戸移住センターを使って企画・運営するアートプロジェクトです。
 CAP HOUSEは、アーティストが集いそれぞれの制作活動を行い、あらゆる人々が交流し、互いに新しい価値を創造していく場を築くための実験を行っていくプロジェクトです。
 C.A.P.は、1999年11月3日より約半年間、当時空きビルとなっていた旧神戸移住センターで「CAP HOUSE - 190日間の芸術的実験」を行いました。そしてこの実験で、アートを軸とした多くの人々との交流を生み出す際の「場」の重要性を確認することができました。一方、時期を同じくして世界各国の日系人から、海外移住を物語る歴史的建造物である「旧神戸移住センター」を保存整備してもらいたいとの要望がありました。
 神戸市では2008年のブラジル移住100周年を機に、この建物が国立の「海外日系人会館(仮称)」として整備されるよう運動を推進しています。
 C.A.P.は2002年の春より神戸市から委託を受け、建物の管理、海外移住者の資料展示、そしてCAP HOUSEの企画・提案を行っています。

[旧神戸移住センターの歴史]
昭和3年、国立海外移民収容所として建設されたこの建物は、何度か名称を変更しながら、海外移民していく人達の導入教育に利用されてきました。神戸移住センターという名称で移民業務を終了する昭和46年まで、全国から延べ25万人余りもの移民をブラジルなどへ送り出しています。その後は神戸市立准看護学校や海洋気象台仮庁舎など様々に使われ、1999年にC.A.P.により「CAP HOUSE-190日間の芸術的実験」が行われました。

(C)2002-2004 CAP HOUSE プロジェクト • 特別非営利活動法人「芸術と計画会議(C.A.P.)」