菅佐智子
私は、「色の標本をつくろう!」という講座を担当した。
始めに「色」の話を受講者としてから、CAPのまわりに自然の色を発見しにいく。隠れたところに色はないか、植物だけやなくて、鉄が腐食してたり、時が経つ事によって生まれた色などいろんな色を見ながら、最終的に5つの小瓶に自分の色をつめる。色の詰め方は、物をそのまま入れるのもオッケーだが、植物からは水にひたし、そこから色水を作り、それを瓶に入れたりする方法を選んだ。
始めは、自然の色は始めはすごく奇麗でも色がすぐに変わってしまうので、その事に皆は幻滅してしまうのではないか?という不安点などあったが、そういう事を通り越して、受講者の1人1人が色であそんでくれて良かったと思う。
色を探している時、オシロイバナの種の中の白色の粉を発見した子。
色水を作っている時、色が出るかわからないものに挑戦して、他の子が作れない色を作っている子。
色水と色水を混ぜて新しい色を作っている子。
できた自分の色に名前をつけている子。(また、その名前が愉快!)
受講者の、それぞれの色のあそびかた、発見の仕方を見ていて私自身が楽しかった。
一番の反省点としては、この講座は2日講座にして、そうやって作った色水から布を染めたりする展開があったほうが面白かったであろう。ということ。
次回は、2日連続講座にしてもう一度やるのもいいなあとお思う。